2020/09/30
朝一番からトラックでクラシックカー専用エンジンオイルの AGIP Novecento が大量に入荷しました。
今回も船便で到着しましたが、少し通関で「いじめ」にあいながらも無事に届きました(笑)
北海道のイベントに間に合ったので一安心です。
今回は 30 リッター缶の割合が多く結構体力を消耗しました・・・
修理工場さんには 4 リッター缶よりも 30 リッター缶の方が良いですので。
事前のご予約頂いておりました業者様には本日より随時発送していきます。
また新規のお客様も大歓迎です!!まずはお気軽にお問い合わせ下さい!!
2020/09/29
1960 年代、1970 年代頃のフェラーリには大体使用されていました BRICO PRAM のシガーライターが入荷しました。
タバコを差し込むタイプです。
まぁ実際に使用する人は少ないと思いますが・・・私自身タバコを吸わないので使用方法分かりません・・・
多分タバコを差し込んで丸い黒い部分を押し込むとコイルが熱くなるのかな?ちょうどタバコを差し込んだ先にコイルがありますので。
お車を当時の雰囲気に戻したいのであれば絶対に必要です。
2020/09/26
日本国内で唯一当社だけが取り扱いをしておりますクラシックカー専用エンジンオイル「AGIP Novecento」
イタリアから届く販売促進用のグッズ等は正直「これってどうなの?」と感じる物が多いです。
だったら自分達で作ろうと今までも色々な物を作ってきました。
今回はオイル交換時にペタッと貼るオイル交換ステッカーを作りました。
ボールペンでも文字が書けるように記入部分のみ材質を変えて作りました。
ただハッキリと書くにはやっぱりマジックの方が無難かもしれません。
旗も作りました。
旗は基本的にイベントなどに出店する時に使用する予定です。
10月の初めに北海道で開催される「Trofeo TAZIO NUVOLARI」に当社も協賛させて頂いております。
最終日のゴール地点でもある江別 蔦屋書店さんの駐車場に出店予定です。
オイル積んでクルマで走ります。
私も当日はブースにおりますのでお声かけ下さい(笑)
2020/09/25
フェラーリ F40 のフューエルパイプを国内で修理しました。
基本的には青色と赤色のジョイント部分はオリジナルを再利用しております。
メッシュホースのみ新しい物に交換しました。
アールズでワンオフ製作も考えましたが、ジョイント部分が再利用出来るのであればやはりオリジナルの雰囲気を保ちたいので今回は修理をしました。
新品でまだ供給されているフューエルパイプもありますが、供給終了になれば今後は修理かワンオフしかないですから。
2020/09/24
ランボルギーニ カウンタック LP400 用にご注文頂きましたエンジンフード、トランクフードを開ける為のハンドル(オープナー)です。
メッキのレバー 2 本の間にある丸い物はロックです。
今回はロック(カギも付属します)付きを手に入れました。
ロックが付かない物もありますが、ロックだけ外せるのでどちらでも大丈夫です。
それよりも手に入るか入らないかの方が重要ですので。
ロックが解除されているとこんな風にレバーを引っ張れば「ガコンッ!!」とフードのロックが解除されフードが開きます。
キーでロックしているとこのレバーを引っ張ることが出来ません。
一応防犯の為にロックがあるようですが、オープンカーではないので多分カウンタックには不要なものかもしれませんね。
ちなみにカウンタックシリーズ(LP400、LP400S、5000S、5000QV、アニバーサリー 25th)は全て同じ物が使用出来ます。
なんとフェラーリ Dino 308GT4 も同じ物が使われています。
さらに、今回はメッキのレバーの物を手に入れましたが黒色のレバーの物も存在します。
でもやっぱり個人的には無駄にコストが掛かっているメッキレバーの方が好みです。
この頃まではレバーだけでもメッキして高級感出していますよね、こういう無駄な部分大好きです。
現代のクルマ作りではまず採用されないと思いますけど (笑)
2020/09/19
お客様からご依頼頂きましたランボルギーニ カウンタック 5000QV のウォーターポンプをオーバーホールしました。
必要なパーツも全てイタリアから取り寄せております。
メインのメカニカルシールは現在ではメーカー供給がない旧式のラバータイプを使用しました。
出来れば前後に付くワッシャーも変えておきたいですね。
80 年代のウォーターポンプです、構造見ると「これは漏れるでしょ」って思いたくなる感じです (笑)
そこは腕の見せ所、上手く仕上げておきました。
2020/09/14
ランボルギーニ エスパーダー シリーズ 1 用のエンジンパーツが徐々に入荷してきております。
ピストンは受注生産ですのでもう少しお待ち下さい。
エンジンガスケットキットやプラグコード等の点火系パーツもそろそろ到着する予定です。
まぁまぁ酷い状態のエンジンでしたのでこれから徹底的にやります。
2020/09/09
フェラーリ 275GTB/2 のエアーフィルターを取り寄せました。
275 ではカムシャフトが 2 本の 2 カムと、カムシャフトが 4 本の 4 カムではエアーフィルターも異なります。
さらに 2 カムでも 2 種類あります。
今回ご注文頂きましたフィルターのサイズは 175 x 125 x 55mm です。
但しおおよそ 60 年前のクラシックカーですので現在までに違うフィルターが装着されている可能性はございます。
出来れば現品のサイズを計測して頂いてからお問い合わせ頂けますと間違いないと思います。
2020/09/08
お客様からご用命頂きましたオルタネーターのオーバーホールが完了しました。
今回はランボルギーニ カウンタック 5000S に使用されている BOSCH 製のオルタネーターです。
今回はオルタネーター内部の一番肝心なローターコイルとステーターコイルの巻き直しもしました。
高速で回転するローターコイルによってステーターコイルに電圧が発生する構造ですが、ここがダメになってしまうと電線を巻き直さないといけません。
年々巻き直しをしてくれる職人さんが減ってきているようです・・・
その他ステーターコイルで発生した交流起電力を直流へ整流する役割のレクチファイヤー、電流を回転数に応じて制御するレギュレーターも交換します。
BOSCH 製であっても既に廃盤になっているパーツがありますのでその辺りはさすが専門店、独自ルートで確保してくれました。
コイルの巻き直しをするかしないかで金額は変わります。
検査をして巻き直しが必要と判断されれば当然ながら巻き直しをすることをお勧めします。
そのまま洗浄して再利用も出来ますが突然焼き付く可能性大ですので。
オルタネーター、A/C コンプレッサー、スターターモーターのオーバーホールをお考えの方はお気軽にお問い合わせ下さい。
どんな車種の物でも大丈夫です、但し最近の車の電装部品はオーバーホールするよりも新品購入の方が安い場合あるみたいですのでご注意下さい。
2020/09/05
お客様のフェラーリ 275GTB/4 のシートベルトをヨーロッパに送りレストアをしてもらいます。
何回もヨーロッパ側とやり取りをして慎重に準備をします。
レストアって簡単に言葉では言えますが、綺麗にするという意味ではないです。
「復元」するってことです。
ベルト部分はどうするのか、素材は?ステッチは?色は?ブラケットは磨くのか?メッキするのか?バックルは再利用出来るのか?可能な限り当時の新品オリジナルに復元してもらいます。
お願いする職人も当然ですが信頼出来ないと任せられません・・・中途半端な職人に任せてしまうと後で取り返しがつかなくなりますので。
とにかくシートベルトと言えど相当プレッシャーを感じながらこの仕事を受けています・・・(汗)
でもやるからにはとことん拘っていい物に仕上げたいと思います!!