2025/05/08
今回はパーツではなく専用工具のご紹介です。
こちらはフェラーリ F50 のホイールセンターロックナットを外す専用のソケットです。
もちろんその辺では売っていません(笑)
今や〇億円もする超高級スーパーカーの F50・・・出来れば無駄なキズ付けたりしないようにケチらず専用工具使っておきましょう。
このソケット、〇億円もする F50 専用工具なのでやはり〇十万円もするの!?・・・いいえしません(笑)
意外と良心的な金額です、但ししょっちゅう使う物ではないので。
その他にもフェラーリ専用工具、色々出ていますのでお探しの工具ありましたらまずは メール にてお問い合わせ下さい。
2025/05/01
ホースネタが続きますが、今回はオイルホースです。
フェラーリ 512BB 用のオイルホースですが、こちらは生産終了になっておりますので古いホースを修理することにしました。
こちらが BEFORE
基本的には口金(フィッティング)部分は再利用になりますのでココが割れたりしていないことが前提です。
あとは同じ太さのメッシュホース等があるかどうか、同じ内径のホースがあるか等です。
バラしてみて同じ径のホースがあればいいけど・・・と祈りながら作業して頂きましたが、問題なく修理出来ました。
こちらが AFTER
カシメ部分の形状が少し異なりますがここは仕方がない所です。
今回も大変満足な仕上がりでした。
いつもありがとうございます!!
2025/04/28
少し前の話なんですが、お客様からご注文頂き取り寄せましたフェラーリ 512TR 用の左右フューエルホース。
特に何も考えてなく、海外に在庫あったので取り寄せただけでした。
でも実際に手元に届くと・・・あれ?左右で色違うじゃん。
こちら ⇊ は右側。
こちら ⇊ は左側。
何の理由でフィッティングの色が変わったのか・・・謎
まぁ再生産されたんだろうなとは思いますがこれらホースはエンジンフード開けると見えちゃう箇所に使用されるんです。
お客様に届いたフューエルホースの色の違いを説明した所、出来れば同じ色に統一したいよねという事に。同感です。
古いオリジナルの左右ホースをお借りして比べてみると新たな発見が・・・
メッシュホースの径が小さく(細く)なっている。
さぁどうする。
とりあえずフェラーリに青色のフィッティングのホースが残ってないのか問い合わせてみましたが、答えは「NO」・・・
オリジナルに合わせてワンオフ製作も考えたのですが、同じ角度のフィッティングが国内の規格品ではないそうです。
余分なアダプターを取り付けるのも嫌だったので諦めました。
取引のあるホース修理屋さんに相談すると、同じ太さのメッシュホースは手に入るけど、やはり問題はフィッティングとのこと・・・ん~悩む。
ある時ひらめきました。
良く見ると左右のフィッティングは基本同じもので取り付けの角度が違うだけと言うことに気が付きました。
そこで、青色のフィッティングのホースをもう一本取り寄せて、分解してフィッティングのみ再利用することに。
簡単に説明すると青色のフィッティングが付いた右側のホースを2本用意して、両方バラシてオリジナルと同じ径のメッシュホースに交換し、片方のフィッティングの角度を左側用に合わせて取り付けるという事です。
そうすれば左右青色のフィッティングで尚且つオリジナルと同じ太さのメッシュホースになるという事です。
完成したのがこちら。
可能な限りオリジナルに近づけてもらい「違和感」ないようにお願いしました。
仕上がりはとても満足いくもので、おまけに圧力の検査もしてもらいました。
予想通り思いっきりの大赤字・・・でもこんな時もありますよ。(笑)
よほどのことがない限り二回目はやりません。
2025/04/16
フェラーリ 412 用の ANSA マフラーが入荷しました。
今回ご注文を頂いたのはリア側の左右のみ。
フロントエンジンの場合、中間マフラーもありますが、中間左右とリア側左右を購入するとまぁまぁの金額になります。
でもやっぱりクラシックモデルには ANSA マフラーが一番カッコイイです。
在庫はしておりませんが、他のモデルのマフラーも「復刻版」が出ております。
フェラーリ以外でも、ランボルギーニやマセラティも設定されております。
金額や在庫状況はその都度イタリアに確認しますのでお電話でお問い合わせ頂いてもお答え出来ません。
お問い合わせはご面倒でも メール かファックス (058-253-7572) にてお願い致します。
2025/04/15
当社在庫分のフェラーリ 328 用フードダンパーが入荷しました。
フロントフードダンパーとエンジンフードダンパーです。
短いダンパーがフロントフード用で長いダンパー 2本がエンジンフードダンパーになります。
製造メーカーはドイツの STABILUS です。
フェラーリのほとんどのダンパーがここの製品ですね。
ダンパーは消耗品ですので、次第にギロチン状態になっていきます。
そうなったら迷わず交換しましょう。
2025/04/11
フェラーリ Dino 246GT 用と 328 (ABS) 用のホイールボルトをご注文頂き取り寄せました。
フェラーリ純正品ではなく、社外品になります。
こちらはフェラーリ Dino 246GT 用のフロント側
フェラーリ Dino 246GT 用のリア側
そしてこちらがフェラーリ 328 (ABS) 用のフロント側
こちらがフェラーリ 328 (ABS) 用のリア側
基本的なデザインは純正品と同じです。
メッキがもう少し上手だと言う事ないですが、まぁこのレベルで入手出来るだけラッキーです。
仮にフェラーリ純正品が入手出来たとしても 1本の金額は〇万円します!!
個人的にはこの社外品で十分です。
もちろん F355 や 348 、テスタロッサ、550 等色々な車種用が出ておりますのでご興味ございましたら メール にてお問い合わせ下さい。
2025/03/04
ホイールの真ん中に付く跳馬ロゴがデザインされたキャップ(バッジ)、ホイールセンターキャップ、何種類かあるんです。
大まかに言うと旧タイプと新タイプ。
旧タイプは F430 くらいまでなのかなぁ~、1970 年代後半くらいから同じデザインのタイプです。
そして F430 以降くらい?からは黄色も濃くなり、跳馬もちょっと近代的なデザインに変更されたのが新タイプです。
下の写真、左 2 個が「旧タイプ」、右 2 個が「新タイプ」です。
旧タイプも種類がありますがデザインの違いではないです。
F355 (M2.7) の頃にセンターキャップをパチンとはめ込んで止める方式ではなく後ろ側にロックリング(サークリップ)で止めるタイプがありました。
なので横から見ると違うんです(それだけ)
そして新タイプ、品番は 226245 でしたが現在は 340066 に変更されています。
下の写真、左側が 226245 で右側が 340066 です。
違いは・・・分かりません(笑)
裏側も色がちょっと違うだけでほぼ同じ。
多分製造メーカーが変わっただけなのかも。
でも旧タイプと新タイプを比べるとやっぱり跳馬のデザインの違いはハッキリ分かります。
まぁ個人的には 2000 年頃までのモデルは旧タイプ、それ以降は新タイプかなとは思っていますが、問題は旧タイプの入手が難しいことです。
仮に旧タイプが見つかっても 1 個何万円もします・・・涙
正直クラシックモデルに新タイプはちょっと違和感ありますので気になり始めると気になります。
でも普通に手に入るのは新タイプのみですので、ある意味選択肢は限られますね・・・
2025/02/26
久しぶりにご注文を頂き取り寄せましたフェラーリ F355 の左右フロントフェンダーに付けるスクーデリアフェラーリエンブレムです。
これ実は左右違うんです。
でも細かくはどう違うのか良く分かりません(笑)
一応左右品番違うので何処かは違うんでしょう。
良く似てますがフェラーリ 360 モデナ用とも異なりますのでご注意下さい。
2025/02/21
1970 年代頃のイタリアン クラシックカーに結構使用されていた BRICO PRAM のシガーラーターをご注文頂きましたので探して取り寄せました。
新品と分かる紙が巻いてあります。
ここ何年か前までは簡単に入手出来ていましたが現在は少し探さないと見つかりませんし、何より金額が倍くらいになりました。
パーツの値段は年々値上がりします・・・それも数パーセントの値上がりではなく倍や物によっては何倍にもなります。
正直必要なパーツは「今」買っておくのが一番安いのかもしれないと個人的には思います。
為替の影響で急激な円高になれば若干安くなる時はあると思いますが、基本的に海外での商品単価自体は安くなることはないですし、送料もビックリするくらい高いです・・・
来年になると更に値上がりしておまけに入手困難にもなりますので。
2025/02/19
久しぶりに取り寄せました、フェラーリ テスタロッサ用のイグニッションコイルです。
以前は割と簡単に入手出来ていましたが、最近はちょっと探さないとない時もあります。
オリジナルは MARELLI 製でしたが現在は違います。
コイルは MARELLI 製から CHAMPION 製に変更されています。
そして後ろ側に付くモジュールは・・・GERMANY とだけ書かれています。
もちろんオリジナルはこちらも MARELLI 製の BKL3B でした。
一時は HELLA の時もありましたし、ロゴの部分だけ削られて供給されていた時も。
まぁ、気分的に MADE IN CHINA ではなさそうなのでちょっと安心?