2026/09/25
少し前までかなりの時間をかけて「LOBO」の刻印が入ったボルトを探していました。
結構スルーされがちですが、ボルトにもブランドがあり、特にクラシックフェラーリなんかにはイタリアの LOBO 社のボルトが多く使用されていました。
正直お客様の希望のサイズを全て LOBO で手に入れるのは難しく、今回も何種類かは他の刻印の物になりました。
こんな情報はパーツカタログには記載されていません(一部の車種の一部分だけ記載されている!!)ので、品番だけで手に入れても、まぁほとんどは新しい物に変わっています。
ネジ径、ピッチ、首下などのサイズを元に、世界中で探します。
親切なショップだと、わざわざ在庫のボルトを自分で確認して「LOBO の刻印入ってるよ!!」ってお知らせしてくれますが、ほとんどのショップではムリ。
そもそも担当者が「LOBOってなんじゃ!?」状態。
そういう時はとりあえず 1 本取り寄せてみる。
そんなことをひたすら繰り返して集めていきます。
この「LOBO」の刻印の為に!!
でもやっぱり全部は揃わないので、他の刻印のもので代用したりもします。
今回は「MM」だったり「3F」だったり。
フェラーリの品番があるボルトはとりあえず取り寄せてみたら、同じ品番なのに違う刻印のボルトが届いたりもしました。
「3F」と何故か「FIAT」の刻印。
これはこれでレアかも。
3F の刻印は同じくイタリアの Fontana 製らしい。それじゃー FIAT は??
と調べれば調べるほど沼にハマっていく・・・面白いが正直儲かりはしない。
今回も 100 本くらいボルトを取り寄せたが、1 本 10 万円でだれが買う?
2026/09/15
当社が取り扱っております社外品のオイルフィルターですが、また値上がりしました・・・
写真左側の大きな方がテスタロッサ用、右側が 512TR/F512M 用になります。
今回値上がりしたのは左側のテスタロッサ用です。
確かにちょこっとだけデザイン変わりましたが、まぁ基本構造とかは変わってないでしょう。
金額は以前より 2 倍とは言いませんが近いくらい上がりました。
何のアナウンスもなく突然値上がっていますので心の準備が出来ないです。
今回も在庫がなくなったので取り寄せてインボイス見たら・・・あれ?って感じです。
とにかく値下がりすることはまずないです。
2026/09/09
Campagnolo のレプリカホイール、フェラーリ Dino 246GT に装着しましたが・・・
やっぱり少し削ったりと手を加えないとすんなりとは装着できません。
まぁ取り付けをされたのは師匠なのでこんなことは想定内。
普段高年式や現行モデルしか取り扱っていない業者さんだと・・・もしかするとクレーム/返品かも。
取り付け出来ないと言われてクレーム/返品されたパーツでも、加工とかが出来る業者さんにお渡しするとすんなりと取り付け/使用出来たと言うことは過去に何度もありました。
もちろん全く使用不可だったパーツも数多くありましたけど・・・(笑)
ある意味、これがクラシックモデルの常識です。
だって Dino 246GT って 50 年以上も前のクルマですよ、パーツあるだけラッキーなんです。
時々、ポン付け出来たら「お~っ!!」ってビックリしてしまいますけど。
2026/09/03
相変わらず供給が不安定なフェラーリ純正のコンプリートクラッチ。
先日唯一入手出来たテスタロッサ用が完売して、メーカー在庫もゼロになりました・・・
AP 製のコンプリートクラッチはフェラーリ 512BB/512BBi 用、348 用のシングルディスク、ツインディスク、そしてこのテスタロッサ用が設定されていますが、現在は全滅。
しばらくしたらまた少量のみ供給されるのか、それともこのまま生産終了になるのか不明です・・・
ちなみにフェラーリ 308/328 用の AP 製/BORG & BECK 製も入手困難なんです・・・涙
2026/09/02
こちらは先日ご注文頂き海外から取り寄せましたフェラーリ Dino 206GT 用のセンタースプラインハブです。
もともと純正供給はありません。
今回も社外品でしか手には入りませんが、手に入るだけありがたいです。
センターロックホイール用ですので、Dino 206GT と Dino 246GT Tipo-L (L タイプ) にも使用出来ます。
2026/08/04
フェラーリ 348 用 アルミ製のラジエーターサブタンク (エキスパンションタンク) をご注文頂き海外から取り寄せました。
オリジナルはスチール製ですので、こちらは社外品になります。
見た目はオリジナルとほぼ同じデザインで作られています。
この辺り見るとアルミ製だと分かりますね。
この 348 用に限らず、他のフェラーリモデル用 (Dino 246GT、Dino 308GT4、308GTB/GTS、308QV、328、モンディアル、F40、テスタロッサ) でもアルミ製が海外では販売されています。
数年前まではスチール製のオリジナルが普通に手に入ったので、正直「誰がアルミ製をわざわざ選ぶのかな?」と思っていましたが、ここ最近の価格上昇でオリジナルのスチール製が結構なお値段になってしまいました。
この 348 用でもオリジナル品はアルミ製のおおよそ 1.5 倍以上します。
昔は明らかにワンオフでアルミで作りましたと言ったデザインの物が取り付けられていたクルマを見ましたが、それとは全然違います。
現在手に入るアルミ製であればエンジンフード開けても違和感がないでしょう。
もちろん高くてもオリジナルのスチール製が良いというのであれば、それはそれでイイのです。
高いけどオリジナルのスチール製、オリジナル品より安価な社外品のアルミ製、どちらを選んでも正解です。
2026/06/09
当社が販売しておりますフェラーリ F355 用のコンプリートウォーターポンプとフェラーリ 360 モデナ用のコンプリートウォーターポンプです。
どちらも純正供給での「コンプリート品」は設定がありません。
コンプリートで探すと社外品しかないんです。
と言うことで当社では何年も前から、新品の純正部品で組み立てて、水圧テストをしたこのコンプリートウォーターポンプを販売しております。
F355 用と 360 用の違いは・・・インペラーだけです。
その他のパーツは全て同じ。
写真左側の 2 個が 360 モデナ用、右側の 2 個が F355 用です。
残念なのはとにかくパーツの値段が上がっていくこと。
特にここ数年の円安は輸入業者である当社には大打撃です。
数年前までは 1 ユーロ = 145 円くらいだったのが、現在は 1 ユーロ = 185 円。
あとは海外からの送料・・・燃油サーチャージが上がりましたので数か月前よりもさらに厳しくなりました。
企業努力で何とかなる範囲をはるかに超えました。
少し前の価格をご存知の方からすると現在の販売価格は「マジで!?」って思うでしょうね。
すみません・・・でもこれが現実です・・・
2026/05/29
今回はこんなものを結構真剣に探して手に入れました。
どこに使用するネジか分かりますか??
これらはクラシックフェラーリ(1960 ~ 1970 年代頃)の内装パネル固定用のマイナスネジとフィニッシングワッシャーです。
もしこれらの年式のお車を所有されているオーナーさんがこのブログをお読みであれば、お車のドアパネルのネジがどんなものが使用されているか見てみて下さい。
結構な確率でプラスネジのはずです。
理由はなかなかこのマイナスネジって手に入らないからです。
ただ単にマイナスネジであれば OK って訳ではないです。
実はこのマイナスネジだけでもここまでたどり着くのに数年掛かっています。
その間も何回も取り寄せてはダメ、取り寄せてはダメの繰り返し・・・ようやく「いいね~」って感じのネジが見つかりました。
ただ・・・金額は高いです。ネジ 1 本でも数百円になります。
正直この日本で需要があるのか疑問です。
既に大喜びで購入して下さった変態さんはいますが(笑)
ネジの太さや長さもあります。
もしご興味ございましたらご面倒でも メール でお問い合わせ下さい。
2026/05/27
クラシックフェラーリ、クラシックランボルギーニ、クラシックマセラティ、その他クラシックイタリアンカーの部品を探す仕事をしていると、ここ数年でかなり時代が変わってきたなと感じています。
以前よりも円安が進み、海外送料も高騰。さらにヨーロッパ現地での部品価格自体もかなり上がってきています。
フェラーリ純正部品も、「昔は普通に買えたのに…」という物が本当に増えてきました。
生産終了になっていたり、納期未定だったり、ようやく手に入れても以前とは仕様や生産国が変わっていることもあります。
もちろん機能的には問題ない場合も多いですが、クラシックカーの場合は単純に ”使えれば OK” という話でもありません。
例えば、ゴムホースの質感、ネジの雰囲気、マフラーの形状、オイルフィルターの見た目や色… こういう細かな部分でも、車全体の空気感はかなり変わります。
最近は現代車と同じような感覚で、「Amazon みたいに直ぐ届く」「検索すれば全部出てくる」と思われる方も増えてきました。
確かに今の時代は本当に便利です、私も Amazon はまぁまぁ利用してますので。
でもクラシックカーの部品探しは、実際にはそんなに簡単な世界ではありません。
同じ車種でも年式や車体番号、仕様国で違ったり、過去の修理で別部品に変更されていたり、そもそもカタログ通りでなかったり、部品番号が存在しなかったりと。
そのため、たとえボルト1本探すだけでも、古い資料を確認したり、海外へ問い合わせたり、寸法を調べたり、写真で見比べたりと、思っている以上に時間と労力が掛かっています。
特にクラシックモデルは、” 個体差 ”との戦いであったり、謎解きだったりする部分もあります。(笑)
そのため、お問い合わせを頂く際は、出来るだけメールや FAX にてご連絡をお願いしております。
車種、年式、車体番号、アッセンブリ番号、現車/現品写真 などの情報を一緒に頂けると、確認作業がスムーズになります。
電話ですと、どうしても情報が限られてしまい、その場で正確なお返事をすることが出来ません。
商品の価格も高く、間違いをなくすためにもお時間を頂きながら確認を進める必要があるということをご理解頂けますと幸いです。
私も単純に「部品を売る」というよりは、「その車の雰囲気を出来るだけ壊さず、どう維持していくか」を大切にしながら日々部品を探しています。
便利な時代になったとはいえ、クラシックカーの世界は、まだまだ人の経験やネットワークに支えられている部分が大きいなと日々感じます。
でも、そういう少し不便なところも含めて、クラシックカーの面白さなのかもしれません。
2026/04/27
とても稀ですがフェラーリ F40 用のラジエーターサブタンク(エキスパンションタンク)のオリジナルと社外品を別々のお客様から同時にご注文を頂きました。
せっかくなので比較してみましょう。
こちらはアルミ製の社外品。
そして、こちらが純正品。
デザインはほぼほぼ同じです。
まぁ社外品の方が仕上がりが良い気もしますが、30年以上も前のモデルなのでオリジナルの方が雰囲気は合いますね。
お値段は純正品の方が社外品よりも2倍強お高いです。当たり前ですが。
多分社外品取り付けていても気づかないレベルではあります。