2020/09/03
お客様からご注文を頂きましたランボルギーニ ミウラ用の前後ブレーキパッドと前後キャリパーキットが到着です。
キャリパーキットはこの頃 1960 年代は Ate 製ではなくガーリング製のキャリパーが多く使用されていたようです。
ミウラのキャリパーも前後共ガーリング製ですので、そのキャリパーに合ったシール類が必要です。
この頃はダンロップ製のキャリパーもありました。ダンロップって聞くとタイヤしか思いつかないかもしれませんが結構部品も作っていました。
今月中頃にようやく AGIP オイルの第 2 便が到着する予定ですので、実は先週から倉庫の整理をしております。
今回は 30 リッター缶が沢山到着しますのである程度のスペースを確保しておく必要があります。
倉庫には以前から「中古部品」が散乱しておりまして・・・汗
ようやく重い腰を上げて中古部品の整理をし始めました。
これら中古部品(中には新品も)は訳あって何年か前に大量に手に入れました、ただ品番がない物が多く、フェラーリパーツがほとんどだと思うのですが正直分からない物も多いんです。
写真はほんのほんの一部で多分この写真の 10 倍くらいはあると思います。
ある程度までは長年の経験と記憶、蓄積された文字データ、2 万枚を超える写真データで判別は出来るのですが、一部は全く分からず多分鉄くずになる物もあると思います。
今後は少しずつ整理をして販売していこうと思います。
以外と貴重な物もあったりして。
2020/08/27
フェラーリ 308GTB/GTS (キャブ車)、308GTBi/GTSi (インジェクション車)、308QV に使用可能な左右フロントウィンカーランプ Assy のご案内です。
当時のオリジナルではないですが、CARELLO 製のリプロダクション品になります。
レンズはもちろん、ハウジングにも CARELLO の名前が入っています。
Dino 308GT4 はレンズの形違いますのでご注意下さい!!
レンズとレンズ取り付けのネジを短い物に変えれば Dino 308GT4 としても使用出来ます!!
現在ヤフオクに出品中です。
ちなみに Dino 308GT4 用のレンズもヤフオク出品中です。
2020/08/25
クラシックフェラーリに良く似合う 14″ (350mm) のワイパーブレードが入荷しました。
スケルトンタイプでオリジナルですと差し込むところに「CARELLO」と「TORICO」のダブルネームがありますが、こちらは社外品ですので名前なしです。
でも見た目はクラシック感ありますので今時のブレードよりは締まって見えます。
差し込み部分は 7mm ですのでフェラーリ以外でももちろん使用可能です。
お気軽にお問い合わせ下さい。
2020/08/20
フェラーリ テスタロッサ用のフロントブレーキディスクを取り寄せました。
1984 年~ 1991 年にかけて 7,177 台生産されたテスタロッサですが、全てのテスタロッサに適合する訳ではないんです。
そう、テスタロッサにはセンターロック式ホイール装着車と 5 本ボルト式ホイール装着車の 2 車種が存在します。
そのうちのセンターロック式ホイール装着車のみに適合するブレーキディスクになります。
288GTO も同じブレーキディスクが使用出来ます。
このように「テスタロッサ」と言っても全て同じパーツが使用されている訳ではないですので、パーツをお問い合わせの時は必ずお車の「車体番号」をご連絡下さい。
2020/08/18
既にイタリアを出港した船が 9 月頃に日本に到着する予定です。
今回はクラシックカー専用エンジン/ミッションオイルの「AGIP NOVECENTO」のラインの中でも一番大きな 30 リッターペール缶が相当数入荷します。
日本では 20 リッターの缶をペール缶と呼んでいますが海外では 30 リッター缶もペール缶って呼んでいます。まぁただの鋼鉄製の缶ってことですから特に意味はないです。
地道に業者様(修理工場様)を営業周りしているとやはり 4 リッター缶ではなくペール缶が欲しいと・・・そりゃそうですよね。
4 リッター缶だと、作業効率も悪いですし、大量の空き缶が出ますので・・・
シングルグレードの 40 や 50 は今回あまり大量に入荷する予定がなく、というかイタリア本社が在庫を持っていない!!ということでマルチグレードの 20W-50 と 15W-50 が大量に入荷します。
結構世の中にはクラシックカー専用のエンジンオイルも出ていますが、ベースオイルが鉱物ではなく化学合成の物も多いです。
さすがにクラシックカーのエンジンには最新の化学合成では逆効果です。ここは鉱物油を選択して下さい。
30 年、40 年、もっと前の技術と素材で製造されたエンジン部品はさすがに現代の部品と比べるとかなり精度は低いです(当たり前です)ミクロの世界で見ると表面はガタガタでそこに最新の化学合成オイルを入れてしまうと、その細かな隙間を簡単に通り抜けてしまいオイル漏れを起こします。
ガスケットも紙のガスケットの時代です。やはりこの辺りも考慮してクラシックカーのエンジンにやさしい鉱物油を選択するのがベストです。
フェラーリ専用という訳ではなく、アルファロメオ、ランチア、フィアット、アバルト、ランボルギーニ、マセラティ、イタリア車以外のクラシックカーでももちろん大丈夫です。
おまけに 1990 年代 F1 でのイメージを持った方も多いと思います、 AGIP の火を噴く六本足の犬のロゴ・・・これだけでも価値あります(笑)
業者様(修理工場様や中古車販売店様)には業販価格で卸させて頂きます、まずはお気軽にお問い合わせ下さい。
もちろん正規ディーラー様もお気軽にお問い合わせ下さい、最近は新車を販売されている正規ディーラー様にもクラシックカーが入庫しております。
実際に何件かのイタリア車正規ディーラー様にもご利用頂いておりますので!!
2020/08/17
連日危険な気温です・・・この辺りも 39℃ くらいあります。
34℃ くらいが「ちょっと涼しいね」と感じてしまうくらい狂っています・・・
写真のピストンは JE Pistons 製のランボルギーニ カウンタック LP400 用です。
ミウラも同じピストンを使用していますので過去に何度か取り寄せたことあります。
今回もサイズをご指定頂き受注生産しました、納期はおおよそ 2 ~ 3 ヶ月くらいですね。
ピストンに関しては特別「オリジナル」に拘っていません。
ピストンは現代の技術で製作された物の方がバランスも精度も当時のオリジナルより格段に良くなっていると思います。
そんなピストンを使用してキッチリ調整すれば、当時の新車時よりも少しパワーアップしたエンジンになると思います。
そんなこともクラシックカーでは体感出来るのがイイ所でもあります。
現代のクルマではエンジン内部なんて触らせてもらえないでしょうから。
2020/08/10
既に生産終了になりましたフェラーリ テスタロッサ用右側(助手席側)のフロントウィンカーレンズですが、奇跡的に新品/未使用の在庫ございます。
もちろん一点のみです。
まだ未開封の状態です。
既にウィンカーレンズが割れていたりしている方にはすぐにでも手に入れておいた方がいいと思います。
これから先もテスタロッサをご所有される方にはスペアで入手されても損はないと思います。
基本的には再供給されませんので今後はリプロ品しか出ません。でも 328 のリプロレンズでもクォリティが低い物ばかりでしたのであまり期待は出来ません・・・
ありがとうございます、完売致しました!!
2020/08/07
フェラーリ 365GTB/4 デイトナ用の A/C コンデンサーを国内でオーバーホールしてもらいました。
オーバーホールと言ってもほとんどワンオフに近いのかな?
コア(フィンの部分)は厚みが 22mm の新品コアを使用しました。
両サイドのブラケットは新たに製作してもらい、ホースが繋がるジョイントは再利用です。
お付き合いして頂いておりますラジエーター屋さんには本当に感謝しています。
フェラーリだからといって法外な値段請求されることは全くないですし、細かなところまで非常に丁寧に仕上げて頂いております。
新品部品の供給が少ないクラシックモデルではこのような職人さん達のお陰でクルマが蘇ります!!
2020/08/06
先日お客様からご注文を頂いておりましたフェラーリ Dino 246GT 用のコンプリートピストンが海外から届きました。
いつもはアメリカの JE-PISTONS 製が届くのですが今回は何やら「COSWORTH」と書かれた箱に入ってきました。
COSWORTH ? コスワース?あのコスワース?
コスワースがピストンを作っていたのは知っていましたが、海外でもコスワース製はかなり金額高くなるから、ワンオフで作る必要があるピストンなら仕方がないけど・・・と言われていました。
コスワースと言えばイギリス人のマイク・コスティンさんとキース・ダックワースさんが 1958 年に創業したレーシングエンジンビルダーです。
個人的なイメージはやはり名機「DFV」ですね。
1970 年代の F1 ではほとんどのチームが FORD DFV エンジンを搭載していたくらいです。
1970 年代の F1 が欲しい私ですが、ダメならせめてコンプリートの DFV が欲しいくらいです(笑)
何か一人で興奮して梱包していました(笑)
2020/07/30
昨日の F40 用オルタネーターに続いて A/C コンプレッサーも作業完了して戻ってきました。
まだまだ続けてフェラーリ 456 用の A/C コンプレッサーも現在作業中です。
今度は 360 モデナ用のオルタネーターと A/C コンプレッサーのオーバーホール依頼がありますので。