2024/04/19
こんにちは、高橋です。
当社は基本クラシックフェラーリパーツを専門に取り扱っておりますがマセラティのクラシックパーツもリクエストがあればお調べします。
但し!!現行モデルや高年式のマセラティパーツは取り扱い致しませんのでご注意下さい。
現行モデルや高年式のパーツはご面倒でもマセラティ正規ディーラーさんにお問い合わせ下さい、万が一当社から購入しても定価より高いです。
車種で言うと 1990 年代のギブリ II やクアトロポルテ IV (V6/V8) までです。
それ以降の車種はごめんなさい。
今回取り寄せたのはマセラティ メラク用のタイロッドエンド。
1972 ~ 1982 年頃まで生産された V6 エンジンのモデルで生産台数は 1,800 台くらいだったと思います。
マセラティのクラシックパーツは世界的に見ても専門店はフェラーリに比べても圧倒的に少なく、パーツを探すのも結構苦労します。
思っている以上に手に入らないと思って頂いた方が無難です。
パッと見た感じ、フェラーリとかのタイロッドエンド使えないか?と思うでしょうがネジ径違いますので。
2023/06/27
クラシックカー用のウォーターホース/ラジエーターホース在庫ございます。
ラバー製のストレートホースです。
シリコンホースだとちょっと違和感あって雰囲気違うんだよな~って思う方にはベストな商品です。
今の所サイズは、内径 28mm、30mm、32mm、35mm、38mm、40mm がございます。
生地が巻いてあるタイプですので雰囲気はバツグンです。
国内ではあまり販売されていないタイプのようです。
1 本が 1m の長さです。
とりあえずは最低 1m での販売になります。
フィアット、アルファロメオ、ランチア、アバルト、フェラーリ、ランボルギーニ、マセラティ、その他本職ではないので詳しくは分かりませんがイギリス車やフランス車にももちろん使用出来ます。
金額等のお問い合わせはご面倒でも メール でお願い致します。
2023/06/09
キャブ車用で大活躍しているフューエルポンプです。
フェラーリでもランボルギーニでもマセラティでもアルファロメオでもフィアットでもアバルトでも、キャブ車であればこのフューエルポンプでまず大丈夫です。
右側のフューエルポンプの状態で納品されますが、当社ではちょっとひと手間かけて BENDIX のステッカー貼ってお客様には納品しています。
見た目の雰囲気かなり変わりますよ!!
旧車なんかで良く使用されている NISMO から出ているフューエルポンプは設定燃圧が高すぎるので当社では燃圧が低い物を調達して販売しています。
この前は頭の部分だけ塗装屋さんで赤色に塗ってもらいランボルギーニ ミウラ仕様を作りました。
ただの拘りなんですが、この拘りは今後も続けていきますよ!!
2023/03/01
昔から資料にと洋書を集めていました。
いつ役に立つか分からない洋書も多いですが、最近はこの OSCA と MASERATI の洋書で色々調べまくっています。
まぁ今の時代ネットで調べることが出来る情報も多いですが、やっぱり古い洋書も貴重な資料です。
OSCA なんかは本自体たくさん出版されていないので正直調べれる内容も限られます。
一方マセラティはこの本以外にも何冊も持っていますが、某モデルのみとなるとまたまた資料が減ります。
GT カーは割と多いですが、50 年代のレーシングモデルとなるとまた別の資料ですので。
これで何を調べているのかは秘密ですがなかなか興奮する内容です。
多分こんなんで興奮しているのは私とあの人くらいでしょうか(笑)
2022/10/21
5 月のミウラ用ピストンに続いて今回は 400GT 2+2 用のピストンを取り寄せました。
と言っても 400GT 2+2 用のピストンはミウラと同じなんです。
現在 400GT 2+2 のパーツ供給を 2 台掛け持ちでやってますのでごちゃ混ぜにならないように気を付けてます。
おまけにミウラとカウンタック LP400 とマセラティ ギブリとフェラーリ 250GT Berlinetta Lusso と Dino 246GT と 1960 年代、1970 年代モデルのパーツ供給が重なってますので探したりするのも結構大変なんです。
当然のことながら簡単に入手出来るパーツは少なく、おまけに現在装着されているパーツがオリジナルかも事前に聞いておかないと後で問題になる場合もあります。
今回も Dino 246GT のワイパーブレードをお問い合わせ頂いておりますが正直ワイパーは違う物が付いてる場合多いです。
ブレードは差し込みタイプのアームが付いている前提で探しますが、稀に U 字フックのタイプに改造されていたり、さらにはまぁまぁ酷い改造されてることもありますので事前に現品の写真頂いたりしてます。
クラシックカーのパーツは探している時間が一番長いです・・・調べものやったり探したりする作業で一日終わる時もあります(笑)
2022/09/22
初代マセラティ ギブリのブレーキフルードタンク、アルミキャップだけが欲しいと言うことで探しました。
基本的にはもうマセラティからは出ませんし、そもそもキャップだけの供給はありません。
まぁ探せばあるもんです(笑)
以前はこれよりも径が小さいクラッチマスター用のキャップも手に入れていましたので多分入手出来るだろうと思っていました。
写真左側が径が小さいクラッチマスター用のキャップ、右側が今回取り寄せたブレーキフルードタンク用の径が大きいタイプ。
どちらも「GIRLING」って書いてあるのが分かりますか?ココがポイントで絶対に譲れない部分、但しお客様からのリクエストがあった訳ではないです。
私自身が勝手に「ここは絶対に必要なポイント」と拘っているだけです(笑)
こんなキャップだけでもお客様にすごく喜んで頂けましたのでこちらも嬉しいです。
2022/09/02
いつもイタリアから取り寄せているプラグコードセット、残念ながら最近はコード(ケーブル)の素材が PVC (塩ビ) からシリコン製に代わってしまいました。
シリコン製のちょっとフニャフニャ感が嫌いなんですよね個人的には・・・
おまけにコードにおもいっきり “SILICONE” って書かれちゃってます。
このままの状態でもフェラーリであればクラシケ取得には問題ないそうですが・・・ちょっと違和感ありませんか?
自分の中で妥協しようと思っていたのですが、やっぱり許せないのでせめて文字だけでも消してやろうと思いある薬品を使用して消すことに。
擦っていくと少しずつ消えていきますが、重要なのは文字だけを消して色落ちはさせない事。
色々な道具や薬品を試してある物が最適と分かりました(笑)
結果・・・
はい、綺麗に文字だけ消すことに成功。
別にお客様に頼まれた訳ではないのですが、キャブ車のプラグコードは納品前に勝手に文字消ししてからお送りしますので。
相変わらず変なことにエネルギー注いでいます(笑)
自己満のお話でした。
2022/08/04
マセラティメラクのパーツを取り寄せました。
メラクは 1972 年から 1982 年頃に生産されましたがこの時代、マセラティの親会社はフランスのシトロエン。
パーツを取り寄せるとシトロエンのロゴが入っている物もあります。
さらにマセラティ関係で入手出来ないパーツは案外シトロエン関係で探すと出てくることもあります。
まぁシトロエンは全く無知なのでその他は分かりませんが・・・
リダクションタイプのセルモーター、こちらもマセラティ メラク用で探すとなかなか出てこないですが、シトロエン SM 用で探すと出てきます。
カムシン等が採用している油圧システムはほぼシトロエンの技術です。
ですので油圧システム関係のパーツやオーバーホールは今でもシトロエン系列に依頼することが多いです。
2022/05/31
拘りと言えばカッコイイですが、ある意味ただの「自己満足」でもある内容をご紹介します(笑)
ある日、関東の師匠から・・・
「高橋さん、今やってるマセラティのミストラル、目玉が可愛くないんですよ~」
という電話がありました。
目玉が可愛くないという訳は、ヘッドライトが当時の物ではなく横から見ると平らないわゆる平面タイプのヘッドライトが装着されていると言うことです。
この頃のヘッドライトは平面ではなく丸くなっているのがオリジナルなので見た目もちょっと変わってしまいます。
ただ当時物を探したりすると1個何万円、いや何十万円にもなってしまいますので、とりあえず安価で手に入るキャレロ製のヘッドライトをご案内して取り付けることになりました。
こちらが交換前の平面レンズ
そしてこちらが交換後の丸レンズ
結構違うでしょ?
平面レンズの方が光量もあり安全ですがやはり見た目が気になります。
そこで丸いレンズに変えても安全なように、今回は H4 LED バルブを使用したそうです、これで明るさはバッチリで見た目もグッド!!
取り付け終了して写真が送られてきました。
「やっぱりコレでしょう!!」
と言いながら二人でニヤニヤしてました。
そんな変態オッサン仲間のお話でした。
2022/05/24
マセラティ ギブリのエンジン作業がほぼ完了です!!
現行モデルではないですよ(笑)初代のマセラティ ギブリ (1966 年 – 1973 年) です。
実際に作業されたのは東の師匠ですもちろん、私はパーツ供給で後方支援です。
それにしてもさすが師匠、クラシックカーに対する価値観が私や西の師匠と同じです。
可能な限りオリジナルに近づけています、「雰囲気」は絶対に重要です。
ボルト、ナット、クランプバンド等の細かな部分も出来る限り当時風にまとめてあります。
東西の師匠、全く同じこと言ってますが「ボロでもオリジナル度が高いクラシックカーの方が絶対にイイ」とのこと。
どういう事かと言うと、いくら綺麗でピカピカな個体でもオリジナルのパーツが付いてないと後から新品や中古でオリジナル品を入手するのが非常に難しい時代になりました。
仮に見つかっても相当な金額です。それよりもオリジナルパーツが付いているボロの個体はエンジンやボディーはちゃんとした人が関われば綺麗に復元出来ますので。
結果的にオリジナル度の高い綺麗な個体に仕上がると言うことです。
まぁただこれはあくまでも私たちの価値観ですが(笑)