V型12気筒

フェラーリ 365GTB/4 デイトナ用 ANSA マフラー

2025/10/24

数ヶ月前に発注していた フェラーリ 365GTB/4 デイトナ用 ANSAマフラー が、ようやく完成して無事に到着しました。
今回は タコ足(エキマニ)から中間マフラー、エンドマフラーまでのフルスペック仕様
当然ながら〇百万円コースですが、「作ってもらえるだけありがたいよね~」という気持ちです。

何と言ってもデイトナはすでに 50年以上前のモデル
たとえ復刻品とはいえ、これほど古い車のマフラーが新品で手に入るというのは本当に素晴らしいことです。
もちろん フェラーリ・クラシケ対応 ですので安心です。

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差し込みタイプとフランジタイプ

デイトナのマフラーには 差し込みタイプ フランジタイプ の2種類があり、
今回はお客様のご希望で 差し込みタイプ をオーダーいただきました。

ANSAの特徴的なブラックボディとクロームテール、
このクラシックなシルエットは何度見ても惚れ惚れします。
正直、見ているだけで満足してしまうほど美しい仕上がりです。

取り付けは簡単ではありません

残念ながら、これは「ポン付け」とはいきません。
今回の取り付けは長年お付き合いのある某ショップさんが担当されますが、
「全然大丈夫、付かないの分かってますから(笑)」と頼もしいお言葉。

初めて取り付ける方ですと、合わない部分が多くてクレームや返品になりかねません。
デイトナのようなクラシックモデルでは、職人の調整ありき のパーツだということを理解していただくのが大切です。

ANSA マフラーの魅力

フェラーリ用はもちろん、ランボルギーニマセラティ 用などもオーダー可能です。
価格は決して安くはありませんが、
クラシック・イタリアンカーにはやはり ANSAマフラーがベストマッチ
音、見た目、雰囲気――どれを取っても他には代え難い存在です。

ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
ただし、お電話では即答が難しい場合がありますので、
必ずメールまたはFAXでのお問い合わせ をお願いいたします。

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フェラーリ用 日本製ラジエーター

2025/09/17

フェラーリを長く乗り続けていると、誰もが一度は直面するトラブルがあります。
それが「ラジエーターからの冷却水漏れ」。

特に F355 などに採用されている純正ラジエーターは樹脂タンク仕様。

熱と経年劣化によってタンクが割れ、気がつけばガレージの床にクーラントが広がっていた…そんな経験をお持ちのオーナー様も少なくありません。

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日本製ラジエーターの強み

当社がお勧めするのは、国内の熟練職人が新規製作する真鍮タンク仕様ラジエーター。

・樹脂タンクの弱点を克服

 → 劣化で割れる心配なし。長期使用にも安心。

・オールアルミより強い耐久性

 → アルミはコア根付けの剥がれから漏れる事がありますが、銅コア+真鍮タンクならそのリスクを最小化。

・冷却効率をさらに強化

 → コア厚は純正よりも+7mm (車種にもよります)。より安定した冷却性能を発揮。

・外観は純正同等

 → 黒色の放熱塗料を使用。“純正らしさ”を損ないません。

もちろん、古いラジエーターをお送りいただく必要はありません。

新品での製作ですので、コア返却不要・加工不要のボルトオン装着が可能です。

 

対応モデル(一例)

・フェラーリ F355 用 左右ラジエーター

・フェラーリ 348 用 左右ラジエーター

・フェラーリ 360 モデナ 用 左右ラジエーター

・フェラーリ 512TR/F512M 用 左右ラジエーター

・フェラーリ 550 マラネロ 用 ラジエーター

基本は受注生産となりますので、金額・納期はぜひお問い合わせください。

 

その他のモデルもご相談を

上記以外の車種については、現品をお預かりしての修理対応も可能です。

もちろんフェラーリ以外のお車でも製作・修理を承ります。

 

「純正にこだわりたい」気持ちも分かります。
ですが、愛車を長く、そして安心して走らせるためには“アップデートされた対策部品”を選ぶのも一つの答えです。

大切なフェラーリを、末永く楽しむために――
ぜひ一度、日本製ラジエーターの実力を体感してみてください。

見た目もこだわる!クラシックカーに似合う“プラグコードのひと手間”

2025/07/09

今日もまた、ちょっとした“こだわり作業”をしておりました。

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さて、これ何をしていると思いますか?

実は…シリコン製プラグコードに印字されている「SILICONE」などの文字をひたすら消しているのです。

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「えっ、それって使うのに関係あるの?」と思われるかもしれません。

はい、機能的には全く問題ありません。
ただ、どうしてもあの印字が気になってしまうだけなんです(笑)

本来、1960〜70年代当時のクルマにはシリコン製のプラグコードなんて存在しておらず、すべてPVC(塩ビ)製でした。
ところが、現在ではクラシックモデル向けであっても、シリコンコードが“標準”のように使われてしまっているんです…。

この「現代的な質感」と「白々しい印字」が、どうしても許せない!(笑)

とはいえ、もはや当時のPVCコードは入手困難。性能的にも現行のシリコンコードに軍配が上がるので、それを使うしかありません。
せめて見た目だけでも当時風にということで、納品前に一本一本、印字を地道に拭き取っています。

お客様の中には「別に気にならないよ」という方もいらっしゃると思いますが、これは完全に私の自己満足
でも、こういうところまでやってこそ、クラシックカーに向き合う「姿勢」だと思ってます。

それにしても、天下のイタリア人がこのあたりを気にしないのは、本当に不思議です(笑)

フェラーリ F50 用 専用工具

2025/05/08

今回はパーツではなく専用工具のご紹介です。

こちらはフェラーリ F50 のホイールセンターロックナットを外す専用のソケットです。

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もちろんその辺では売っていません(笑)

今や〇億円もする超高級スーパーカーの F50・・・出来れば無駄なキズ付けたりしないようにケチらず専用工具使っておきましょう。

このソケット、〇億円もする F50 専用工具なのでやはり〇十万円もするの!?・・・いいえしません(笑)

意外と良心的な金額です、但ししょっちゅう使う物ではないので。

その他にもフェラーリ専用工具、色々出ていますのでお探しの工具ありましたらまずは メール にてお問い合わせ下さい。

フェラーリ 412 用 ANSA マフラー

2025/04/16

フェラーリ 412 用の ANSA マフラーが入荷しました。

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今回ご注文を頂いたのはリア側の左右のみ。

フロントエンジンの場合、中間マフラーもありますが、中間左右とリア側左右を購入するとまぁまぁの金額になります。

でもやっぱりクラシックモデルには ANSA マフラーが一番カッコイイです。

在庫はしておりませんが、他のモデルのマフラーも「復刻版」が出ております。

フェラーリ以外でも、ランボルギーニやマセラティも設定されております。

金額や在庫状況はその都度イタリアに確認しますのでお電話でお問い合わせ頂いてもお答え出来ません。

お問い合わせはご面倒でも メール かファックス (058-253-7572) にてお願い致します。

フェラーリ用ホイールボルト

2025/04/11

フェラーリ Dino 246GT 用と 328 (ABS) 用のホイールボルトをご注文頂き取り寄せました。

フェラーリ純正品ではなく、社外品になります。

こちらはフェラーリ Dino 246GT 用のフロント側

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フェラーリ Dino 246GT 用のリア側

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そしてこちらがフェラーリ 328 (ABS) 用のフロント側

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こちらがフェラーリ 328 (ABS) 用のリア側

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基本的なデザインは純正品と同じです。

メッキがもう少し上手だと言う事ないですが、まぁこのレベルで入手出来るだけラッキーです。

仮にフェラーリ純正品が入手出来たとしても 1本の金額は〇万円します!!

個人的にはこの社外品で十分です。

もちろん F355 や 348 、テスタロッサ、550 等色々な車種用が出ておりますのでご興味ございましたら メール にてお問い合わせ下さい。

スターターモーター用ドライブギア

2024/11/07

とある V12 フェラーリに使用出来るかな~という期待を込めて取り寄せました、スターターモーターのドライブギアです。

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今、国内の電装屋さんでスターターモーターをオーバーホールしてもらっていますが、このドライブギアがダメらしく作業が止まっていました。

ドライブギア自体を修理してみようと言うことになりましたが想像以上に深刻で断念・・・

こんなこともあろうかと探しておきました代わりのドライブギアを。

ただ実際に取り付けてみないと使用出来るかは不明なんです・・・

とにかく後はひたすら祈るだけです。

フェラーリ 250GT ベルリネッタ ルッソのパーツ

2024/10/09

なかなかお目にかかることのないフェラーリ 250GT ベルリネッタ ルッソのパーツをちょこちょこ取り寄せています。

今回はコレ ⇊

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何処に使用するパーツか分かりますか?

私も長年この仕事やってますが初めて取り寄せたパーツです。

正解はブレーキペダルとクラッチペダルの付け根に付くダストブーツです。

クラシックモデルはこんなダストブーツでもちょっと凝ったデザインなので凄いといつも感心しています(笑)

まぁ問題は何でもかんでも高いと言うことです(涙)

1970 フェラーリ 512S ル・マン仕様

2024/03/25

待ちに待った 512S が届きました!!

と言ってももちろん本物ではなく 1/18 モデルです(笑)

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私は個人的に 1960 年代 1970 年代のレーシングフェラーリが大好きです。

特に耐久レースが大好きで、この 512S も 1970 年にル・マンに出走したファクトリーカーでカーナンバー 6番、あのニーノ・ヴァッカレラ/イグナツィオ・ギュンティ車です。

もちろんル・マン仕様なので ” Coda Lunga”  ロングテール仕様です。

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自分の中の「Golden Era」は 1966 年から 1973 年まで。

フェラーリモデルだと 330P3、330P4/412P、312P、512S、512M、312PB になります。

説明はいらないでしょうが、まぁ美しい。

他の車達と並べてニタニタしてます(笑)

1/18 で揃えて一人「ル・マン黄金期」やるのでまだまだ集めないと。

ヒーターバルブ

2024/03/12

水道の蛇口の様なデザインですが、これはヒーターバルブなんです。

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フェラーリ 250 系、275、330、365 にも使用されていますし、結構 1960 年代や 1970 年代のイタリア車にも使用されています。

これ・・・手動です(笑)

今の時代「手動」ってなんじゃい!?って思うかもしれませんがいいですよこういう感じのも、私は好きです。