2022/04/26
1986 Ducati 750F1 FOR SALE !! (売却済みです、沢山のお問い合わせありがとうございます)
先にご説明しますが見た目「Montjuich」ですが、本物ではなくIII型を Montjuich ルックに仕立てた一台です。
車体番号 : ZDM750R*7501107*
エンジン番号 : 750l*750887*
走行距離 13,160km
令和4年7月21日まで車検あり
5年前に関東のバイクショップで購入しました。
過去のヒストリーが詳しく分かりませんが日本に輸入された後、日本国内のバイク専門店で現在の「Montjuich」ルックに改造されたようです。
結構拘った作り込みをしており、非常に良く出来ています
アルミ製ガソリンタンク
フロントホイール : AKRONT 16”-3.50
フロントタイヤ : SHINKO 130/60ZR16
リアホイール : AKRONT : 16”-4.25
リアタイヤ : SHINKO 160/60ZR16
フロントサスペンション : フォルセラ 40パイ
スイングアーム : ベルリッキ(アルミ角)
キャブレター : デロルト 36パイ
VEGLIA 製メーター
エンジンはノーマルの 750F1 ですので普通に乗れます。
購入時はエンジンの調子が悪くまともに乗れない状態でしたが2018年、2019年に総額で70万円以上かけて修理しここ数年はほぼノントラブルの状態で乗れています。
修理の明細や画像もあります。
現在マフラーはベルリッキタイプのマフラーが装着されていますが車検用に Conti マフラーもお付けします。
クラッチレバーが非常に硬く長時間の走行に支障が出たため、クラッチマスターを交換し、クラッチレバーもアジャスト式のトマゼリ製レバーに交換しましたが、元々付いていたbrembo製のレバーもあります。
ボディは非常に綺麗な状態で大きなダメージはありません。
エンジンも腰上オーバーホールしてあります、タイミングベルトも交換済。
キャブレターもオーバーホール済。
現時点では修理必要な箇所ないです。
クラシックカーでもそうですが、よくお客様から「いつ頃が買い時でしょうか?」と聞かれます。
私はいつも「欲しいと思った時が買い時です!!」と答えています。
自分もそうですがクルマもバイクも「縁」だと思っていますので。
(売却済みです、沢山のお問い合わせありがとうございます)
2020/06/10
ヨーロッパから 1980 年フェラーリ 512BB (キャブ) の情報が入りました。
1976年~1981年に 929 台のみ生産されたキャブレター仕様です。
出来るだけ当社が拘って探すのは「どの程度オリジナリティが高いか」です。
世界中には色々な状態の 512BB が存在します、ピカピカにフルレストアされた個体、色々と改造された個体等々・・・その中でも個人的には「変な」改造や「変な」パーツが付けられていないオリジナルの度合いが高い個体を常に探しています。
それは必ずしもレストアしてある個体ではないです。
レストアと簡単に言うことは出来ますが本来のレストアの意味は「復元」ですのでお間違いなく、綺麗にするのがレストアではないです。
個人的にレストアとは可能な限りオリジナルのパーツを使用して当時(新車時)の姿に復元することだと思っています。
壊れてもいないオリジナルのパーツを不必要に交換する必要性も私は感じません。
仮に壊れたら「修理」をしてまた再利用する、修理不可能であればオリジナルのスペアパーツと交換する、オリジナルがなければオリジナルに近い物で代用するなどの順番があると思っています。
でもこの価値観はあくまでも私個人の価値観です、従って全ての方に私の価値観を押し付けるつもりもありません。
ただ世界中で「私も同感です」と感じて頂ける方が少なからずいると思いますし、その方には今回ご紹介する 512BB の良さもご理解頂けるかと思います。
私の中ではオリジナリティが高ければ金額も高いのは当たり前です。
当然クルマは「走る」「止まる」のは当たり前の前提でご紹介しております。
クルマ自体のオリジナリティ以外にも、この個体が新車時から現在まで歩んできた「歴史」もどの程度まで分かっているかも重要だと私は思っています。
この個体も当然 100% ではありませんが見る限りオリジナリティは高いです。
エンジン番号、ミッション番号、ボディ番号もマッチングしています。
エンジンは 2015 年に車から降ろされタイミングベルト類の交換等もされております。
新車当時から現在までのオーナーシップもハッキリしています。
残念なのは新型コロナウイルスの影響でヨーロッパに見に行くことが出来ない事です・・・
ご興味ございましたらメールにてお問い合わせ下さい。
2020/02/25
イタリアで売りに出ている 1971 アルファロメオ ジュリア 1600 スーパー如何でしょうか?
501台しか作られなかった “TI” ではないですのでお間違いなく。
ペダルが吊り下げタイプでサイドブレーキがフロアの「後期型」になります。
エンジンがマイルドチューンされてますが「カリカリ」チューンではないので公道でもストレスないそうです。
ホイールは珍しいボラーニ製のホイールが装着されています。
・・・確かに一昔前の金額が頭にあるので金額聞くと「高いっ!!」て思うかもしれませんね。
私は個人的にスキですこの「醜いジュリア」(笑)
ツインカムエンジンですよ!! 5 速マニュアルですよ!!クーペやスパイダーよりもお手頃ですよ!! (笑)(笑)
お問い合わせはメールにてお願い致します。
尚、毎日ニュースで感染者が増えたと聞く「新型コロナウイルス」残念ながらクラシックカー業界にも影響出始めています。
イタリアでも町や村が封鎖されましたがこの辺りのショップも影響を受けており最低でも2週間経済活動は出来ません・・・したがってパーツの発送が出来なくなったりと影響出ています。
今後も状況次第ではご注文頂いていますパーツの入荷が遅れたり、臨時休業の為見積り出来なかったりということも考えられます。
今は仕方がないです、ある意味世界危機ですので。皆様ご理解のほど宜しくお願い致します。
2020/02/04
今日はちょっと珍しいアバルトのご紹介です。
「1980 アバルトフォーミュラ 2000 SE033」
アバルトのフォーミュラ?あまりピンとこない方もいるかもしれませんが、当時のレースに出る為にカルロ・アバルトが開発したのではなく、イタリアの CSAI (日本での JAF みたいなものなのかな?)が立ち上げたドライバー育成プログラムに使用されていたフォーミュラです。このプラグラムに使用するイコールコンディションのフォーミュラを CSAI がアバルト社に依頼したのが1970年代のフォーミュラ・イタリア SE025 (1600cc)です。
SE025 の後に新たなコンポーネンツで構成したのが今回ご紹介する SE033 になります。
シャシーはアルミ/スチールモノコックに鋼管サブフレームを前後に組み合わせた構成で、サスペンションやボディカウルもアバルト製です。
ランチア・ベータ用水冷直列4気筒DOHC 2000cc のエンジン(132HP/6000rpm)とギアボックス(5速)が横置きで搭載され、ステアリングギアボックスはフィアット 131用を、ラジエーターはフィアット・リトモ用を使用しています。
出来るだけ市販車のパーツを使用して製作コストやメンテナンス費用を抑え若手ドライバーの負担を減らす配慮がなされていたようですね。
当時若手ドライバーだったアレッサンドロ・ナニーニ、エマヌエーレ・ピッロ、ニコラ・ラニーニ、アレックス・カフィ、パオロ・バリッラらの F1 ドライバーがこのプラグラムに参加していたと聞くとかなりのレベル/ポテンシャルだったことは間違いないですね。
1979年のF1イタリアグランプリにこのSE033が発表されましたその翌月にカルロ・アバルトが逝去しましたが、実質的にこの SE033 がカルロ・アバルトが関わった最後のマシンになるということです。
ご紹介する個体はオランダのコレクターが2008年から所有しており2016年にはオランダのザントフォールト・サーキット(Zandvoort)で行われたレースに参加しました。
150台製造された内の1台です。
ナンバー取得は難しいかもしれませんがサーキット走行はもちろん可能なコンディションのシングルシーター“モノポスト”です!!
ご希望であれば当社が責任を持って日本に輸入しお届け致します!!