ランボルギーニ

コア返却について

2024/09/22

こちらは先日お客様からご注文頂きましたランボルギーニ ムルシエラゴ用のスターターモーターです。

綺麗な方はリビルト品で、汚れている方が車体から取り外した物です。

startermotor1

ムルシラゴのスターターモーターは今でも新品が手に入りますが国内定価はなんと 834,740 円(税別)です!!

流石にお客様も新品は高過ぎるのでリビルト品をと言うことで今回国内にリビルト品がありましたので手配をしました。

但し、リビルト品に限らず新品のパーツを購入する時でも最近は「コア返却」が必要な場合が増えてきました。

ムルシエラゴ自体まだイメージ的には新しいモデルですが、それでももう20年以上前のモデルです。

普段から1960年代、1970年代のモデルのパーツを多く取り扱っている当社としては、ムルシエラゴはまだまだクラシックモデルに入りません(笑)

それでも入手が困難になったパーツも多くなってきています。

今回の様にリビルト品を購入する代わりに古いスターターモーターを販売元に送ることを「コア返却」と言います。

販売元は受け取った古いスターターモーターを再度リビルトして新たに販売をします、その時にまた古いスターターモーターをお客様から頂いてまたそれをリビルトします。

このサイクルを続けていかないといつか物がなくなります。

当社が多く取り扱っているクラシックパーツは更に深刻な状態ですので、スターターモーターに限らず色々なパーツがコア返却の対象になります。

ですのでお客様にも未来のパーツ供給の為にご協力を頂きたいです。

コア返却と言っても新品もしくはリビルト品と同じ物であることが条件です。

今回も事前に古いスターターモーターの BOSCH 番号を確認して、リビルト品と同じ番号でしたので問題なく交換が出来ました。

startermotor2

ムルシエラゴの様に比較的新しい年式のモデルであれば、社外品や純正品とは違う(ある意味改造)パーツが付いていることはまだまだ少ないですが、クラシックモデルになるとオリジナルではないパーツが付いていることが多いです。

その場合、コア返却で受け取ったものが全く違うパーツでサイクルが止まってしまうことがあります。

この問題を避ける為にもお客様にはコア返却が必要な場合は事前に古いパーツをご確認頂くようにお願いしております。

今後の為にも皆様のご理解とご協力のほど宜しくお願い致します。