水平対向12気筒

フェラーリ 512TR クラッチレリーズベアリング変更キット

2021/03/11

本日ご案内しますのはフェラーリ 512TR のエンジン番号 33998 までの車両に使用されているクラッチレリーズベアリングをエンジン番号 33999 以降の車両に使用されているクラッチレリーズベアリングに変更するキットです。

エンジン番号 33998 までを「前期」、エンジン番号 33999 以降を「後期」としてご説明します。

前期のクラッチレリーズベアリングの中には 3 種類のゴム製シール(ラバーシール)が入りますがよくオイル漏れが起きます。

当然新しいラバーシールに交換すればいいのですが、また同じ症状が出る可能性が高いです。

そこで後期に使用されている中のシールがシリコン製になったクラッチレリーズベアリングに変更しようというご提案のキットになります。

簡単にクラッチレリーズベアリングだけを後期用に交換したらと思ってしまいますが周辺パーツが違ってくるので取り付けることが出来ません。

そこでクラッチレリーズベアリングと一緒に交換に必要なパーツを全部含めて供給しているのがこのキットになります。

CRB-512TR-KIT1

CRB-512TR-KIT2

 

「天狗の鼻」と呼ばれるサポートフランジも後期用にする必要あるんですね。

正直前期用のラバーシールだけを交換すれば安上がりです、でもまた何年か後に同じ作業を繰り返していく必要あります。

だったらお金は掛かりますが対策品に変えておけば長い目で見たら「安上がり」になると思いますし、今後そのことを考えなくてもいいので余分なストレスも感じません。

以前からフェラーリ F355 は結構同じように変更されている方多いです。

お問い合わせはご面倒でもメールでお願い致します。