日記

ブログ:また間違いですか・・・

2011/10/22

外国人とビジネスをするのは大変だと昔から分かっていますが、大変だと感じるのはむしろ日本国内でのサービスが良過ぎるからでしょうか?

例えばこんな事件がありました。

先日フェラーリ 512TR のオイルフィルターの在庫が減ったので、補充の為にイタリアへ発注をしました。

 

数日後、イタリアからの荷物が到着し、検品をしていると・・・何やら注文をした覚えのないパーツが入っています。

ん?なんだこれは?

コンロッドのボルトですね~しかし注文はしていません。

入れ間違いか?と思いながら検品を続けると・・・注文したはずのオイルフィルターが入っていません!!

もしかしてと思い、コンロッドボルトが入っている袋に貼られている品番を見ると・・・やっぱり!!

そうなんです、コンロッドボルトの品番は 14804、オイルフィルターの品番は 148404。

品番間違いです・・・

しかし私がイタリアへ送った注文書は間違いなく 148404 で横にオイルフィルターの品名まで書いてあります。

明らかにイタリア側のミスなのですが、もう少し気にしてくれればインボイスを作る時点で商品名が異なるので間違いにも気付くかもしれません。

実際に私が常にメール等で連絡をしている担当者と、倉庫で注文された商品をピックアップして梱包する人が異なるので、梱包時に間違いに気が付くことはほとんどないです。

日本では考えられないミスや間違いが多いのは確かですが、イタリアやヨーロッパ内ではごく普通のことかもしれません。

日本人感覚でイタリア人も物事を考える力があれば、もっとスピーディーに間違いが少なく仕事が出来るのでストレスも減るんですが・・・(涙)