2014/07/11
お待たせ致しました、続きです・・・
今日は「Museo Casa Enzo Ferrari」に展示してあった大変貴重な車達を紹介致します。
このミュージアムにはエンツォ・フェラーリがレーシングドライバーとして活躍していた当時のアルファ・ロメオも展示してあります。
1924 Alfa Romeo RL Targa Florio
この車はエンツォ・フェラーリがまだアルファ・ロメオのレーシングドライバーだった頃に数々の勝利を獲得した時に使用していた一台です。
1935 Alfa Romeo Bimotore
なんとこの車はフロントとリアにエンジンが搭載されたツインエンジンの珍しいグランプリカーです。
ヌヴォラーリのドライブで最高速度 321.420km/h を記録しその当時の最高記録を更新しました。
1937 Alfa Romeo 158
スクーデリアフェラーリのデザインによって作られたグランプリカー。
戦後には F1 カーとしてその姿を変えました。
1951 年に”159″バージョンにアップデートされてからは驚異の 425馬力を記録・・・(汗)
1932 Alfa Romeo 8C 2300 Spider Corsa
エンツォ・フェラーリがレーシングドライバーとしてのキャリアを終了した時の最後のモデルです。
1947 Ferrari 125S
言わずと知れたフェラーリの名が付いた一番最初のモデル。
この当時に既にコロンボ製の 1.5 リッター V12 エンジンが搭載されています。
1952 Ferrari 500 F2
1952年と1953年にF1 ワールドチャンピオンに輝いたモデル。
ドライバーはもちろん アルベルト・アスカリ。
15戦中11勝した歴史に残る一台。
1954 Ferrari 750 Monza
アウレリオ・ランプレディによって開発され成功を収めた F1 用 4気筒の 2リッターエンジンをベースに作られた3リッターエンジンを搭載した一台。
ボディはスカリエッティ製。
アルベルト・アスカリがモンツァのサーキットで事故死した時のモデルでもあります。
1964 Ferrari 500 Superfast
一部のお金持ち用に特別に作られたという方が正しい?一台です。
36台のみ製造さえ、当時のオーナーはイランの王様やイギリスの俳優等々・・・
5 リッター V12 エンジン搭載。
1987 Ferrari F1-87
フェラーリティフォシには忘れることが出来ない 1988 年8月14日のイタリア GP (モンツァ)。
決勝の28日前にこの世を去ったエンツォ・フェラーリ・・・1988 年シーズンは散々な結果しか残せていなかったにも関わらず、このレースでベルガーとアルボレートが奇跡のワンツーフィニッシュ!!
亡きエンツォに最高のプレゼントを贈ることが出来ました。
実はあと一台「Enzo Ferrari」が展示してあったのですが・・・写真撮り忘れました・・・
Ferrari 125S のエンジンも展示してありました。
バルブカバーが外されており数分おきに動きます!!
美しい・・・
つづく・・・