2015/03/24
先日入手したフェラーリ 512TR のコンプリートフューエルポンプを使って何をしたかといいますと・・・
現在お困りの方が多いと思います「フューエルポンプガスケット」の対策品を装着してみることです。
フューエルポンプガスケットは下の画像の矢印の部分、フューエルポンプの周りに付くゴム製のガスケットです。
このガスケットがガソリンでボロボロになってしまいます。
残念ながらフェラーリ社からは現在供給がなく新品を入手することは出来ません。
仮に新品が入手出来ても材質は変わりませんので早かれ遅かれまたボロボロになり交換が必要です。
そこで今回特殊なゴムでこのガスケットに変わる商品を作りましたのでご紹介致します。
一見、変な形をしたブロック型のゴムが5個並んでいますが、このゴムの材質が特殊で耐熱性、耐油性があり、ガソリンにも強い素材です。
ちなみにシリコンゴムでは溶けてしまいました。
この特殊ゴムをどのように使うかと言うと・・・
燃料ポンプ(今回は外径 60mm 用のみ作りました)に合うようにゴムがカットされていますので、イメージ的には画像の様にポンプの出っ張り部分にゴムを合わせる感じです。
カバーの方にはこのような感じで付きます。
このゴムを5個ポンプの周りに装着し、グイグイとずらしてバランスよく装着します。
そしてもともと付いてたバンドで固定します。
バンドで固定したら完成です。
もともと使用されていたエア抜きの細いパイプがありますが、再利用しません。
完成した画像です。
これでポンプが壊れない限り基本的にはガソリンでこの特殊ゴムが溶けてしまうことはないですので純正品のようにまた交換する必要はなくなります。
フューエルポンプは車種により外径が 53mm の物が付いていますが 53mm には適合しません。
53mm 用の純正ガスケットはとっくの昔に生産終了になっているようです・・・対策としては 60mm のフューエルポンプに変更して頂くことです。
60mm のフューエルポンプと一緒に今回ご紹介致しました特殊ゴム 5個セットをご使用頂けば大丈夫です。
こちらの商品は取り扱い終了致しました。