クラシックカー

ダイネーターを取り付けます。

2021/07/01

ダイネターって何ですか?

ダイネーターはダイナモとオルタネーターが合体した発電機のことです。

どう言う事?

見た目はダイナモ、中身はオルタネーターという発電機で、クラシックカーに取り付けても雰囲気を損ねることはないです。

今回は 1930 年代の戦前モデル用にダイネーターを選択しました。

写真左側がオリジナルのダイナモ、右側がダイネーター

dynamo1

dynamo2

見た目ほとんど同じです。

若干の加工をしないと穴の位置が微妙に異なりますがそんなことは想定内。

真ん中のカムもほぼ同じです。

この新しいダイネーターをエンジンにガコンッと取り付けます。

dynamo3

戦前モデルですのでそもそもの取り付け方が 1970 年代くらいのクラシックカーとも異なります。

手でグルンとハンドルを回してエンジンをかけるのでシャフトとダイナモ、クランクシャフトは繋がっています。

ただこの個体は既にスターターが付いていて手動でエンジンをかける必要がないのでこのダイネーターに交換しても大丈夫なんです。

何度も言いますがクラシックカーで「雰囲気」は重要です。

戦前モデルに現代風のオルタネーター付けたらカッコ悪いでしょ?

このダイネーターなら見た目の雰囲気も変わりませんが、発電量はダイナモの頃とは比べ物になりませんのでイベントなんかに参加しても安心です。