V型12気筒

フェラーリ

デイトナ内装張替え作業

2017/07/15

フェラーリ 365GTB/4 デイトナの内装張替え作業を依頼している大阪のエミリオさんに行ってきました。

既に左右シート、左右ドアパネル、ダッシュボードは完成しており、残すは室内とリアトランクのカーペットのみです。

seat1
seat2
door1
dash4

作業工程も色々聞いてきましたが・・・ん~奥が深すぎる!!

裁縫をしたことがある方なら少しは理解出来ると思いますが実際に何台ものミシンを使い分け革の厚みなんかも調整し縫っていきます。

言葉では簡単に説明出来ないくらい相当難しいです・・・私には到底出来ません・・・

当時の新車のデイトナが存在する訳ではないですのであくまでも最後は想像も必要です。

その頃のイタリアの職人のことを思い浮かべて・・・新車のデイトナの内装作業をしたであろうイタリアのおばちゃん(おじちゃん?)はどんな感じで縫っていたのか・・・何が正解なのか・・・

実際にミシンも踏ませてもらいましたが、60年代?70年代?のミシンと割と新しく少し電子制御されているミシン、どちらも同じミシンなんですが・・・なんというか縫っていく音やスピード、感じが全然違います。

これは実際に目で見ないと分からないかも・・・でもすごい技術です。感心してしまいました。

革の種類も色々と見せて頂きましたが触った感触、匂い・・・確かに違います。これも画像では分かりません・・・実際に目で見て触って初めて違いが分かります。

日本人では形に表すことが難しいイタリア人の「感性」・・・ここが一番の難題かも!?

エミリオさんのブログはこちらです。