水平対向12気筒

エアコンコンプレッサー オーバーホール致します。

2021/07/21

暑い・・・とにかく暑い・・・

岐阜は全国的に見ても毎年暑い地域です。

今このブログを書いている最中でも外は 34℃ ・・・昨日よりは少し涼しいか?と錯覚に陥ります。

夏場だから?という訳でもないのかもしれませんが、最近エアコンコンプレッサーのオーバーホール案件が多いです。

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エアコンコンプレッサー オーバーホールの流れについて少し説明させて頂きます。

まずはメールでお問い合わせ頂き、現品を当社までお送り下さい。

お預かりした現品は当社の取引先の電装屋さん(もちろん国内です)に送り現状検査を行います。

検査後に修理可能な状態であれば、修理見積と納期のご案内をさせて頂きます。

金額、納期共に問題ないようであれば修理/オーバーホールの作業に入らさせて頂きます。

基本的には現品お預かりして検査するまでは正確な金額と納期は分かりませんので「おおよそ」の金額と納期のみ事前にご案内させて頂きます。

エアコンコンプレッサーの他にもオルタネーターやスターターモーターも同様にオーバーホール致します。

但し修理部品が廃盤になっていたりして修理が不可能な場合もございますのでまずは事前にご相談下さい。

もちろんフェラーリ以外の車種に使用されている物でも承ります、ただ高年式の電装品は修理するよりも新品で購入された方が安い場合もありますのでご注意下さい。

フェラーリ 365BB/512BB 用フロントターンシグナルレンズ

2021/07/14

フェラーリ 365GT4/BB、512BB、512BBi 用の左右フロントターンシグナルレンズ、1 セットのみ在庫ございます。

当時物ではなくリプロ品です (siem のロゴ入り) 

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何年か前に出ていたリプロ品よりかなりクォリティは上がってます。

なかなか良い出来だと思います今回のは。

ありがとうございます、完売致しました。

 

フェラーリ 360 モデナ用左右ラジエーター

2021/06/23

今日はお客様からご注文を頂きましたフェラーリ 360 モデナ用の左右ラジエーターが到着しました。

こちらはフェラーリ純正品ではなく、国内で製作された社外品になります。

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社外品 = 安い、と言うことで社外品を選んでいる訳ではないです。

フェラーリ純正品のラジエーターは上下のタンクが樹脂製で出来ておりますが経年劣化で割れて水漏れを起す恐れがあります。

そこで考案されたのがこのラジエーターで、タンクは樹脂製から真鍮製に変更されており劣化で割れたりする心配がなくなりました。

コア増しされており、おまけにガンコートと呼ばれる特殊な放熱塗料が施されておりますので純正品よりも放熱効果があり、より冷却性が向上しています。

見た目もフェラーリ純正品と良く似たデザイン/形状ですので明らかにラジエーターを社外品に交換されてるな?とは思われません(笑)

フェラーリ 360 モデナ用以外には F355、348、512TR 用も取り扱っております。

金額/在庫状況のお問い合わせはご面倒でもメールにてお願い致します。

 

AGIP NOVECENTO 15W-50

2021/05/06

ゴールデンウィークも終わり今日から通常営業です。

連休中にお問い合わせ頂いたメール、ファックスやご注文頂いた商品の発送が予想外に多かったです。

当社が取り扱っておりますクラシックカー専用エンジンオイル「AGIP Novecento」も本日業者様から 15W-50 の 30 リッター缶をご注文頂きましたので早速梱包/発送です。

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最近は AGIP Novecento をご使用されたオーナー様からも好感触のご感想を頂いております。

本日頂いたメールをご紹介します。

「頂いたオイルは良いですね。サーキットを走っても油温の上昇も軽やかだし油圧も安定して高回転でのトルク感も増してクラシックフェラーリには抜群の愛称です。」

このようなご感想頂けると非常に嬉しいです。

とにかく日本では今まで輸入されてなかったクラシックカー専用オイルですので、とにかく少しでも多くの方に使って頂き良さを体感して頂くのが一番です。

まだまだ認知されておりませんが少しでも「おっ!このオイル良いね~」と言って頂けるように今後も努力していきます。

AGIP Novecento をお取り扱い頂ける業者様も募集しておりますのでご興味ございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

フェラーリ 512TR 用ヘッドライト(ロービーム)

2021/04/20

お客様からのご注文分で取り寄せましたフェラーリ 512TR 用のヘッドライト(ロービーム)です。

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お車がヨーロッパ仕様でしたので、車検用に日本仕様をご依頼頂きました。

毎回車検で苦労されていたそうですが、これで安心です。

ヘッドライトは結構種類あります。

ヨーロッパ仕様

アメリカ仕様

フランス仕様

日本仕様(右ハンドル仕様)

等です。

フランス仕様は知ってる方は知ってますが、ライトが黄色です。

これ意外とカッコイイです(笑)

フェラーリ 512TR 用ラジエーターサブタンクの比較

2021/04/05

2 種類あるフェラーリ 512TR のラジエーターサブタンクを偶然にも同時に別々のお客様からご注文頂いたので比較して違いを見てみました。

エンジン番号 34888 までと 34889 以降で分かれております。

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形や大きさは一緒です。

違いはココ!!

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パイプの数が違います。

エンジン番号 34888 までの車両にはこちら、品番 148514 が適合します。

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そしてエンジン番号 34889 以降の車両にはこちら、品番 155027 が適合します。

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エンジン番号をお確かめ頂かなくてもラジエーターサブタンク自体を見て頂きパイプの数確認して頂ければ大丈夫です。

エンジン番号は車検証には記載されませんのであくまでもエンジンブロックの刻印確認して頂く必要ありますので結構面倒なんです(汗)

フェラーリ 512TR クラッチレリーズベアリング変更キット

2021/03/11

本日ご案内しますのはフェラーリ 512TR のエンジン番号 33998 までの車両に使用されているクラッチレリーズベアリングをエンジン番号 33999 以降の車両に使用されているクラッチレリーズベアリングに変更するキットです。

エンジン番号 33998 までを「前期」、エンジン番号 33999 以降を「後期」としてご説明します。

前期のクラッチレリーズベアリングの中には 3 種類のゴム製シール(ラバーシール)が入りますがよくオイル漏れが起きます。

当然新しいラバーシールに交換すればいいのですが、また同じ症状が出る可能性が高いです。

そこで後期に使用されている中のシールがシリコン製になったクラッチレリーズベアリングに変更しようというご提案のキットになります。

簡単にクラッチレリーズベアリングだけを後期用に交換したらと思ってしまいますが周辺パーツが違ってくるので取り付けることが出来ません。

そこでクラッチレリーズベアリングと一緒に交換に必要なパーツを全部含めて供給しているのがこのキットになります。

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「天狗の鼻」と呼ばれるサポートフランジも後期用にする必要あるんですね。

正直前期用のラバーシールだけを交換すれば安上がりです、でもまた何年か後に同じ作業を繰り返していく必要あります。

だったらお金は掛かりますが対策品に変えておけば長い目で見たら「安上がり」になると思いますし、今後そのことを考えなくてもいいので余分なストレスも感じません。

以前からフェラーリ F355 は結構同じように変更されている方多いです。

お問い合わせはご面倒でもメールでお願い致します。

 

フェラーリ 308GTB 用カムスプロケット

2021/03/02

フェラーリ 308GTB 用としてカムスプロケットを一台分取り寄せました。

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オリジナルはプラスチック製ですが、1980 年代頃からスペアパーツとして供給されたカムスプロケットは全てスチール製に材質が変更されました。

現在ももちろんスチール製です。

どうやらタイミングベルトのズレ防止になっているリブがプラスチック製ではクラックが入るトラブルが出た為、対策としてスチール製に変更されたと聞きました。

確かにスチール製の方が頑丈ではありますが。

社外品ですとアルミ製も出ているようです。

Dino 308GT4、308GTB/GTS、308GTBi/GTSi、308QV、モンディアル 8、モンディアル QV、288GTO、365GT4/BB、512BB、512BBi に適合致します。

手持ちの在庫ございませんが取り寄せは可能ですのでお気軽にお問い合わせ下さい。

 

フェラーリ 365GT4/BB オイルホースを修理しました

2021/02/22

先日フェラーリ 365GT4/BB のオイルホースをお問い合わせ頂きましたが残念ながらパーツとしての供給は終了しておりましたので、今回は国内でホースの修理をしました。

BEFORE ↓

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何十年と不動状態だったそうでゴムホースもカッチカチでした。

基本的に口金(フィッティング)部分は再利用になります。

AFTER ↓

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はい、生き返りました。

今度はモンディアル 3.2 のラジエーターを復活させる予定です。

 

 

フェラーリ 365GT4/BB 用エンジンガスケットキット

2021/02/10

お客様からフェラーリ 365GT4/BB 用のエンジンガスケットキットをご注文頂きました。

当社ではクラシックモデルのエンジンガスケットキットをご注文頂いた場合は、キットを注文せずガスケットやオイルシール、O リング類を一点ずつ注文して自分でキットにしています。

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理由としてはキットが既に供給されていない場合があること、キットで注文しても入ってないパーツが割と多いこと、ゴム製のバルブシールを希望してもテフロン製しかないこと、ヘッドガスケットが Elring 製でない場合があること、等々です。

正直キットで注文すると到着するまで中身が完全に入っているか、ヘッドガスケットは何製かも分かりません・・・それから不足分を入手したり、Elring 製のヘッドガスケットを入手したりと二度手間や、余分に費用と時間が掛かります。

だったら初めから一点ずつ自分が満足出来る内容で揃えようというのが私個人の拘りです。

正直 O リングなんかは雑にまとめてドバっと入っているのでどこの箇所にどの O リングを使用するのかを特定するのも修理屋さんでは手間がかかる部分でした。

それも一点ずつ O リングを入手すれば品番もこちらで分かりますので小袋に品番書いて入れておけば無駄な時間も節約出来ますしね。

まぁ一点ずつ調べていくのは結構時間は掛かります、一台分のキットの内容を調べるだけでも数時間掛かりますし、実際に商品到着して検品して分けていくと半日は掛かりますね。

IT化されていく今の時代に逆行するような原始的な方法を今でもやっています(笑)