2021/04/05
2 種類あるフェラーリ 512TR のラジエーターサブタンクを偶然にも同時に別々のお客様からご注文頂いたので比較して違いを見てみました。
エンジン番号 34888 までと 34889 以降で分かれております。
形や大きさは一緒です。
違いはココ!!
パイプの数が違います。
エンジン番号 34888 までの車両にはこちら、品番 148514 が適合します。
そしてエンジン番号 34889 以降の車両にはこちら、品番 155027 が適合します。
エンジン番号をお確かめ頂かなくてもラジエーターサブタンク自体を見て頂きパイプの数確認して頂ければ大丈夫です。
エンジン番号は車検証には記載されませんのであくまでもエンジンブロックの刻印確認して頂く必要ありますので結構面倒なんです(汗)
2021/03/11
本日ご案内しますのはフェラーリ 512TR のエンジン番号 33998 までの車両に使用されているクラッチレリーズベアリングをエンジン番号 33999 以降の車両に使用されているクラッチレリーズベアリングに変更するキットです。
エンジン番号 33998 までを「前期」、エンジン番号 33999 以降を「後期」としてご説明します。
前期のクラッチレリーズベアリングの中には 3 種類のゴム製シール(ラバーシール)が入りますがよくオイル漏れが起きます。
当然新しいラバーシールに交換すればいいのですが、また同じ症状が出る可能性が高いです。
そこで後期に使用されている中のシールがシリコン製になったクラッチレリーズベアリングに変更しようというご提案のキットになります。
簡単にクラッチレリーズベアリングだけを後期用に交換したらと思ってしまいますが周辺パーツが違ってくるので取り付けることが出来ません。
そこでクラッチレリーズベアリングと一緒に交換に必要なパーツを全部含めて供給しているのがこのキットになります。
「天狗の鼻」と呼ばれるサポートフランジも後期用にする必要あるんですね。
正直前期用のラバーシールだけを交換すれば安上がりです、でもまた何年か後に同じ作業を繰り返していく必要あります。
だったらお金は掛かりますが対策品に変えておけば長い目で見たら「安上がり」になると思いますし、今後そのことを考えなくてもいいので余分なストレスも感じません。
以前からフェラーリ F355 は結構同じように変更されている方多いです。
お問い合わせはご面倒でもメールでお願い致します。
2021/03/02
フェラーリ 308GTB 用としてカムスプロケットを一台分取り寄せました。
オリジナルはプラスチック製ですが、1980 年代頃からスペアパーツとして供給されたカムスプロケットは全てスチール製に材質が変更されました。
現在ももちろんスチール製です。
どうやらタイミングベルトのズレ防止になっているリブがプラスチック製ではクラックが入るトラブルが出た為、対策としてスチール製に変更されたと聞きました。
確かにスチール製の方が頑丈ではありますが。
社外品ですとアルミ製も出ているようです。
Dino 308GT4、308GTB/GTS、308GTBi/GTSi、308QV、モンディアル 8、モンディアル QV、288GTO、365GT4/BB、512BB、512BBi に適合致します。
手持ちの在庫ございませんが取り寄せは可能ですのでお気軽にお問い合わせ下さい。
2021/02/22
先日フェラーリ 365GT4/BB のオイルホースをお問い合わせ頂きましたが残念ながらパーツとしての供給は終了しておりましたので、今回は国内でホースの修理をしました。
BEFORE ↓
何十年と不動状態だったそうでゴムホースもカッチカチでした。
基本的に口金(フィッティング)部分は再利用になります。
AFTER ↓
はい、生き返りました。
今度はモンディアル 3.2 のラジエーターを復活させる予定です。
2021/02/10
お客様からフェラーリ 365GT4/BB 用のエンジンガスケットキットをご注文頂きました。
当社ではクラシックモデルのエンジンガスケットキットをご注文頂いた場合は、キットを注文せずガスケットやオイルシール、O リング類を一点ずつ注文して自分でキットにしています。
理由としてはキットが既に供給されていない場合があること、キットで注文しても入ってないパーツが割と多いこと、ゴム製のバルブシールを希望してもテフロン製しかないこと、ヘッドガスケットが Elring 製でない場合があること、等々です。
正直キットで注文すると到着するまで中身が完全に入っているか、ヘッドガスケットは何製かも分かりません・・・それから不足分を入手したり、Elring 製のヘッドガスケットを入手したりと二度手間や、余分に費用と時間が掛かります。
だったら初めから一点ずつ自分が満足出来る内容で揃えようというのが私個人の拘りです。
正直 O リングなんかは雑にまとめてドバっと入っているのでどこの箇所にどの O リングを使用するのかを特定するのも修理屋さんでは手間がかかる部分でした。
それも一点ずつ O リングを入手すれば品番もこちらで分かりますので小袋に品番書いて入れておけば無駄な時間も節約出来ますしね。
まぁ一点ずつ調べていくのは結構時間は掛かります、一台分のキットの内容を調べるだけでも数時間掛かりますし、実際に商品到着して検品して分けていくと半日は掛かりますね。
IT化されていく今の時代に逆行するような原始的な方法を今でもやっています(笑)
2021/01/16
フェラーリ 365GT4/BB、512BB、512BBi 用の純正ヘッドガスケットが入荷しました。
Elring 製です。
Elring 製以外も一応手には入るのですがどうも社外品はイマイチなんです。
使用する修理屋さんでも「やっぱり Elring 製がいいな~」って言われる方も正直多いです。
当社ではリクエストがなければ基本的に Elring 製を取ります、ちょっと高いですが・・・でも安い社外品使用してまたエンジン降ろす羽目になるくらいなら初めから Elring 製使用しましょう。
2021/01/09
こんなの作ってみました。
以前コノリーレザーで作った車検証入れのアップグレード版です(笑)
跳ね馬エンブレムは本物のフェラーリ純正品を使用しました。
車検証を入れる所も作ってあります。
もちろんオリジナルのオーナーズマニュアルも入ります。
本物のコノリーレザーを使用しましたのでクラシックフェラーリの室内と同じ匂いします(笑)分かる人には分かります。
ありがとうございます、完売致しました!!
2021/01/08
今日はフェラーリ 365GT4/BB の初期 (車体番号 17845 まで)に使用されているラジエーターサブタンクのご案内です。
フェラーリからは現在供給がありません(そのうち再供給されるのかは不明・・・)
実はこれ長期在庫されていた物でして、ちょっとそのままでは取り付けるのはどうかな?というレベルでしたので国内でオーバーホールをしてもらいました。
サビはほとんど出ていませんでしたので洗浄して、水圧テストして、再塗装をしてもらいました。
新品よりも綺麗です(笑)
中も綺麗でしょ?
ラジエーターサブタンクのキャップ (0.9 BAR) もお付け致します。
とりあえず 1 点しか在庫ございませんし、他でも欠品しておりますので次回入荷予定はございません。
お問い合わせはご面倒でもメールでお願い致します。
2020/12/25
ホイールボルト 20本(一台分)が入荷しました。
このホイールボルトはフェラーリ F355 (M2.7/M5.2)、512TR、F512M に使用出来る物でフェラーリ純正品ではなく、イギリスの Hill Engineering 社製になります。
何がビックリって、フェラーリ純正品のホイールボルトが 1 本 43,100 円(税別)もします!!もし一台分、20 本購入すると・・・862,000 円!!消費税入れると 948,200 円!!
過去に純正品購入した時はあまりにもお粗末なメッキだったので返品したこともあります。
それに比べてこの社外品は良く出来ています、もちろんメッキも!!
おまけに純正品のおおよそ 10 分の 1 で購入出来ます。
とりあえず 1 台分しか在庫ないですが、年が明ければ取り寄せは出来ますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
そうそうヤフオクに出品していますので売れてしまったらゴメンナサイ。
2020/12/24
まだまだ海外から発送済の荷物が到着します。
お客様からご注文を頂いておりましたフェラーリ 512BB 用のホイールスピンナーも到着です。
但しこちらは「当時物」ではなく、ワイヤーホイールで有名なイタリアのボラーニ社が販売しているスピンナーになります。
フェラーリにスピンナー注文するとこちらが送られてきますので(笑)
当時物と比べると爪の長さや細さなんかも違います。
一番の違いはココ!!真ん中のお馬さん
ボラーニのお馬さんは不細工です(涙)
ここもうちょっと何とかならなかったのかな~?っていつも思います。
まぁこのスピンナーでもクラシケは取得出来ますので。
そして年末年始のご案内です。
年内は 25 日(金曜日)まで通常営業致します。
26 日から年明け 1 月 5 日(火曜日)までお休み致します。
1 月 6 日(水曜日)から通常営業です。