V型6気筒

ブログ:フロントガラス

2011/12/13

先日よりフロントガラスのご注文が続き、先週はランボルギーニ ムルシエラゴとフェラーリ 360 モデナのフロントガラスが入荷し、昨日はフェラーリ F355 のフロントガラスが入荷しました。

毎回フロントガラスが到着すると割れていないかとても心配になりますが、最近はトラブルも発生しておりません。

しかし安心している時こそイタリア側に何度となく梱包は慎重に行うようにクドクドとリクエストをしています。

先週入荷したランボルギーニ ムルシエラゴのフロントガラスで気が付いたのですが、ムルシエラゴのフロントガラスはフェラーリのガラスに比べて、とにかく薄い!!

厚さを測ってみると約 5mm、薄いですね~

製造メーカーはもちろんフェラーリとは異なります。

それにしても VW (AUDI) 傘下に入ってから、ランボルギーニのパーツの品質はかなり向上した印象を受けます。

結構 AUDI と共通部品を使っていたりもしますが・・・

品質が良くなったというよりはカウンタック、ディアブロの頃の品質が悪すぎたのかな?

ブログ:フェラーリ Dino 246GT ワイパーモーター

2011/12/03

フェラーリ Dino 246T 用のワイパーモーター Assy は現在入手が非常に困難となっております。

Dino 用はモーターだけではなくリンケージ部分も一緒になっていますが、車体番号や仕様国によって数種類あったようです。

製造メーカーは「Magneti Marelli」です。

当時のオリジナルを探すのは非常に時間が掛かりますし、仮に見つかったとしても絶対に安くはないです!!

以前入手した時でも十数万円していましたから・・・

ヨーロッパの方では新しく作られた現代版のワイパーシステムが Dino 用として供給されているようですが、こちらの価格も十数万円するみたいです・・・

ちなみにまだ新しいタイプは使用したことがないです・・・

 

ブログ:丸型メッキミラー

2011/11/14

フェラーリ Dino 206/246GT や 365GTB4 デイトナ、その他色々なクラシックモデルに使用されている丸型メッキミラーです。

ミラーの直径は約 100mm です。

左右どちらにでも使用可能です!!

ミラーが変わるだけでも車の印象が大きく変わりますね!!

 

 

ブログ:ANSA マフラー

2011/11/11

クラシックフェラーリには ANSA マフラー、定番ですね。

 

 

以前は当時のオリジナルを探すしか方法がなかったのですが、数年前から復刻版の生産が始まりましたので、ほぼ全モデルのマフラーの入手が可能になりました。

上の写真は Dino 246GT 用、328 用になります。

下の写真は 250GT 用です、本当に古いモデルでも大丈夫!!

但し、残念なことに一部のマフラーは当時と同じ材質のスチールではなく、ステンレス製しか設定がないことです・・・まぁ色々と問題があるのでしょう・・・

下のマフラーは 365BB 用ですが、ステンレス製です。黒色に塗装されていますので見た目は分かりませんが・・・

 

基本的には受注生産になっていますのでご注文後 2~3ヶ月程必要になる場合もございます。

フェラーリ以外でもランボルギーニ、マセラティ用も設定がありますし、高年式モデル(360 モデナ、F430、599GTB) 等もステンレス製での設定がございます。

金額/納期に関しましてはご面倒でもメールかファックスにてお願い致します。

 

ブログ:Dino 用 灰皿(リプロ)

2011/10/25

お客様からご注文頂き取り寄せたフェラーリ Dino 246GT 用の灰皿です。

こちらは当時のオリジナル品ではなくイタリアで作られたリプロ品です。

オリジナルは入手出来ないことはないですが、非常に高価です・・・

リプロ品は灰皿の中身がブラックです。

最近ではリプロ品自体が入手出来なくなってしまったパーツも少なくないです。

今後の為にもまた他の入手ルートの確保も必要になってきました!!

 

 

ブログ:消耗品

2011/10/17

今日も沢山のパーツが海外から到着し、そして全国のお客様へ発送されていきます。

やはり入荷や発送が多いのは「消耗品」です。

消耗品といっても色々な種類のパーツがあります。

フィルター(エレメント)やベルト、ガスケット、オイルシール等・・・

そしてタイミングベルト関係ではタイミングベルトやベルトテンショナー、テンショナープーリー等もご注文が多いです。

消耗品は大体のパーツを在庫しておりますが、欠品のパーツ(入荷待ち)もございます。

ご注文の場合は、一度当社まで在庫確認のご連絡をお願い致します。

 

フェラーリ ホイールキャップ

2011/10/05

フェラーリのホイール中央に付くキャップは現在新しいデザインの物しか供給がありません。

本日もお問い合わせがありましたので新旧の比較写真で確認してみてください。

左側が旧タイプ、右側が新タイプです。

跳馬マークが少し太り、立体感のあるデザインに変更されており、バックのイエローも少し濃くなった感じです。

裏側はこんな感じです。

サイズは新しくなっても同じですので、問題なく取付できます。

やはりクラシックモデルには旧タイプがお似合いですが・・・

オークション等では旧タイプの4個セットが3万円~4万円くらいで出品されているようです(汗)

 

 

フェラーリ Dino 246GT 足回りパーツ

2011/09/30

フェラーリ Dino 246GT の足回りパーツ、KONI 製のショックアブソーバー、アームブッシュ、スタビライザーブッシュ、ボールジョイント等はリプロ品も含めて現在でもほぼ問題なく入手が出来ます。

ショックアブソーバーは当時物ではなく再生産された KONI 製になります。

もちろん Dino 206GT や Dino 246GT Tipo-L 用も入手は可能です。

セット売りではないですが、将来的には当社で独自にセットの設定をする予定です。

まずはメールかファックスにてお問い合わせ頂ければお見積りさせて頂きます。

 

話は変わって、今日で9月も終わり、明日からは10月・・・いよいよ年末が肌で感じられる季節に入ります。

今日はイタリアからの大口の荷物が2箱入荷する予定でしたが、イタリアから日本への経由地である香港周辺に台風が直撃・・・

日本へのフライトがキャンセルされてしまい荷物の入荷は月曜日に・・・

今年は台風で悩まされる回数が多いです・・・まぁ無事に到着してくれれば問題ないですが。

 

ラジエターファンモーター

2011/09/15

フェラーリ 308 用のラジエターファンのご注文を頂きましたが、オリジナルのモーターは非常に高価なので、今回はフェラーリから供給されております代替品を取り寄せました。

こちらが今回入荷した代替品のファンモーターでブレードが一緒に付きます。

メーカーは「SPAL」製です。

 

オリジナルは確かマレリー製だったと思いますが、その後はこの「LUCAS」製になっています。

と言ってもこのファンモーターはデイトナの頃から同じ品番扱いになっていますのでデイトナの頃はマレリー製でも 308 の頃は違うかも?

とにかくこの LUCAS 製は 1 個 6~8 万円くらいしますので、代替品が2個買えてしまいます。

おまけに当時のファンブレードがなく、デイトナの頃は3枚羽で確かマグネシウム製かアルミ製でしたが、現在は4枚羽のプラスチック製です。

308 はオリジナルでも4枚羽ですね。

もちろん現在の代替品の方が良く冷えるそうです・・・当たり前か。

 

Dino フロントカバー事件!!

2011/09/12

以前、お客様からの依頼でフェラーリ Dino 246GT のフロントカバーを調査した時のお話です。

新品のフロントカバーは既に生産終了となっておりメーカーにも在庫は残っておりませんでした。

そこで当社のヨーロッパの取引先数件に確認をしたところ某専門店から「在庫あり」の連絡がありました。

金額も納得が出来る額だったので迷わずオーダーをしました。

数日後カバーが届いたのですが、何か違和感があります・・・

Dino は 206GT、246GT Tipo-L/M/E と合計4種類がありますので、このカバーも間違いなく Tipo-E 用か確認をすることにしました。

とりあえず手持ちの在庫があるウォーターポンプのガスケットを合わせてみると・・・

 

やはり予想通り、ガスケットが合いません!!

 

ガスケットの裏側を確認すると「135B000 4146554」の刻印が・・・これは 206GT 用ですね!!

 

そこで今度は手持ちの 206GT 用のウォーターポンプガスケットを合わせてみると・・・

ピッタリです!!これでこのカバーは 206GT 用だと証明出来ます。

 

早速ヨーロッパの専門店にカバーが 206GT 用で 246GT Tipo-E 用ではないことを写真を送り説明をしますが

現地からの回答は「Dino にはまれに 206GT のエンジンが 246GT に載せられてファクトリーから出荷されているから間違いではない」と訳の分からない回答が(汗)

206GT のエンジンは Tipo 135B なので、カバーの裏の刻印「135B」も 206GT の Tipo 135B エンジン用のパーツという解釈の仕方で間違いないと思いますが

何度説明しても現地は納得しない様子・・・

話をしても時間だけが過ぎていくので、こちらから「135C」の刻印があるカバーは在庫でないのか?と質問をすると

「135C はある」との回答・・・だったら先にこの 135C のカバーを送ってこい!!と怒りを抑えながらも丁寧に話をし送ってもらうようお願いしました。

数日後新たにカバーが到着しましたが・・・中古です・・・(涙)

 

とりあえず 246GT Tipo-E 用のウォーターポンプガスケットを合わせてみます。

 

 

今度はピッタリと合いました。

 

 

裏の刻印は「135C000 4234144」、246GT のエンジン Tipo 135CS 用ですね。

 

今回のカバーは間違いなく 246GT 用でしたが、中古では話になりません。

再度現地に連絡をすると、「135C の新品はない」との回答・・・

結果的に中古でも再使用には問題がない状態でしたので大幅に割引をして納得の上でお客様にご購入頂きました。

それにしても外人とのビジネスは何十年たっても難しいです・・・