2015/03/02
今日は朝から何やらコソコソとやっております。
何の車種って訳ではないですがクラシック フェラーリに使用する為のホース類(エアーインテークホース、ブローバイホース、フューエルホース等)のサンプルを取り寄せて使用出来そうか調べています。
フェラーリ社からは当然供給が終了してしまっているホース類ばかりですがアメリカやヨーロッパでは比較的似ているホース類が手に入ります。
探せば国産でもあるかもしれませんが・・・
とにかくエンジンフードを開けた時にやっぱり今時のシリコンホース等は違和感があったりもしますので、拘りがある方にはぜひお勧めです。
でも案外高いんです・・・サンプルといっても無料サンプルは一部でほとんどは一か八か買ってみるしかないです。
現地の人間が「間違いないよ!!」と言って本当に間違いなかったことはほとんどないですから・・・
とりあえず私の性格上、自分の目で確認してからでないと納得できませんので。
2015/02/24
一週間ぶりの更新です・・・
何やら忙しい一週間でした・・・東京に行って、大阪に行って、納車や引き取り、そして今日はポルシェをコンテナに積み込みに行きます。
この一週間にも色々なパーツが入荷しました。
例えばこれ。
フェラーリ 365GTB/4 デイトナ用のエンジンフードに貼られているフードパッドです。
先日までお預かりしていたデイトナとはまた違うお客様からのご注文分です。
こちらはポップアップヘッドライト用になります。
初期のパースペクス(プレキシヘッドライト)用とは少し形状が違いますので使用出来ません。
日本国内にデイトナは何台存在するのでしょう?
当社のお客様だけでも十数台はあります。
聞くところによるとここ数年でフェラーリ F40 が 40台位国外に出たそうです・・・本当かな~?でもそれ以上の台数日本に存在していたのは確かですから。
2015/02/02
先週の ANSA マフラー取付が終了し、続けて作業が行われたパワステキットも装着が完了しました。
昨年のブログでもチラっとご紹介しましたが、こちらがヨーロッパから取り寄せましたパワステキットです。
このパワステキットはデイトナ専用品になります。
このパワステキット装着以前は三菱?の軽自動車用のパワステが無理やり装着されており、コントロールユニット/モーターがタコ足の真上にあり、熱で壊れてしまいました。
今回は見た目も重視し、出来るだけパワステが装着されていることが分からないようにユニットやモーターが室内に付くタイプを選びました。
さすがに個体差がありますので今回もポン付は出来ずまたまたメカさんにはご無理をお願いしましたが、なんとか問題なく装着完了となりました。
これで重ステからのストレスは解消されそうです。
ちなみに1セットのみこちらのデイトナ用パワステキットは当社にて在庫ございますのでご興味ございましたらメールにてお問い合わせ下さい。
2015/01/28
今日はパーツ単体ではなく取付のお話です。
当社のお客様がフェラーリ 365GTB/4 デイトナを所有されております。
前のオーナーさんによって色々と改造されており、元々は US 仕様でしたが中途半端にヨーロッパ仕様に変更されおまけに現代風の点火系パーツが付いておりました。
現オーナー様とお話をしマフラーを含めてヨーロッパ仕様に変更しようということで作業を開始しました。
早速タコ足、センターマフラー、リアマフラーを ANSA 製で調達し取付に掛かりましたが、事前の予想をはるかに超える手間が掛かりお願いしています修理屋さんでも四苦八苦していました・・・
US 仕様のマフラーを取り外していざヨーロッパ仕様のマフラーを取り付けようと思いましたが、フロアの高さや作りが US 仕様とヨーロッパ仕様と異なり、どうしてもセンターマフラーがフロアに干渉してしまいます。
そこでフロアの一部を加工し遮熱板を付けて対応です。
文章では簡単に書けますが実際にはかなりの時間が掛かり大変な作業でした。
肝心なヨーロッパ仕様のマフラーもポン付は出来ず、長さや角度調整を何度も行い、ようやく取り付けが出来ました。
↓写真のように全く接続部が合いません・・・個体差はあると思いますが予想以上です・・・しかしメカさんのおかげで綺麗に付きました。
US 仕様とヨーロッパ仕様ではマフラーの吊り下げ方法も異なりますし、取付位置も異なります。
新たにブラケットを作って頂き、出来る限りヨーロッパ仕様の見た目に近づけることが出来ました。
「イタリア品質だからね」と言いたいところですが、もう少し改善してもらいたいものです。
普段はパーツを販売する立場におりますがメカさんのおかげでこのような難しく根気のいる作業を行って頂けるので何十年も前のクラシックカーが現在でも元気よく走ることが出来るのだと痛感しました。
しかし、まだまだ作業は続きます・・・
この後は社外品のパワステを取り付け、最後に点火系を変更しキャブ調整です。
見た目も走りも変わるデイトナが完成するのが非常に楽しみです!!
2015/01/06
早速今年の第一便が到着しました。
中にはフェラーリ 365GTB/4 デイトナ用のデスビのポイントとコンデンサーも入っておりました。
デイトナはツインデスビなので片側にポイントが2種類(リードが長い物と短い物)が付きます。
ポイントは Dino やデイトナ以前のV12エンジンにはほとんど適合致します。
明日もまた他の便が到着予定です。
2014/12/16
面白い商品のご紹介です。
現代の車ではほぼ見ることはないでしょうが、50年代頃のクラシックカー等ではボンネットフードを止めたりするのにこのようなレザーベルトを使用したり、ドアを内側から開けるのにベルトを使用したりしていました。
車本体がどれだけレストアされて綺麗になっても、このようなベルト類が傷んでいてはダメです・・・
今回の商品も古い50年代のクラシックカー様に特注された物ですが、もちろん色や厚み、ステッチの太さや色等も選べます。
新品は当然綺麗ですが、馴染んでくるとさらにイイ味でますよ。
2014/12/10
大変貴重な商品が到着しました。
フェラーリ F50 用、新車時に付属しておりますスケドーニ製のレザーバッグ3点セットです。
ガーメントバッグ2点とソフトトップ収納用ケースです。
既にフェラーリ社からの供給はございませんので今回スケドーニ社に特注しました。
今年の5月に発注して半年以上掛かりました・・・
年内に無事納品でき一安心です・・・汗
一緒に同じく素晴らしい商品も到着致しましたのでこちらは後日ご紹介致します。
2014/11/11
フェラーリ 365GT 2+2 用のデスビキャップとデスビローターが入荷です。
オリジナルはもちろんマレリー製ですが、現在では入手非常に困難です。
現在フェラーリから供給されている物はどちらもメーカー名はありませんが使用には問題ございません。
クラシックフェラーリはツインデスビが多く、このデスビとローターも 275、330GT 2+2、330GTC、365GTC、365GT 2+2、365GTB/4 デイトナ、365GT4 2+2 まで全て共通になります。
2014/10/30
フェラーリ 365GTB/4 デイトナ 用 ブレーキブースターが入荷しました。
今回はブレーキマスターシリンダーが見つからなかったのでとりあえずブースターのみの入手です。
ブレーキマスターシリンダーも現在はなかなか入手が難しいようです。
2014/10/04
昨日関西からわざわざお客様にお越し頂き現在進行中の「US仕様をヨーロッパ仕様へ」の作業状況を一緒に確認に某修理屋さんと鈑金屋さんへ行きました。
車はフェラーリ 365GTB/4 デイトナですが、もともとは US仕様です。
前オーナーさんがヨーロッパ仕様にある程度変更はされたようですが、どうもイマイチ中途半端で排気系(マフラー)などは全て US仕様のまま・・・
おまけにあちらこちらに今時の国産パーツが付いておりエンジンの調子もイマイチ・・・ってなことで少しずつオリジナルに戻していきながらヨーロッパ仕様に変更していこうという内容です。
とりあえずヨーロッパ仕様のタコ足、センターマフラー、リアマフラーを ANSA 製で揃え交換をしていきますが予想以上に US仕様とヨーロッパ仕様はフロアの作りからも異なり鈑金屋泣かせの作業になっています・・・
この車はパワステが装着されていましたがもちろん社外品・・・おまけに良く見てみると軽自動車用のパワステがタコ足の真上に・・・熱対策も施されていないので当然このパワステはご臨終でした・・・
オリジナルの重ステに戻すことも検討しましたが、まずオリジナルのステアリングシャフトがパワステ装着の為に切られてしまい修復不可能・・・現オーナーさんの意向もあり新たにデイトナ用として販売されております海外のパワステキットを取り寄せ装着予定です。
ラジエターも今時のラジエターと電動ファンが組み込まれておりオーバークーリーング状態・・・オリジナルの古いラジエターは残っているのか?分からない状態ですので今後検討します。
点火系も今時のプラグコードやイリジウムプラグが付いており、おまけにCDI が付いていたりと・・・これも全部オリジナルに近づけます・・・
細かな点ではオイルフィルターもやっぱりフロント V12 エンジンに相応しくオレンジ色の FRAM オイルフィルターへ交換予定、見栄えも重要です。
内装も今回はシートを張替え予定です。
お金も時間も掛かりますがテキパキやっていく予定です。
こちらが海外から取り寄せたデイトナ用のパワステキットです。
またご報告致しますがここで一言・・・「オリジナルパーツは残して下さい!!」