2024/03/21
フェラーリ Dino 246GT 用のクラッチケーブルをご注文頂きましたので取り寄せました。
コレ、小さく丸めることが難しいので結構大きな箱で届きます・・・なので送料もビックリします・・・
クラッチケーブルの金額は・・・まぁ軽く 10 万円は超えますので(汗)
黒色のラバーブーツ、これは本来クラッチケーブルをご注文頂いても付属しません。
でも当社でご注文頂くと勝手に付属します(笑)
2024/03/07
お客様からご注文頂き取り寄せましたフェラーリ Dino 246GT 用コンプリートウォーターポンプです。
もちろんですが当時のオリジナルではないです。
従って純正のウォーターポンプシールやベアリングシャフトを手に入れても形状が違いますのでオーバーホールは出来ません。
次回もコンプリートでの交換が必要になります・・・
もしオリジナルのハウジングが残っていれば保管しておいてくださいね(笑)
2024/03/01
ご存じかどうかは分かりませんが、当社はクラシックフェラーリのパーツ供給をメインに行っております。
自動車業界では世界最高峰の「フェラーリ」ですが、必ずしもフェラーリの裏側を覗いてしまうと「マジか・・・」と思うところはいっぱいあります(笑)
現行のフェラーリに関してはあまり知識がないので分かりませんが、クラシックモデルは突っ込みどころ満載かもしれません。
当社がメインで取り扱っているのは 1960 年代から 1990 年代までのフェラーリ。
F355 も既に「クラシック」呼ばわりされてますが私にとっては新しい方(笑)、それなら 1960 年代、1970 年代のフェラーリは?化石?
最近パーツ供給で多いのはやっぱり Dino 206GT や Dino 246GT、結構日本に台数存在しますから。
そんな Dino に関しても常に「勉強」が必要です。
ある意味何が正解か分からない部分も多いです。
そんな「勉強」に役立つのがドイツの MATTHIAS BARTS 氏が書いた「Dino COMPENDIUM」です。
この本には Dino 206GT、Dino 246GT Tipo-L/M/E と全ての Dino 206/246 モデルの詳細が書かれています。
まぁどのようにこの情報を自分の「ため」に使用するかは自由ですが、私は部品供給の際に参考にしています。
長年この仕事やってきてますがそれでも初めて依頼されるパーツは未だにありますし、何がオリジナルなのか分からない時だって当然ありますので。
ただこの本もあくまでも「参考」です。
全てが正しい訳ではないかもしれません。
それでも一定の役には立ちますので非常にありがたい資料です。
2024/02/17
まぁとにかく意味不明な改造をしてくれたお陰でクランクシャフトにクラックが入っていたフェラーリ Dino 246GT…
師匠と一緒に気合入れて元の状態に戻しています。
と言う事でクランクシャフトを手に入れましたので作業も進み始めます。
ピストンやメタル類も揃っていますのでしばらくは師匠にお任せです。
どんどん追加部品も出てきますので準備はしておきます。
でもまだ他の Dino 246GT 2台、365BB、512BB、ミウラ、デイトナなどが控えていますので今年は特に忙しいです・・・汗
2024/02/02
クラシックカーに良く似合いそうなアースケーブル(アースストラップかな)が見つかりました。
まだこのワンサイズしか見つかっていませんので他も手に入るか調査中。
ちなみにこちらで全長 172mm、幅 22mm です。
こう言うの見つけると自然と笑顔になります(笑)
変ですか!?
2023/12/06
以前ブログでもご紹介したことがあります「あの」コスワース製のピストンセットですが 1 セットのみ在庫ございます。
適合車種はフェラーリ Dino 246GT で Tipo-L、Tipo-M、Tipo-E に使用可能です。
コスワースってもちろんご存じですよね?
マイク・コスティンとキース・ダックワースが創業したエンジンビルダーのコスワース (COSWORTH) です。
一番有名なのは DFV エンジンですね。
1970 年代の F1 ではほとんどのコンストラクターがこの DFV を使用していたくらいの名機です。
そのコスワース社が製造したピストンですので悪い訳がない!!
今まで長年部品供給していますがコスワースのフェラーリ用ピストンは見たことなかったです。
しかし、現在はスタンダードサイズ以外にも数種類供給されています。
現在当社で在庫しているピストンのサイズは 92.70mm ですが、ここで注意が必要です。
コスワースのピストンはピストンの外径が 92.70mm ではなく、ボアが 92.70mm で設計されていますので、実寸ですと 92.575mm-92.600mm になります。
ですのでこの辺りをしっかり計算出来る業者様での作業をお勧めします。
コスワース社の資料ですと。
ボア Min 92.700mm – Max 92.720mm
ピストン Min 92.575mm – Max 92.600mm
ピストン – ボアのクリアランス Min 0.100mm – Max 0.145mm
ピストンセットにはピストンの他にピストンリング、ピストンピン、クリップが含まれています。
もちろんコスワースの箱にも入っています。
現在 ヤフオク に出品しています。
お問い合わせはご面倒でも メール かファックス (058-253-7572) にてお願い致します。
2023/11/09
先日より立て続けにフェラーリ Dino 246GT 用のエンジンガスケットキットをご注文頂いております。
当社では基本的にクラシックモデル(1960年代、1970年代、1980年代)のエンジンガスケットキットは出来る限り一点ずつ取り寄せてキットにしています。
現在は Dino 246GT L-Type のガスケットキットを作っています。
ヘッドガスケットは出来るだけドイツ製の Elring 製を選択しています。
過去に安価な社外キットに入っているヘッドガスケットでトラブル出ていましたので。
安価な社外キットではバルブシールがゴム製ではなくテフロン製だったり、入っていないといけないガスケットやシールが入っていなかったり、ガスケットの品質が悪かったりと・・・
毎回クレームや追加で取り直ししていたので、それなら自分で作ってしまえ!!って勢いで自分でキットを作るようになりました。
まぁ手間は相当掛かりますがその分クレームはほぼなくなりました(笑)
まだあと Tipo-E のガスケットキット作らないと・・・
2023/11/01
フェラーリ Dino 246GT 用として取り寄せましたイグニッションコンタクトスイッチです。
何処に付いてるかと言うと・・・
イグニッションキーシリンダーの裏側です。
そもそもココだけの部品供給はありませんでしたのでアッセンブリしか入手出来ませんでしたが、現在はスイッチのみ出ます。
むしろ今度は逆にアッセンブリの入手が困難ですので。
Dino 246GT 専用品ではなく、1970 年代から 1990 年代くらいまでのフェラーリの多くのモデルに使用されています。
高価で入手困難なアッセンブリ探す前に、一度このスイッチを疑ってみて下さい(笑)
2023/10/24
お客様からフェラーリ Dino 246GT 用のフューエルフィルター Assy をご注文頂きました。
そもそもこの車には過去に何故かこのフューエルフィルターを取り外されてしまっていたようで、現オーナーの元に来た時には既に付いてなかったそうです。
オリジナルのフューエルフィルターは・・・まぁ探せば入手出来ますがすっごい金額ですので代替品を選択しました。
本来付属しないバンジョーボルトやユニオンも必要でしたが、フェラーリからの供給は終了していましたので合いそうな物を探して調達しました。
ただ・・・ん~なんかカッコよくない・・・
このままでも当然取り付け、使用出来ますが雰囲気ないので勝手に雰囲気出るように仕上げました。
まだまだ拘りたい部分はありますが・・・今回はここまでで十分と判断しました(笑)
勝手ながらお客様には喜んで頂けると嬉しいです。
せっかく取り付けるのであれば雰囲気良くしたいですから。
2023/09/14
フェラーリ Dino 246GT 用のヒーターバルブを在庫しました。
通常このヒーターバルブを注文してもラバーガスケットは付属しませんが、当社でご購入頂くと勝手に付属します(笑)
Dino 206GT やもしかすると L タイプはちょっと形状違うヒーターバルブが付いているかもしれませんので現品確認必要です。
基本的には Tipo-M と Tipo-E には使用可能ですが現在までに改造されて全く違うヒーターバルブが付いている可能性もございますのでお問い合わせの前に必ず現品確認をして下さい!!