V型8気筒

CAVIS スタイル フューエルホース

2021/08/28

クラシックフェラーリでよく使用されています緑色(透明)のフューエルホース、昔は CAVIS ホースなんて呼ばれてました。

まぁフェラーリのみならず他のクラシックカーやドゥカティ何かにも使用されてました。

今では CAVIS の印字があるホースはなく、似た物を探すしかないです。

これは汎用品として海外で販売されているフューエルホース。

フィアット系のショップから調達しました。

ちょっと緑色というよりは青色、おまけに半透明。

まぁこれでもダメって訳ではないです。

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で・・・こちら・・・

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緑色の透明なホース。

海外のコンクールに出品される個体にはよく使われるみたいです。

確かに当時物に近いかな。

金額は汎用品の数倍しますけど(笑)

それでも個人的にはこっちの緑色が良いかな。

 

フェラーリ F40 フューエルタンク

2021/08/19

無事に到着しましたフェラーリ F40 用左右フューエルタンク。

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出来立てホヤホヤですので、2031 年まで使用可能です。

先日関東の方で F40 燃えてますので!!この辺りはケチらずに新しい物に交換しましょう、しばらくの間動かしてない車両は特に。

フューエルホースも同じです。燃えたら終わり、途中で消火するのはほぼ不可能ですので。

ただ、残念なことに高額です。

参考までに国内定価は片側で 3,369,000 円(税別)です!!片側ですよ!!

左右ですと税込みで 7,411,800 円になります!!

イタリアから取り寄せれば数百万は安くなりますので!!

エアコンコンプレッサー オーバーホール致します。

2021/07/21

暑い・・・とにかく暑い・・・

岐阜は全国的に見ても毎年暑い地域です。

今このブログを書いている最中でも外は 34℃ ・・・昨日よりは少し涼しいか?と錯覚に陥ります。

夏場だから?という訳でもないのかもしれませんが、最近エアコンコンプレッサーのオーバーホール案件が多いです。

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エアコンコンプレッサー オーバーホールの流れについて少し説明させて頂きます。

まずはメールでお問い合わせ頂き、現品を当社までお送り下さい。

お預かりした現品は当社の取引先の電装屋さん(もちろん国内です)に送り現状検査を行います。

検査後に修理可能な状態であれば、修理見積と納期のご案内をさせて頂きます。

金額、納期共に問題ないようであれば修理/オーバーホールの作業に入らさせて頂きます。

基本的には現品お預かりして検査するまでは正確な金額と納期は分かりませんので「おおよそ」の金額と納期のみ事前にご案内させて頂きます。

エアコンコンプレッサーの他にもオルタネーターやスターターモーターも同様にオーバーホール致します。

但し修理部品が廃盤になっていたりして修理が不可能な場合もございますのでまずは事前にご相談下さい。

もちろんフェラーリ以外の車種に使用されている物でも承ります、ただ高年式の電装品は修理するよりも新品で購入された方が安い場合もありますのでご注意下さい。

フェラーリ 360 モデナ用左右ラジエーター

2021/06/23

今日はお客様からご注文を頂きましたフェラーリ 360 モデナ用の左右ラジエーターが到着しました。

こちらはフェラーリ純正品ではなく、国内で製作された社外品になります。

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社外品 = 安い、と言うことで社外品を選んでいる訳ではないです。

フェラーリ純正品のラジエーターは上下のタンクが樹脂製で出来ておりますが経年劣化で割れて水漏れを起す恐れがあります。

そこで考案されたのがこのラジエーターで、タンクは樹脂製から真鍮製に変更されており劣化で割れたりする心配がなくなりました。

コア増しされており、おまけにガンコートと呼ばれる特殊な放熱塗料が施されておりますので純正品よりも放熱効果があり、より冷却性が向上しています。

見た目もフェラーリ純正品と良く似たデザイン/形状ですので明らかにラジエーターを社外品に交換されてるな?とは思われません(笑)

フェラーリ 360 モデナ用以外には F355、348、512TR 用も取り扱っております。

金額/在庫状況のお問い合わせはご面倒でもメールにてお願い致します。

 

フェラーリ 308GTB 用 ANSA マフラー

2021/06/10

ご注文頂いておりましたフェラーリ 308GTB 用の ANSA マフラーが入荷しました。

オリジナルスタイルのシングルパイプです。

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やっぱりキャブ車の 308GTB にはシングルパイプが良く似合います(笑)

現在供給されている ANSA マフラーは当時のスチール材質とはちょっと異なり、アルミナイズドスチールと呼ばれる素材で作られています。

簡単に説明すると典型的なスチールとアルミニウムコーティングを組み合わせた材料だそうです。

コーティングのお陰で高温に耐えることが出来、尚且つ腐食にも耐えれるということです。

基本はスチールなのでステンレス製の甲高い音にはなりませんので当時に近いスチールならではの音になります。

 

AGIP Novecento 20W-50

2021/06/04

タイミングベルト交換を終えたフェラーリ 308GTB (キャブ) に今回もクラシックカー専用エンジンオイル「AGIP Novecento」を入れて頂きました。

1970年代のキャブ車なので 20W-50 が良いかなと思います。

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色々あって疲れた1週間でした・・・

週末休んでまた来週から頑張ります!!

フェラーリ 308GTB 用コンプリートピストン

2021/05/15

ご注文頂いておりましたフェラーリ 308GTB 用のコンプリートピストンが入荷しました。

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サイズはスタンダードサイズになります。

製造メーカーは JE PISTONS です。

当時はピストンリングが 4 本でしたが、現在は 3 本になっています。

足りないのではなく製造技術が上がった証拠です。

個人的にはエンジン内部のパーツは当時のオリジナルに拘る必要はないと考えます。

目に見えない内部のパーツは現代の技術で作られた精度の良いパーツを使えば新車の時よりもパワーは出ると思います(組み方の問題もありますが)

でも目に見える外観、インテリア、エンジンルーム内のパーツ等は出来るだけ当時の物、もしくは当時の雰囲気がある代替品を使いたいですね。

この 1976 年式フェラーリ 308GTB も現代の技術で作られたピストン等を組み込めばきっと 1976 年当時の新車では味わえなかったフィーリングを感じることが出来るはずです。

でも「雰囲気」は大切です。

あくまでも個人の意見ですが(笑)

 

AGIP NOVECENTO 15W-50

2021/05/06

ゴールデンウィークも終わり今日から通常営業です。

連休中にお問い合わせ頂いたメール、ファックスやご注文頂いた商品の発送が予想外に多かったです。

当社が取り扱っておりますクラシックカー専用エンジンオイル「AGIP Novecento」も本日業者様から 15W-50 の 30 リッター缶をご注文頂きましたので早速梱包/発送です。

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最近は AGIP Novecento をご使用されたオーナー様からも好感触のご感想を頂いております。

本日頂いたメールをご紹介します。

「頂いたオイルは良いですね。サーキットを走っても油温の上昇も軽やかだし油圧も安定して高回転でのトルク感も増してクラシックフェラーリには抜群の愛称です。」

このようなご感想頂けると非常に嬉しいです。

とにかく日本では今まで輸入されてなかったクラシックカー専用オイルですので、とにかく少しでも多くの方に使って頂き良さを体感して頂くのが一番です。

まだまだ認知されておりませんが少しでも「おっ!このオイル良いね~」と言って頂けるように今後も努力していきます。

AGIP Novecento をお取り扱い頂ける業者様も募集しておりますのでご興味ございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

フェラーリ 308GTB 用リアキャリパー

2021/03/15

フェラーリ 308GTB 用にご注文を頂きましたリアキャリパー Assy です。

今回は左右セットで手配をしました。

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オリジナルの Ate 製は供給終了しておりますがイタリア製の社外品が出ております。

Ate 製のオリジナルキャリパー用には Ate 製のキャリパーシールキットが出ておりますので状態によってはキャリパーシールキットを使用してオーバーホールすることも可能です。

フロントキャリパーシールキット、リアキャリパーシールキット共に現在ヤフオク出品中です。

直接お問い合わせ頂いてももちろん大丈夫です。

フロントキャリパーシールキットはコチラ

リアキャリパーシールキットはコチラ

ちなみにこのキャリパーは Dino 246GT、Dino 308GT4、308GTB/GTS、308GTBi/GTSi、308QV に適合致します。

ラジエーターをオーバーホールしました

2021/03/09

フェラーリ モンディアル QV のオーナー様からご依頼を受けまして国内でラジエーターをオーバーホールしました。

オーバーホールする前の状態

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写真でも分かる通り、まぁまぁ酷い状態です。

これでは十分な冷却は出来ません。

ただモンディアル QV も今から 40 年近く前のモデルですので新品のラジエーターもそうそう簡単に出てきませんし仮に見つかっても相当な金額です。

このように状態が悪くても形が残っているならオーバーホールをするのがベストな選択と言えます。

オリジナルはプレートフィンと呼ばれるコアの形状ですが、ここを現行車に使用されているコルゲートコアと呼ばれるタイプに変更します。

オーバーホールと呼ぶよりはリビルトですね。

コルゲートコアに変更するだけでも放熱性はかなり良くなります。

必要以上にオーバーヒート対策なんてする必要ないです。オーバーヒートするのであればラジエーター以外の箇所も疑って下さい、ラジエーターの容量を大きくすれば解決する話ではない気がします。

そもそも日本の真夏に快適に乗れるように設計はされていません・・・無意味な負荷を掛けるだけなので私は「真夏にクラシックカーに乗るな!!」と言い続けています(笑)

そしてこれがオーバーホール(リビルト)後です。

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一歩ずつですが車が復活していきます、もう少しで本来のモンディアル QV に戻るはずです!!