2018/09/05
多分1980年代頃までのフェラーリモデルには写真のようなドアキーブランクが使用されていると思います。
もっと古いモデルは黒色のグリップがない、ひし形のドアキーでしたね。
とりあえず写真のタイプは少しだけ在庫あります。
しかし!!問題はドアキーでも溝の方向だったりと4種類あるのです。
どれが自分のドアキーに適合するのかを見分ける方法があります。
それは・・・!!必ずドアキーには数字が刻印されているのです!!
手元にサンプルのドアキーがないので写真でお見せできませんが、ドアキーを見て頂ければ多分数字3桁か4桁くらいが刻印されていると思います。
刻印がない場合はもしかするとオリジナルのキーではない可能性あります。
キーブランクにも
2番!!
4番!!
6番!!
8番!!
と番号が既に刻印されていますので、例えばお手持ちのドアキーに 2377 と番号が刻印されていれば番号の一番最初の番号である 2番が適合するドアキーブランクになるということです。
グリップの裏側にはお馬さんも。
グリップはほぼ全部といってもいいかと思いますがヒビ割れています。
新品で手に入れても何故かヒビ割れています。
この部分はご了承して頂く必要ございます。
あとは何故か 4番のドアキーブランクは製造メーカーの名前 “S.A.F.E” や裏側のお馬さんも付いていません・・・本当になんでだろう。
何回取り寄せても同じなんです・・・涙
数に限りありますのでご希望の方はお早めにメールにてお問い合わせ下さい。
2018/08/30
フェラーリ 308 (2V) 用のピストンセットが到着しました。
JE Pistons 製で 81mm のスタンダードサイズになります。
一応全部サイズ測り確認します。
昔、他のパーツで少し違和感ありながらもサイズ計測せずに納品したことがありました。
その後お客様からサイズが間違っているとのご指摘を受け、「あ~あの時確認しておけばよかった」と後悔した経験がありますので可能な限り部品チェックはしています。
違和感感じた時はほぼ何かが間違っています・・・
それでも見逃したりして後日お客様からご指摘受けることもあります・・・
機械がないと計測出来ないパーツもあり 100% 事前チェックは出来ませんが出来るだけお客様の手元に間違った物が届く前に発見しておきたいです。
20年以上パーツ供給の仕事してきておりますが開始当初に比べれば海外の管理も良くなって間違いは減ってきています。
でもまだまだ日本人感覚では到底理解出来ない事件が起こりますので!!
私自身もまだまだ勉強不足なところが多いので改善/成長していきたいです。
2018/08/25
フェラーリのホイール中央に付くバッジ(ホイールキャップ)は現在までに何度か変更されてきています。
一番目にするのは写真一番左側のバッジで多分 360 モデナ?位まではもともとこのデザインのバッジが装着されていたと記憶しています。
クラシックモデルはもちろん一番左側がシックリきますね。
それから写真真ん中のバッジに変更、この時が一番変更点が多かったです。
特に黄色が以前の物より明るくなり、跳ね馬のデザインも変わりました。
新型モデルにはこの方が良く似合いますが、個人的にはクラシックモデルには似合わないと思ってしまいます・・・
そして現在は写真一番右側のバッジに変更されました。
正直何が変わったのか分からないくらい真ん中の物と同じ色合いやデザインです。
こちらが現在供給されているバッジです。品番は 340066
こちらのバッジは 4個セットで現在ヤフオク出品中です。
売り切れてもまた入荷しますのでメールでお問い合わせ下さい。
2018/08/22
お客様からのご依頼でフェラーリ 348 用のオルタネーターをオーバーホールしました。
もちろん国内での作業ですので安心です。
お預かりした時はこんな感じでした。
電装屋さんに現品を送り点検してもらうと・・・
「車で例えると全損ですね!!」
・・・・オーバーホールお願いします(汗)
今回は日本の DENSO 製オルタネーターでしたので交換が必要な新品部品にも困らずあっという間に完成!!
出来上がりは・・・こんな感じ。
当社では主にフェラーリパーツの取り扱いが多いのでオルタネーターやスターターモーターもフェラーリ用の依頼が多いですが、メーカー問わずお困りの方はお気軽にお問い合わせ下さい。
フェラーリだから特殊なオルタネーター使用してる訳でもないですので!!オルタはオルタです。
スターターモーターやエアコンコンプレッサーもオーバーホール承ります。
2018/07/27
クラッシックカーと呼ばれる車達!古き良き車。。。
しかし。。。純正部品は製造終了となり在庫なし
そのためにリプロ部品が存在します。
Ferrari 328 Front Turn Signal Lens
写真は同じ部品番号の同じ部品ですが、、、
手にした瞬間 「えぇー!!これはあかんやろ!」
当社部品担当の声が彼の事務室からたびたび聞こえます。
確かに同じ部品番号。間違いなくその部品ではあるけれど、せっかくのお客さまの良き愛車にこれ?つけるのは。。。
部品担当者の譲れない折れられない点です。
見るからにレンズ本体の色。。。
バリの処理。。。(見えないから!車体につけたら見えないところだから!とは言いたくない)
透明感も違えば輝きも違う
気泡?気泡入ってるのか?
確かにロゴやマーク等あるけど、、、なんだかすっきりしない仕上がりなんじゃないか?!
。。。。。
てなことで新たに探し取り寄せ
ほらほら!これだよ!これじゃなきゃやっぱり!!
書体もくっきりきれいな作り!
「ほらほら!やっぱりこれだろ!こぅだろ!」
部品担当者満足のお客様への商品発送です。
(お待たせいたしました。)
2018/07/13
すみません、14日(土曜日)、15日(日曜日)、16日(月曜日)は誠に勝手ながらお休みさせて頂きます。
大雨が終わったと思ったら今度は猛暑・・・災害に合われた方々は本当に気の毒です・・・
今日はフェラーリ モンディアル 3.2 カブリオレ用のトノカバーを止めるボタンが入荷しました。
他にも 308/328 GTS のタルガトップを収納するシート後ろのカバーを止めるボタンも同じですね。
結構特殊な作りです。
よーく見ると表面にお馬さんが・・・
個人的には1980年代終わり頃までに生産されたモデルにはこんな感じの少し凝ったパーツが付いている気がします。
この頃まではエンツォ・フェラーリの拘りがちゃんと反映されていたのかもしれませんね。
1950年代や60年代のクルマには正直見ているだけでも感動する美しいパーツが多く使用されていました。
生産性やコストを考えたら現代では必要ない拘りなんでしょうか・・・寂しい。
2018/06/28
つい先日販売を開始した 1987 年フェラーリ モンディアル 3.2 カブリオレですが無事にご成約頂きました!!
以前からお付き合いのあったお客様にモンディアルの写真をお送りしたところ、その翌日には「見に行きます」と・・・
翌日わざわざ関東から新幹線でお越し頂きました。
岐阜羽島駅までモンディアルでお迎え。
クルマを見た瞬間にもうご購入の判断をされていたらしいです(笑)
事務所に戻ってこのクルマの経緯や修理/修復箇所を説明して改めてこのクルマのオリジナリティの高さや状態の良さをご確認頂きました。
ありがとうございました。
次はどんなクルマが入荷するのか・・・ご期待下さい!!
2018/06/21
朝から倉庫の整理と車の入れ替え・・・
どんどん物が増えていきますので・・・あとドゥカティ 2台増えます・・汗
明日はわざわざ埼玉からモンカブちゃんを見にお客様がご来店されますので少し綺麗にしておきましょう。
相変わらず好調なエンジン!!
2018/06/04
一年以上掛けて修復した 1987 フェラーリ モンディアル 3.2 カブリオレを売りに出しました。
クルマの詳細を説明します(文章長いですがすみません)
ちなみに車の写真も枚数多いのでこちらでアルバムにしてあります。
クルマは 1987 年に新車でコーンズさんが輸入した個体で車体番号は ZFFWC26B000072299 です。
なんとヨーロッパ仕様。まぁこの頃はまだ日本仕様があるかないか位の時代でしたから。
国内ではたったの 2オーナーです。
たまたま 2オーナー目のご子息からお話を頂き購入することになりましたが実は数年(6~7年?)ビルの半地下に止まったまま動かしていない状態でした。
引き上げた時、タイヤはパンクしエンジンも掛からない状態でした。
そのまま千葉県市川市にある「アウトストラーダ」さんにお願いしてエンジンを修理し動かせる状態にして頂きました。
アウトストラーダの池田さんと何度も話をしてどこまでどのように修理するかを話し合いました。
基本的には新車から 26,000km くらいしか走行しておらず奇跡的にもほぼオリジナルの状態を保っていましたので可能な限りオリジナルを維持出来るようにリクエストしました。
エンジンは後ろバンクのタイミングベルトがツルツルになってしまっており、一か所バルブが曲がってしまっていました、幸いにもピストンは無事でしたので後ろバンクのヘッドガスケット、インテークバルブ、エキゾーストバルブ、バルブステムシール等を全部新品に交換しました。
カムタイミング、バルブタイミングをキッチリ合わせて頂くためにヘッドカバーのガスケット、その他必要なガスケット&シール類も全て新品に交換しました。
ウォーターポンプもオーバーホールして頂き燃料系、点火系も全てチェックしました。
奇跡的にもフューエルデスビの状態が良くそのまま洗浄、調整で問題なし、点火系はプラグコードをイタリアCAI 製プラグコードに交換(クラシケ取得 OK )しました。
ホイールはもちろんオリジナルですがキズや汚れが酷く修繕/再塗装をしました、その時に 「FERRARI 165TR390」 (浮き出している刻印ではなくプリント)の名前が残せなかったのが残念な部分です・・・タイヤは 4本とも新品の Michelin TRX 220/55 VR390 に交換しました。
全塗装はしていませんが、やはりバンパー周り、ドア周りとキズやヘコミが何ヶ所かありましたので部分的に修繕/塗装しました。
内装は数年間の間に湿気などでシートの状態が悪くなり、特に過去のブログでもご紹介しましたが助手席側の座面が破れていましたので座面のみオリジナルと同じコノリーレザーの最上級 「Vaumol」を使用して張り替えました。
その他の前後シートとドアパネル類は特殊なクリームなどを使用して復活させました。
基本的に張り替えてしまえば新品になりますが、どうしてもオリジナルのまま残せるところは残したかったので今回内装関係をお願いした大阪の「エミリオ」さんと何度も相談して可能な限りオリジナルを維持する方法で仕上げて頂きました。
唯一ソフトトップ(幌)は穴が開いており修復不可能、後ろのビニール幌ウィンドウも少し圧を掛ければ「パキッ」と割れてしまうくらい劣化していましたのでここは全て新品に交換してもらいました。
ただ幌の材質もエミリオさんでオリジナルに一番近い生地を探してもらい仕上げました。
千葉県と大阪に何度も足を運びようやく完成、大阪から自走で帰ってきましたがもちろんノートラブルです。
今回は出来る限りオリジナルを維持したかったのです、フロントガラスもオリジナルのままでその証明でもあるタイヤ圧のステッカーも残っています、専用工具も全て揃っています、トノカバーもオリジナル、オーナーズマニュアル、ワランティーカード&サービスブック、車検証ケース、当時のコーンズさんの伝票、整備記録、保証書も残っています。
ここまでオリジナルが維持されている個体を何でもかんでも新品に交換するのはある意味価値を下げてしまうと考える当社ネクストワンの価値観があります。
車両価格は市場価格と呼ばれる価格帯よりも高いです、その理由はこの個体の本当の価値が分かって頂ける方には必ず満足して頂けると思っております。
生産台数 810 台のモンディアル 3.2 カブリオレ、4座席でオシャレなピニンファリーナデザインのグランドツーリングカー如何でしょうか。
SOLD !! THANK YOU !!
2018/05/25
フェラーリ モンディアル 3.2 用にドアミラー調整スイッチを取り寄せました。
まだ新品で入手は出来ます。
モンディアルや 400/412 にも使用出来ます。
何気なく裏側見てみると・・・ん? BMW ? なんで?