2023/12/06
以前ブログでもご紹介したことがあります「あの」コスワース製のピストンセットですが 1 セットのみ在庫ございます。
適合車種はフェラーリ Dino 246GT で Tipo-L、Tipo-M、Tipo-E に使用可能です。
コスワースってもちろんご存じですよね?
マイク・コスティンとキース・ダックワースが創業したエンジンビルダーのコスワース (COSWORTH) です。
一番有名なのは DFV エンジンですね。
1970 年代の F1 ではほとんどのコンストラクターがこの DFV を使用していたくらいの名機です。
そのコスワース社が製造したピストンですので悪い訳がない!!
今まで長年部品供給していますがコスワースのフェラーリ用ピストンは見たことなかったです。
しかし、現在はスタンダードサイズ以外にも数種類供給されています。
現在当社で在庫しているピストンのサイズは 92.70mm ですが、ここで注意が必要です。
コスワースのピストンはピストンの外径が 92.70mm ではなく、ボアが 92.70mm で設計されていますので、実寸ですと 92.575mm-92.600mm になります。
ですのでこの辺りをしっかり計算出来る業者様での作業をお勧めします。
コスワース社の資料ですと。
ボア Min 92.700mm – Max 92.720mm
ピストン Min 92.575mm – Max 92.600mm
ピストン – ボアのクリアランス Min 0.100mm – Max 0.145mm
ピストンセットにはピストンの他にピストンリング、ピストンピン、クリップが含まれています。
もちろんコスワースの箱にも入っています。
現在 ヤフオク に出品しています。
お問い合わせはご面倒でも メール かファックス (058-253-7572) にてお願い致します。
2023/12/05
お客様から「フェラーリ フロント V12 のラジエーターを止めているハンガーストラップが欲しいんだけど、今出てるゴム製じゃなくて昔の布タイプは手に入らないでしょうか」とお問い合わせ頂きました。
フロント V12 というとフェラーリ 550 マラネロの年代ではないです、もっともっと昔の 250系のことです。
この頃はフロントラジエーター上部にハンガーストラップが付いていました。
写真黄緑色の丸印の箇所です。
今でもハンガーストラップは供給ありますが本来布が使用されていた部分がゴム製に代わってしまっています。
マフラーを支えるハンガーストラップも同じ物で、まぁマフラーは覗かないと見えないのでまだいいのですが、ラジエーターに使用する分はエンジンフード開けると見えますのでこのお客様も見た目を気にして当時の布製を探していました。
この部分は私も以前から気になっていたので入手ルートは作ってありました。
これが現在入手出来る布タイプのハンガーストラップです。
ゴム製に比べれば倍以上の金額しますが 1950 年代、1960 年代のフェラーリであれば妥協する必要ありません。
絶対にこちらを使用したいところです。
ちなみにマフラー用としても使用出来ますし、実はランボルギーニ ミウラも同じ物使えます(笑)
2023/12/01
忙しい 11 月が終わり今日から 12 月・・・あっという間です。
12 月は海外(特にイタリア)がクリスマスくらいから冬休みに入ります。
早い所だと 18 日から来年 1 月 10 日位まで休みです。(長い!!)
当社もその辺りを頭に入れて注文を受けないと年内荷物は到着しませんので。
さて、話は変わりますがしばらく入手不可でしたフェラーリ テスタロッサ用のコンプリートクラッチがまた供給されています。
但し在庫数は多くなさそうですのでまた完売するとしばらく入手出来なくなりそうです。
本当に AP Racing のクラッチか不安でしたが実際に取り寄せてみましたので大丈夫です。
流石に安くはないですが今の内であれば取り寄せ出来ますのでご検討下さい。
お問い合わせはご面倒でも メール かファックス (058-253-7572) にてお願い致します。
2023/11/09
先日より立て続けにフェラーリ Dino 246GT 用のエンジンガスケットキットをご注文頂いております。
当社では基本的にクラシックモデル(1960年代、1970年代、1980年代)のエンジンガスケットキットは出来る限り一点ずつ取り寄せてキットにしています。
現在は Dino 246GT L-Type のガスケットキットを作っています。
ヘッドガスケットは出来るだけドイツ製の Elring 製を選択しています。
過去に安価な社外キットに入っているヘッドガスケットでトラブル出ていましたので。
安価な社外キットではバルブシールがゴム製ではなくテフロン製だったり、入っていないといけないガスケットやシールが入っていなかったり、ガスケットの品質が悪かったりと・・・
毎回クレームや追加で取り直ししていたので、それなら自分で作ってしまえ!!って勢いで自分でキットを作るようになりました。
まぁ手間は相当掛かりますがその分クレームはほぼなくなりました(笑)
まだあと Tipo-E のガスケットキット作らないと・・・
2023/11/01
フェラーリ Dino 246GT 用として取り寄せましたイグニッションコンタクトスイッチです。
何処に付いてるかと言うと・・・
イグニッションキーシリンダーの裏側です。
そもそもココだけの部品供給はありませんでしたのでアッセンブリしか入手出来ませんでしたが、現在はスイッチのみ出ます。
むしろ今度は逆にアッセンブリの入手が困難ですので。
Dino 246GT 専用品ではなく、1970 年代から 1990 年代くらいまでのフェラーリの多くのモデルに使用されています。
高価で入手困難なアッセンブリ探す前に、一度このスイッチを疑ってみて下さい(笑)
2023/10/31
あるフェラーリ V8 モデルのクランクシャフトを何本かご注文頂きました。
写真は 3本ですがまだあります。
これから凄いエンジンを作るそうです!!
日本にも色々と面白い事、興奮する事やっている方いますね。
完成したら見てみたいです!!
2023/10/24
お客様からフェラーリ Dino 246GT 用のフューエルフィルター Assy をご注文頂きました。
そもそもこの車には過去に何故かこのフューエルフィルターを取り外されてしまっていたようで、現オーナーの元に来た時には既に付いてなかったそうです。
オリジナルのフューエルフィルターは・・・まぁ探せば入手出来ますがすっごい金額ですので代替品を選択しました。
本来付属しないバンジョーボルトやユニオンも必要でしたが、フェラーリからの供給は終了していましたので合いそうな物を探して調達しました。
ただ・・・ん~なんかカッコよくない・・・
このままでも当然取り付け、使用出来ますが雰囲気ないので勝手に雰囲気出るように仕上げました。
まだまだ拘りたい部分はありますが・・・今回はここまでで十分と判断しました(笑)
勝手ながらお客様には喜んで頂けると嬉しいです。
せっかく取り付けるのであれば雰囲気良くしたいですから。
2023/10/20
今回はアルミ製のガソリンタンクと一緒にフューエルパイプ類も全て交換されました。
フューエルパイプキットも社外品で調達、まぁ純正品も色々ありましたので(苦笑)
見た目は純正品にかなり近いので違和感は全然ないです。
こちらも受注生産ですのでステンメッシュの中に入っているゴムのホースももちろん新品ですので安心です。
お問い合わせはご面倒でも メール にてお願い致します。
ちなみにこちらはお客様からのご注文分ですので当社在庫ございません。
基本的には受注生産になります。
2023/10/19
フェラーリ F40 用のガソリンタンクです。
と言っても純正品ではなくアルミ製の社外品です。
純正品の金額って知ってますか?
片側税込みで 3,891,800 円 !!、左右で税込み 7,783,600 円 !!
この金額で交換してもまた年数経過したら新品に交換が必要・・・ん~必要か?
ヨーロッパではこのバカげた純正品は使用せず、今回ご紹介するアルミ製に交換する比率の方が高そうです。
だってこれで十分ですよ。
まぁ確かにこのアルミ製も安くはないですが純正品の片側分で収まります。
アルミ製タンクに変更されているからと言って F40 の評価が下がるとは思いません。
お問い合わせはご面倒でも メール にてお願い致します。
ちなみにこちらはお客様からのご注文分ですので当社在庫ございません。
基本的には受注生産になります。
2023/09/15
フェラーリ 512BB 用のフロントウィンカーレンズ左右セットを取り寄せました。
ベルリネッタボクサーはこのウィンカーが非常に特徴的です。
リプロ品になりますがオリジナルと同じ「siem」の名前も入ります。
今回取り寄せたホワイト(クリアー)の他にオレンジ色も設定があります。
365BB、512BB、512BBi 全てのボクサーに適合します。
取り付けはちょっと大変そうですがレンズが手に入るだけラッキーですね。