2024/12/05
ヨーロッパに CIBIE のヘッドランプを注文したところ・・・到着したら CARELLO だった・・・
仕方がないので再度他のショップに聞いたら CIBIE あるよって返事だったので注文した。
届いたら Lucas だった・・・
どうなのこれ?
2024/12/03
小さなパーツですがもちろんご注文頂けましたら取り寄せます。
今回はフェラーリ 308GTB 用にドアロックノブを取り寄せました。
これ、意外に安くないんです・・・
Dino 246GT も同じ物使用してますね。
クラシックフェラーリはやっぱりこの十文字のドアロックノブが良いですよねってマニアックか・・・
2024/11/28
探して探してようやく見つけました Vitaloni “TURBO” ドアミラーです。
ヤフオクなんかで比較的手に入りやすいのは “BABY TURBO” ですのでお間違いなく。
フェラーリ 328 やランボルギーニ カウンタックのドアミラーはこの TURBO ミラーです。
但しフェラーリやランボルギーニ用は電動です。
こちらは手動です。
今回は某クルマのドアミラーが根元でポキっと逝ってしまいましたので、この汎用タイプの根元を移植して修理しました。
まぁ電動タイプ探せばあるんですが 20 万円以上しますので・・・汗
この汎用タイプも昔に比べれば恐ろしく高くなりました・・・それに中々ないんです。
海外で探してもほとんどは一回り小さい Baby Turbo ばかりですので。
2024/11/22
待っても待ってもなかなか再供給されないフェラーリ テスタロッサ用の純正クラッチ (AP 製)・・・
と言うことで思い切ってテスタロッサに 512TR のクラッチを取り付けることが出来る変換キットで対応することにしました。
それがコレ ⇊
512TR のクラッチはテスタロッサのツインディスクと違いシングルディスク、製造メーカーも F355 や 360 モデナとかと同じ Valeo 製なので今でも安定供給されてます。
もちろんそのままポン付けは出来ませんので色々なパーツを 512TR 用に変更しないといけません。
とりあえず画像にあるパーツは全て必要です。
フライホイール、クラッチレリーズベアリング、サポートフランジなども当然必要です。
まぁこのキットの金額は高いですが、正直テスタロッサの純正クラッチの金額も似たようなもんです。
512TR 用に変換しておけば今後は安心ですね。
2024/11/07
とある V12 フェラーリに使用出来るかな~という期待を込めて取り寄せました、スターターモーターのドライブギアです。
今、国内の電装屋さんでスターターモーターをオーバーホールしてもらっていますが、このドライブギアがダメらしく作業が止まっていました。
ドライブギア自体を修理してみようと言うことになりましたが想像以上に深刻で断念・・・
こんなこともあろうかと探しておきました代わりのドライブギアを。
ただ実際に取り付けてみないと使用出来るかは不明なんです・・・
とにかく後はひたすら祈るだけです。
2024/10/24
お客様からご注文頂き取り寄せました、フェラーリ テスタロッサ用ディファレンシャルです。
こちらは純正品ではなく、社外品になります。
テスタロッサ用に取り寄せましたが、512TR、F512M にも使用可能です。
純正品は確か 160 万円くらいすると思います・・・汗
この社外品だと半分位かな?それでも高いですけど・・・汗
とにかくクラシックモデルのパーツはここ数年でビックリするくらい値上がりしました。
車両の金額も半端ないですが、基本的にパーツは車両の金額とは関係ないんですけどね。
でも私個人の努力では何とも出来ません・・・これが現実です。
これからは維持費も相当覚悟して所有しないといけない時代に突入しました。
何十年前は安かった~って思っても、もうその金額では手に入りませんし、そもそも入手出来るだけラッキーなパーツも多いです。
工賃も今後は上がるでしょう、段々とクラシックカーを修理出来るメカニックが減りますしね。
ただ、まともに修理も出来ない、出来てないのにすっごい請求書出してくる悪徳業者も多くなる気がします・・・
この辺のお話は後日と言うことで(笑)
2024/10/22
フェラーリ 308GTB のセンターコンソールにあるスイッチ類のプレートです。
エアコン調整のプレート
FAN/HAZARD/WIPE のプレートとお隣の AERIAL のプレート
まぁどれも純正新品の供給はないです。
リプロ品のプレートになります。
この辺りのパーツは金額よりも手に入るか入らないかの世界です・・・
2024/10/09
なかなかお目にかかることのないフェラーリ 250GT ベルリネッタ ルッソのパーツをちょこちょこ取り寄せています。
今回はコレ ⇊
何処に使用するパーツか分かりますか?
私も長年この仕事やってますが初めて取り寄せたパーツです。
正解はブレーキペダルとクラッチペダルの付け根に付くダストブーツです。
クラシックモデルはこんなダストブーツでもちょっと凝ったデザインなので凄いといつも感心しています(笑)
まぁ問題は何でもかんでも高いと言うことです(涙)
2024/09/28
いつからだろう、フェラーリ純正の AP 製クラッチの供給が不安定に・・・そして今は全く入手出来ない状態に。
512BB/512BBi 用、テスタロッサ用、348 用のシングルタイプ 等です・・・
先日もなんとかテスタロッサ用を入手出来ましたがまた在庫はゼロです。
毎日毎日出社するとまずはこれらクラッチの在庫状況を確認しますが・・・相変わらず在庫なしの状態です。
夏休み前にフェラーリに問い合わせてみました。
「AP 製のクラッチは再供給するの?」
するとフェラーリ側の回答は
「AP には発注してあるんだけどね・・・いつになるのか」
まぁこんな感じのやり取りでした。
とりあえずは今後も供給してくれそうなんですがまず大量には供給してくれないですので、少量入荷して取り合いになってまたしばらく欠品・・・
クラッチ待ちのクルマ・・・あると思います。
2024/09/11
1960 年代、1970 年代のクラシックモデルはパーツカタログに記載されていないパーツが結構あります。
このスピードメーターケーブルもパーツカタログには記載されてないパーツです。
それじゃーどうやって発注するの?
まぁこれが長年クラシックパーツを専門で取り扱っている当社の強みでもあります。(笑)
実はこのスピードメーターケーブル、パーツカタログに記載されていませんが、ちゃんと品番は与えられています。
問題はこの正しい品番を見つけることが出来るかです。
実際、このパーツ販売を始めた 28 年前は品番ない物をどうやって手に入れるか分かりませんでした。
その当時はインターネットはもちろん、email もない時代、ヨーロッパやアメリカに行った時に本屋で自動車関連の雑誌を大量に購入して、そこに記載されていたパーツショップの広告に片っ端から電話してファックスして教えてもらい輸入していました。
入手したパーツは品番や詳細をデータとして紙に記録し、デジタルカメラがない時代にパーツの写真を撮影して現像して保管してとコツコツとデータを作ってきました。
だからある程度の未記載のパーツも当社のデータには品番や詳細と一緒に記録されていますので、簡単に発注することが出来ます。
今でも品番分からないパーツはお客様に現品の詳細や画像を送ってもらい色々な方法で調べていきます(結構時間と労力は必要です)。
昔に比べればインターネットで検索して、メールで画像送ってもらい確認してから発注出来るので楽になりましたし、とにかく間違いが減りました。
便利にはなりましたが、基本全てのノウハウは頭の中なので私が引退したらネクストワンは終了です(笑)