V型6気筒

ウォーターホース

2023/04/04

フューエルホース、ウェザーストリップに続いて色々と試しに取り寄せているのは・・・ウォーターホースです!!

waterhose

ウォーターホースって正直国内でも手に入る物ありますが、当社が拘って手に入れているのはクラシックモデル用です。

シリコンホースではダメなんです見た目の雰囲気が・・・

普通の黒い表面がツルっとしたゴムホースでもダメなんです・・・

この感じしか。

でも何が問題かって、ホース自体の単価は海外でもそんなに高い訳ではないのですが、とにかく最近の運送費がバカみたいに高いっ!!

請求書見た時に何かの間違いですか?と聞きたくなるくらいの送料が請求されてます。

これからイタリアを出荷されるフェラーリのちょっとした大き目のパネル、自分の過去の経験だと運送費はまぁ高くても10万円くらいかな?と思っていましたが、昨日イタリアから Euro 2,000 (約 29万円) と連絡ありました。

さすがのイタリア人も「クレイジー」と言ってますが他数件の運送会社に聞いてもまぁ似たような金額でガッカリ。

20万円の商品に対して送料 29万円・・・はい大赤字です。

このウォーターホースも大体 1 メールにカットされてますので梱包しても長さが 1 メートル強あると送料がグンと上がります。

商品値上げ、円安、燃料高による運送費高騰・・・相変わらず何も良い事ないですこの業種。

もう辞めようかな。

 

またフューエルポンプ製作しました

2023/03/24

ランボルギーニ ミウラ用のフューエルポンプに続き、よせばいいのに今回はフェラーリ Dino 246GT 用のフューエルポンプを製作しました。

fuelpump1

ん~雰囲気はイイけど、Bendix のステッカーの赤色が薄い・・・次回までの宿題です。

ミウラ用と並べると違い分かりますか?

fuelpump2

頭が赤いのがミウラ用です。

相変わらずこんなことやって一人で満足してます(笑)

でもどちらも完売!!(さすが!!)

しばらくは製作しません(笑)

ウェザーストリップ (ラバーシール)

2023/03/20

今日は色々な所から取り寄せているウェザーストリップ(ラバーシール)をチェックして分けています。

こちらが思っていた形状かなどのチェックです。

rubberseal

ゴム類も最近は到着して確認するまでは気が抜けません。

以前は間違いなかった形状やサイズだったのに同じ品番で注文しても到着すると全然違う形状の物に変更されていたりと・・・

フェラーリもランボルギーニもマセラティも 1970 年代頃までは同じような形状のラバーシールを使っている場合多いのですが、案外取り寄せてみると以前とは違っていてまた新たに探すことになったりとなかなかスムーズにいきません。

今回も何点かは形状変わっていて使えませんのでまた他でチャレンジです。

今週、来週もまた他で注文した分が届きますのでチェックして良さそうな物だけ納品します。

使えない物の方が多かったりもします(笑)

1メールのラバーシールだけでも数本色々な所から取ってみないと分からないなんてことはザラにあります。

意外と割に合わないアナログ的なこと今でもしてます。

 

クラシックモデル用プラグコードセット

2023/03/09

誰に頼まれた訳でもなく、今日もひたすらプラグコードの文字消しをしています(笑)

plugcord001

plugcord002

以前もブログでご紹介しましたが、イタリア製のプラグコード、残念ながら去年よりコードの材質がそれまでの PVC  (塩ビ) からシリコン製に変更されてしまいました。

PVC ではなかった「7mm SILICONE Wire Wound」の文字が個人的には気に食わないので、特にキャブモデル用のプラグコードセットのみ”勝手”にこの文字を消してから納品しています。

欲を言えば新しくなったシリコンコードのちょっとダランとした柔らかさも気になるので当時の PVC のようなちょっと硬い感じがスキですがそこは残念ですが妥協しています。

イタリアの製造メーカーに自分の想いを伝えてみましたが・・・想い伝わらず(涙)

分からないのかな~このカッコ悪さ・・・

と言うことで「せめて」コードに印字されている文字だけでも消そうと毎回アホみたいにせっせと見える範囲は消してます。

plugcord003

正直この文字が残っていても性能には全く関係ないのですが、そこは毎回何回も言っている「雰囲気」に拘りたいからです、特にキャブ車は!!

この新しくなったシリコン製のプラグコード、一応クラシケも OK なのですが、個人的にはフェラーリ社に「NG!!」って言ってもらいたかった、そうすればイタリアの製造会社も何としてでも PVC 使っていたでしょうに。

まぁ日本の変態男が偉そうに製造会社にクレーム言ったところで聞いてはもらえませんけどね。

でも文字消しただけでもこの通り、どう?いいでしょ?

plugcord004

今後は PVC のコードのみ切り売りすることも考えてます。

そうすれば修理屋さんでコード作って取り付けてもらえますので!!

変態の独り言でした(笑)

デスビポイント

2023/03/06

1970 年代中頃くらいまでのフェラーリ(キャブ車)に使用されていましたデスビのポイントです。

point1

写真のように白色の配線の長さが違うポイントが各デスビに 1 個ずつ付きます。

シングルデスビなら写真のように配線が短いショートリードが 1 個と配線が長いロングリードが 1 個付きます。

ツインデスビなら 2 個ずつですね。

最近はこのポイントを使わないようにポイントレスにしたデスビになっているクラシックモデルも多いです。

当社ではポイントは常時在庫しておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい。

プラグコードを作ろう!!

2023/03/03

やる気スイッチが入ったのでフェラーリ Dino 246GT 用のプラグコードを作ろうと思ったら・・・

部品足りなかった・・・

またしばらく部品待ち・・・せっかくやる気スイッチ入ったのに。

plugcord

フェラーリ Dino 246GT への拘り

2023/02/09

ご存じの通り?私は結構な拘りのある人間です(笑)

ですのでステッカー 1 枚製作するにしても拘ってしまいます。

最近は海外でもまぁまぁ拘って色々なパーツを作っているところもあります。

emblem1

ちょうど比べることが出来るパーツがあるのでご紹介しますね。

まずはこちら、ステアリングのホーンボタン。

emblem2

左側が拘って作られたホーンボタン、で右側が今まで意外と簡単に入手出来ていたホーンボタン。

まぁ気にならない方はスルーして頂いて大丈夫なんですが、拘りある方が見れば、「お~なかなかのもんだ」と思うでしょう。

素材や細かなところ、書体の色までも結構拘って作られています。

その代わり当たり前ですが、金額は当然お高いです。

そしてこちらはホイールハブキャップの中央に付くエンブレムです。

emblem3

左側が拘って作られた物、右側がそうでもない物です。

説明する必要がないくらい比較すると良く分かりますよね。

昔は中古車市場にいくらでも出ていた Dino 246GT ですが今では結構な価値があります。

細かなところまで気にする価値のある車両になったんだと思います。

フェラーリ Dino 246GT 用エンジンマウント

2023/02/01

お客様からご注文を頂いておりましたフェラーリ Dino 246GT 用のエンジンマウント(一台分)が到着しました。

524524

Pirelli 製のオリジナル品は既に生産/供給終了しておりますが特に Dino のパーツに関しては世界中でリプロ品やレプリカ品が入手出来ますのでまず安心です。

何でもかんでもオリジナル品を勧める訳ではないです(笑)

ゴム製のパーツなんて当時物見つけたって劣化で逆に危ないくらいですのでそういった物は当然リプロ品で OK です。

エンジン内部に使用するパーツも当時物使用するよりは現在生産/販売されているリプロ品や社外品を使用した方が材質も当時より良くなっていますし精度も良いので安心です。

あとは毎回言ってますが「雰囲気」ですね。

フェラーリ Dino 246GT 用イグニッションコイル

2023/01/05

新年は本日 5 日から営業スタートです。

まずはこちらから。

当時物 MARELLI 製イグニッションコイル BZR201A です。

100262a

100262b

100262c

100262d

100262e

100262f

100262g

100262h

正直代わりになるイグニッションコイルは BOSCH 製でも MARELLI 製でも安価で入手出来ますが、やっぱりこれが付いていると見た目違います。

クラシケ取得するなら必要でしょう。

Dino 246GT 以外にも 1960 年代や 1970 年代のフェラーリに使用されています。

残念ながら安くはないですが 1 個だけ在庫ございますのでご興味ございましたら メール にてお問い合わせ下さい。

フェラーリ Dino 246GT Tipo-L 用ステアリングハブ

2022/12/22

相変わらず色々試しています(笑)

今回はフェラーリ Dino 246GT Tipo-L 用のステアリングハブ関係です。

現在違うステアリングホイールが装着されているので今回ウッドステアリングに交換予定ですが、基本的にオリジナルのウッドステアリングやホーンボタン、ハブなんかは全く手に入りません。

と言うことで色々と調べて最終的には取り寄せてみて合う物、雰囲気良い物探しています。

steering1

ホーンボタンとハブは良さそうです。

でもステアリングを取り付ける 6 ヶ所の穴のピッチが合わないとまた別の方法考えないといけませんが・・・とりあえずピッチは大丈夫そう。

ウッドステアリングは年明けしか入ってこないのでそれまではステアリングなしで合うか確認です。

センターリングも別の所から届きましたが・・・

steering2

steering3

残念、大き過ぎて合いません・・・

このセンターリングも 2 種類はあるようですね。

センターリングに関しては年明けに再度チャレンジします。

合わなかったセンターリングはどうするか?不良品ではないのでイタリアへの返品は出来ません。

当然在庫になります・・・でも仕方がないです、こうやって取り寄せてみて合わせてみないと使えるか分かりませんので。

海外の人って(もちろん人にもよりますが)あまり親切でないので事前に細かな仕様教えてくれません。

商品送ってくる箱でも、蓋を開けたらビックリ・・・小さな商品をかなり大きな箱で送ってきます。

ただでさえ送料高くなったのに商品じゃなくて空気を運ぶのにお金払ってる感じです。

こんな所も気遣ってくれれば経費はもっともっと抑えること出来ますが・・・正直 20 数年この仕事してますがあまり改善されないですね。