2023/06/22
久しぶりに手に入りましたフェラーリ Dino 246GT 用の LUCAS 製、鉄ボディのリレーとオルタネーターのフューズが入るジャンクションボックスです。
この LUCAS 製のリレーは鉄ボディで現在では当然生産されていません。
Dino はまぁまぁ見えるところにフューズボックスやリレーが付くボードが取り付けられています。
当然 50 年も前のクルマですので全部オリジナルで保つことはまず不可能です。
でもこういうオリジナルが見つかるとちょっと嬉しいですし、今回ご注文頂いたお客様の為にも何とか探してあげたい気持ちが湧きます。
まだまだ探しているパーツは Dino 246GT に限らず沢山ありますが、何かのきっかけでヒョコっと出てくることあります。
今回もそんな感じでした。
常に目は光らせていますが、まぁ金額が高くなってきてるのも事実ですし、この 2 点海外から取り寄せるだけでも送料は〇万円掛かります・・・(涙)
2023/04/06
フェラーリ Dino 246GT 用のクーリングファンモーターを取り寄せました。
と言っても当時のオリジナルは既に生産終了になっておりますので社外品です。
社外品でも当社は出来るだけ当時の形状に似たものを優先して取り扱っております。
こちらもオリジナルの LUCAS 製に似たタイプです。
Dino に限らず 1970 年代のフロント 12 気筒モデルや、308/BB なんかにも使用出来ます。
ちなみにオリジナルはこちら(Dino 用ではないですが)
比べてみても違和感ないでしょ?
もう一手間かけてボディをシルバーに塗装して取り付けると更に GOOD です。
何故か 3 枚羽根のブレードも 1 個だけ在庫あります。
308 用かな?
2023/04/04
フューエルホース、ウェザーストリップに続いて色々と試しに取り寄せているのは・・・ウォーターホースです!!
ウォーターホースって正直国内でも手に入る物ありますが、当社が拘って手に入れているのはクラシックモデル用です。
シリコンホースではダメなんです見た目の雰囲気が・・・
普通の黒い表面がツルっとしたゴムホースでもダメなんです・・・
この感じしか。
でも何が問題かって、ホース自体の単価は海外でもそんなに高い訳ではないのですが、とにかく最近の運送費がバカみたいに高いっ!!
請求書見た時に何かの間違いですか?と聞きたくなるくらいの送料が請求されてます。
これからイタリアを出荷されるフェラーリのちょっとした大き目のパネル、自分の過去の経験だと運送費はまぁ高くても10万円くらいかな?と思っていましたが、昨日イタリアから Euro 2,000 (約 29万円) と連絡ありました。
さすがのイタリア人も「クレイジー」と言ってますが他数件の運送会社に聞いてもまぁ似たような金額でガッカリ。
20万円の商品に対して送料 29万円・・・はい大赤字です。
このウォーターホースも大体 1 メールにカットされてますので梱包しても長さが 1 メートル強あると送料がグンと上がります。
商品値上げ、円安、燃料高による運送費高騰・・・相変わらず何も良い事ないですこの業種。
もう辞めようかな。
2023/03/24
ランボルギーニ ミウラ用のフューエルポンプに続き、よせばいいのに今回はフェラーリ Dino 246GT 用のフューエルポンプを製作しました。
ん~雰囲気はイイけど、Bendix のステッカーの赤色が薄い・・・次回までの宿題です。
ミウラ用と並べると違い分かりますか?
頭が赤いのがミウラ用です。
相変わらずこんなことやって一人で満足してます(笑)
でもどちらも完売!!(さすが!!)
しばらくは製作しません(笑)
2023/03/20
今日は色々な所から取り寄せているウェザーストリップ(ラバーシール)をチェックして分けています。
こちらが思っていた形状かなどのチェックです。
ゴム類も最近は到着して確認するまでは気が抜けません。
以前は間違いなかった形状やサイズだったのに同じ品番で注文しても到着すると全然違う形状の物に変更されていたりと・・・
フェラーリもランボルギーニもマセラティも 1970 年代頃までは同じような形状のラバーシールを使っている場合多いのですが、案外取り寄せてみると以前とは違っていてまた新たに探すことになったりとなかなかスムーズにいきません。
今回も何点かは形状変わっていて使えませんのでまた他でチャレンジです。
今週、来週もまた他で注文した分が届きますのでチェックして良さそうな物だけ納品します。
使えない物の方が多かったりもします(笑)
1メールのラバーシールだけでも数本色々な所から取ってみないと分からないなんてことはザラにあります。
意外と割に合わないアナログ的なこと今でもしてます。
2023/03/09
誰に頼まれた訳でもなく、今日もひたすらプラグコードの文字消しをしています(笑)
以前もブログでご紹介しましたが、イタリア製のプラグコード、残念ながら去年よりコードの材質がそれまでの PVC (塩ビ) からシリコン製に変更されてしまいました。
PVC ではなかった「7mm SILICONE Wire Wound」の文字が個人的には気に食わないので、特にキャブモデル用のプラグコードセットのみ”勝手”にこの文字を消してから納品しています。
欲を言えば新しくなったシリコンコードのちょっとダランとした柔らかさも気になるので当時の PVC のようなちょっと硬い感じがスキですがそこは残念ですが妥協しています。
イタリアの製造メーカーに自分の想いを伝えてみましたが・・・想い伝わらず(涙)
分からないのかな~このカッコ悪さ・・・
と言うことで「せめて」コードに印字されている文字だけでも消そうと毎回アホみたいにせっせと見える範囲は消してます。
正直この文字が残っていても性能には全く関係ないのですが、そこは毎回何回も言っている「雰囲気」に拘りたいからです、特にキャブ車は!!
この新しくなったシリコン製のプラグコード、一応クラシケも OK なのですが、個人的にはフェラーリ社に「NG!!」って言ってもらいたかった、そうすればイタリアの製造会社も何としてでも PVC 使っていたでしょうに。
まぁ日本の変態男が偉そうに製造会社にクレーム言ったところで聞いてはもらえませんけどね。
でも文字消しただけでもこの通り、どう?いいでしょ?
今後は PVC のコードのみ切り売りすることも考えてます。
そうすれば修理屋さんでコード作って取り付けてもらえますので!!
変態の独り言でした(笑)
2023/03/06
1970 年代中頃くらいまでのフェラーリ(キャブ車)に使用されていましたデスビのポイントです。
写真のように白色の配線の長さが違うポイントが各デスビに 1 個ずつ付きます。
シングルデスビなら写真のように配線が短いショートリードが 1 個と配線が長いロングリードが 1 個付きます。
ツインデスビなら 2 個ずつですね。
最近はこのポイントを使わないようにポイントレスにしたデスビになっているクラシックモデルも多いです。
当社ではポイントは常時在庫しておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
2023/03/03
やる気スイッチが入ったのでフェラーリ Dino 246GT 用のプラグコードを作ろうと思ったら・・・
部品足りなかった・・・
またしばらく部品待ち・・・せっかくやる気スイッチ入ったのに。
2023/02/09
ご存じの通り?私は結構な拘りのある人間です(笑)
ですのでステッカー 1 枚製作するにしても拘ってしまいます。
最近は海外でもまぁまぁ拘って色々なパーツを作っているところもあります。
ちょうど比べることが出来るパーツがあるのでご紹介しますね。
まずはこちら、ステアリングのホーンボタン。
左側が拘って作られたホーンボタン、で右側が今まで意外と簡単に入手出来ていたホーンボタン。
まぁ気にならない方はスルーして頂いて大丈夫なんですが、拘りある方が見れば、「お~なかなかのもんだ」と思うでしょう。
素材や細かなところ、書体の色までも結構拘って作られています。
その代わり当たり前ですが、金額は当然お高いです。
そしてこちらはホイールハブキャップの中央に付くエンブレムです。
左側が拘って作られた物、右側がそうでもない物です。
説明する必要がないくらい比較すると良く分かりますよね。
昔は中古車市場にいくらでも出ていた Dino 246GT ですが今では結構な価値があります。
細かなところまで気にする価値のある車両になったんだと思います。
2023/02/01
お客様からご注文を頂いておりましたフェラーリ Dino 246GT 用のエンジンマウント(一台分)が到着しました。
Pirelli 製のオリジナル品は既に生産/供給終了しておりますが特に Dino のパーツに関しては世界中でリプロ品やレプリカ品が入手出来ますのでまず安心です。
何でもかんでもオリジナル品を勧める訳ではないです(笑)
ゴム製のパーツなんて当時物見つけたって劣化で逆に危ないくらいですのでそういった物は当然リプロ品で OK です。
エンジン内部に使用するパーツも当時物使用するよりは現在生産/販売されているリプロ品や社外品を使用した方が材質も当時より良くなっていますし精度も良いので安心です。
あとは毎回言ってますが「雰囲気」ですね。