2023/06/15
当社は主に 1960 年代~ 2000 年頃までのフェラーリパーツを取り扱っております、モデルで言うと F355 や 360 モデナ辺りまでです。
360 モデナ以降のモデルのパーツは絶対に取り扱わない!!って訳ではないですもちろん(笑)
取り扱っている量が一番多いのはやっぱり V8 系ですね日本でも。
フェラーリ F355 や 360 モデナのパーツは多いです。
タイベル交換のパーツなど消耗品はある程度在庫しておりますが在庫していない物も当然多いです。
F355 は空前のオリジナルブーム?の影響で純正のショックアブソーバーやマフラー、ホイールなんかの問い合わせも多いですが正直簡単には入手出来ません。
世界中でノーマルパーツ取り合ってますから。
360 モデナはまだそこまで異常な状態ではないですが F355 同様いつかは同じように純正ノーマルパーツを探す人が増えると思います。
ですので社外品に交換された時は邪魔でも純正ノーマルパーツは取っておきましょう!!
2023/06/14
先日取り寄せましたフェラーリ 512BB/512BBi 用のコンプリートクラッチ、こちらはお客様からのご注文分でしたので当社在庫品ではございませんが、もうメーカー欠品になっています(汗)
どうもまだクラッチの供給が不安定なままです。
この 512BB/512BBi 用も再入荷してはまた直ぐに欠品と・・・テスタロッサ用は相変わらず欠品のまま・・・
おまけに金額がまぁまぁ高くなっています。
ただランボルギーニの価格設定に比べればフェラーリの価格設定が「良心的」??に錯覚するくらいです。
ランボルギーニはガヤルドやムルシエラゴ用はおおよそ100万円はします。
カウンタック用ともなるともっとですね・・・
先日ディアブロ GT のエアーフィルターを見積りしましたが・・・金額はなんと 40 万円!!おかしいでしょ。
まぁこのブログをランボルギーニ関係のお偉いさんが読んでいないことを望みますが(このブログなんて知らいないでしょ)、最近の価格設定には悪意を感じますね。
クラシックモデルの価値が上がるのは市場が決めることなので仕方がないですが、部品の価格が同じように便乗値上げされていくのはちょっと意味不明。
おまけに安かった頃と材料も品質も製造メーカーも何も変わっていませんから。
特に消耗品の価格が高騰している部分に違和感感じます。もう生産終了で当時物のレアな部品ではないですし。
材料価格の高騰、送料の高騰、円安・・・この辺りの値上げは仕方がないと思っていますが。
2023/06/09
キャブ車用で大活躍しているフューエルポンプです。
フェラーリでもランボルギーニでもマセラティでもアルファロメオでもフィアットでもアバルトでも、キャブ車であればこのフューエルポンプでまず大丈夫です。
右側のフューエルポンプの状態で納品されますが、当社ではちょっとひと手間かけて BENDIX のステッカー貼ってお客様には納品しています。
見た目の雰囲気かなり変わりますよ!!
旧車なんかで良く使用されている NISMO から出ているフューエルポンプは設定燃圧が高すぎるので当社では燃圧が低い物を調達して販売しています。
この前は頭の部分だけ塗装屋さんで赤色に塗ってもらいランボルギーニ ミウラ仕様を作りました。
ただの拘りなんですが、この拘りは今後も続けていきますよ!!
2023/06/08
小物のお問い合わせや注文って結構多いんです。
今日はこれ、フェラーリ テスタロッサ用のプラグコードクリップです。
プラグコードを束ねるプラスチック製のクリップで 4 本止め、3 本止め、2 本止めとあります。
せっかくなのでプラグコードもこのクリップを使って綺麗に揃えて配置しましょう。
このクリップは 288GTO、308QV、328、モンディアル QV、モンディアル 3.2、412 そしてテスタロッサに使用出来ます。
お問い合わせは出来る限り メール でお願い致します。
お電話で「コレありますか?コレはどうですか?幾らですか?」って突然聞かれても何でもかんでも在庫している訳ではなくその度にカタログみて品番探して検索しないと分かりませんので。
2023/06/05
久しぶりにフェラーリ 456GT 用の AC コンプレッサーのオーバーホールをご用命頂きました。ありがとうございました。
製造メーカーは SANDEN 製で SD7H15 ですので多分初期の方に供給されたものでしょうか。
確か 456 は他にデルファイもあった記憶です。
いつものように現品お預かりして電装屋さんで検査し費用と納期の連絡をもらいます。
今回は内部が焼けてしまっていたようですが問題なく修理し完成です。
新品も出ないことはないと思いますが・・・金額聞いたらきっとため息しか出ないと思いますよ。
オーバーホール出来るのならオーバーホールの方が現実的です。
当社がお付き合いさせて頂いております国内の電装屋さんはフェラーリのコンプレッサーだからと言って金額が高くなることはもちろんございませんので(笑)
2023/05/09
長~いゴールデンウィークが終了し仕事モードにチェンジですがまだ完全に戻り切れてない気がする(笑)
そんな中フェラーリ 512BB 用のリアサスペンションブッシュ類が到着です。
今回はリア側のみで全て社外品でご用意いたしました。
まぁ気になると言えばスタビライザーのマウントラバー(写真の赤色のラバー)の色がオリジナルは赤茶色っぽいので社外品のこの赤色ももう少し赤茶色にしてくれれば言うことナシ。
誰も気にしないか?
とにかくサスペンションブッシュ類は 512BB に限らずほとんどのフェラーリ用が社外品でご用意出来ます。
ただセット販売ではないですのでよくお電話で「セットで幾らですか?」と質問されますが単品の金額で計算していかないといけないので直ぐにお答え出来ません。
ご面倒でも メール かファックス (058-253-7572) 頂けますと非常に助かります。
2023/04/28
連休前に何とかある程度のご注文分は納品しておきたかったので昨日今日は鬼のように動きました(いつも動けよ 笑)
フェラーリ 328 用のフロントブレーキディスクも予定より早く到着したので助かりました。
当時の brembo 製は生産終了?になっているようで今回は社外品で対応です。
当社も明日から 5月7日までお休みします。
電話は留守電になりますが、たまにフラっと会社きますのでメールかファックスでお問い合わせ頂ければ対応出来るかもしれません。
あまり天気良くなさそうなので屋根のある所でバーベキューでもやってます。
2023/04/26
最近 1980 年代のモデルから F355 頃までに使用されている数種類の BOSCH 製のフューエルポンプが立て続けに生産終了になってしまいました。
例えば 348、F355、512TR に使用されていたポンプの外径が 60mm のタイプも供給が終了しました。
ただ新たに代替品が出ましたので特に問題ではないです。
代替品を使用する場合に注意が必要なのはポンプの外径が 60mm から 53mm になりましたので、それに伴いポンプの周りに取り付けるガスケットも 60mm から 53mm に変更が必要です。
とりあえず代替品のポンプと 53mm のガスケットがあれば大丈夫です。
308GTBi/GTSi、308QV、512BBi に使用されているポンプも供給終了になりましたがこちらも代替品が出てます。
汎用ポンプに専用のフィッティングが付属します。
画像左側がオリジナルタイプ、右側が代替品です。
そして 328、テスタロッサ等に使用されているポンプも同じく代替品が出ています。
こちらも 308QV/512BBi 用と同じ汎用ポンプに専用のフィッティングが付属します。
この辺りは天下の BOSCH 様ががちゃんと対応してくれていますので今の所安心ですね。
2023/04/20
お客様からご注文を頂き取り寄せましたフェラーリ 328 用前後ブレーキキャリパーシールキットです。
もちろん Ate 製です。
こちらがフロント側(左右)
そしてこちらがリア側(左右)
見た目同じですがサイズが異なります。
Ate 製以外の安価なシールキットも出ている様ですが当社は出来るだけ Ate 製キャリパーには Ate 製シールキットで対応しています。
この後の brembo キャリパーにも brembo 製のシールキットで。
残念なのが昔の GIRLING 製や Dunlop 製キャリパーは GIRLING 製、Dunlop 製以外のシールになってしまいます。
ゴム製品なので当時物のシールキット手に入れても何の価値も実用性もないですし。
2023/04/14
現在はメーカー生産/供給終了になっているフェラーリ 512BBi のオイルホース、代替品や社外品も出ていませんので現品お預かりして国内で修理してもらいました。
こちらが修理前の状態。
カシメ箇所が緩く口金がクルクルと回ってしまいます。
お付き合いのある専門業者様に現品を送り見てもらうと「修理可能です」との回答、早速修理を進めてもらいました。
そして一週間程で修理完了。
口金は基本的に再利用するしかないので古い口金を検査して綺麗にし塗装を施してもらいます。
カシメとホース部は新しい物に交換。
ある意味新品が入手出来るとしても金額は数十万円するでしょう、それなら初めから修理してもらう方がお財布には優しいです。
但しどんなホースでも修理可能って訳ではないです、最終的には現品見てもらい修理可否判断してもらいます。
それにしてもこのように色々な専門業者様と一緒になって部品供給をしていかないと正直修理が出来ないのがクラシックモデルです。
当然ですがメーカーが対応出来る範囲も限られていますので、当社がメインで取り扱っているクラシックモデルの多くは今回のように色々な業者様の力をお借りしないと復元出来ません。
年々鈑金屋さんがなくなったり、キャブ屋さんがなくなったりと言い話はないですがそれでもみなさんと「ワンチーム」で自分たちが元気な内は出来る限り頑張りたいです。