2021/12/14
お客様からのご依頼でフェラーリ モンディアル t 用のオルタネーターを国内でオーバーホールしました。
オーバーホール前の状態
そしてオーバーホール後の状態
こんなに綺麗になりました。
外側が綺麗なのはもちろんですが、当然中もしっかりやってあります。
交換が必要なパーツはもちろん新品に交換してありますし、オーバーホール後もちゃんとテストしておりますので安心です。
2021/12/10
フェラーリ 512BB のタイヤステッカー製作は何度も変更/改善をしていきましたがやはり「文字」としてデーターを作っていくとどうしても良くなり過ぎてしまいます。
良くなり過ぎてどうしてダメなのか(笑)普通はそう思いますよね。
前回お見せした上のデータ・・・「Ferrari」の文字が綺麗に整い過ぎてしまいます。
下側の文字も綺麗に真っすぐ出来上がってしまいます。
当時物は何処か雑で、綺麗に整っていません。むしろ凸凹です、文字と文字の間隔も一定ではないです。
この「当時風」を出すのが非常に難しいので一旦白紙に戻しました。
そんな中、関東の師匠からとても助かるサンプルをご提供頂けましたので、こちらを完全コピーして再度製作しました。
サンプルはもちろん当時物のステッカー!!
そして完成したのが上の写真です。
ちょっと大きさが違いますがもちろん修正済みです。
やっぱりこの凸凹感や当時の雰囲気がバッチリ再現出来ています。
「Ferrari」の文字が多分当時の印刷機では滲んでしまうんでしょうね、文字がつぶれてしまっている個所もありますがここも忠実に再現。
出来上がりを印刷して師匠に確認してもらいましたが・・・「完璧です!!」・・・ありがとうございます!!
と言うことでこちらで最終印刷をします。
いよいよ完成です(笑)
2021/12/06
フェラーリ純正パーツで組み立てて、水圧テストをしたコンプリートウォーターポンプのご紹介です。
どう言う事かと言いますと・・・フェラーリ F355 と 360 モデナに関しては、元々フェラーリからコンプリートウォーターポンプの供給はありません。
ウォターポンプが必要な場合の選択肢としては、純正パーツをバラで注文して組み立てる or 現在使用しているウォーターポンプを純正パーツを使用してオーバーホールする or 社外品のコンプリートウォーターポンプを使用する、でした。
社外品のコンプリートウォーターポンプが一番手間が掛からないのですが、水漏れトラブルが出たり、純正プーリーが合わず取り付け出来なかったりと色々とトラブルがありました、純正パーツでのオーバーホールもウォーターポンプシールがシビアですので、圧入の時にピキッっとヒビが入ってしまう事例が多く、不慣れなショップさんではあまりやりたがらないということもあり、それからはイタリアからフェラーリ純正品の新品パーツをバラで取り寄せて、国内の協力ショップにお願いして 1 個ずつ組み立てて頂き、水圧テストをしてもらい販売をしております。
現在までに 50 個以上販売しておりますが特に問題も出ておらず非常に好評頂いております。
とりあえず純正パーツの供給がなくなるまではこのまま供給を維持していきたいです。
しばらくコンプリートの在庫が追い付かずお客様にはお待ち頂いておりましたが、ようやくある程度の数在庫出来ました。
これから年末年始は海外も休みに入りますので今の内にイタリアに発注しておかないと入荷が年明け中旬か下旬になってしまいます。
パーツのお問い合わせ/ご注文は十分に余裕をもってご検討下さい。
2021/11/19
お客様からご依頼頂き、国内でフェラーリ 365GT4/BB のラジエーターをオーバーホールしました。
元はこんな状態です。
コアは新しい物に交換しました。
形状、見た目は可能な限りオリジナルと同じ状態にオーバーホールをして頂けるので安心です。
そしてこちらがオーバーホール後の状態です。
日本国内での作業なので安心です(笑)
2021/11/17
フェラーリのステアリングラック(ステアリングギアボックス)はリプロ品も出ていますが、パワステが付いた F355 辺りからはリプロもなく、新品もなく、オーバーホールするしかないです。
写真一番上側のちょっと金色っぽいのは F355 用でこちらは先日国内でオーバーホールをしてもらいました。
F355 用は新品供給終了しており、リプロも出ていません。
オーバーホールもめちゃくちゃ安い訳ではないですがとりあえずオーバーホールして再利用出来ますので安心です。
写真一番下は Dino 246GT や 308 用で全長が 113cm と呼ばれている物です。こちらはリプロ品。
そして謎が多いのが真ん中で全長が 130cm あります。
テスタロッサ用なのかな? 328 用なのかな?以前海外から間違って送られてきてそのまま在庫していますが、なかなかこの長さに合った問い合わせありません。
いったい何用なのか?
2021/11/05
フェラーリ 512BB 用のタイヤステッカー製作は現在もコツコツと地味な作業を進めています。
作業工程の一部を動画撮影しましたので Facebook (← ここをクリックしても移動出来ます)から覗いてみて下さい。
当社ホームページの最新ブログからさらに下にスクロールしていくと Facebook の投稿もみれますので。
とにかく当時の書体が存在する訳ではないので一文字ずつ「絵」として輪郭を描いていきます。
とりあえず Ferrari のロゴ辺りまではざっくり出来てます。
まだまだ微調整しますが。
文字の太さが違ったり、文字と文字との間が広かったり狭かったり・・・この辺は間違いなく手作業だから出てしまう部分でしょうが、この辺りも出来るだけ当時風に仕上げていきます。
まだまだ時間は掛かると思いますが集中して作業を進めていきます。
2021/10/30
フェラーリ テスタロッサ用の純正 AP 製コンプリートクラッチの入手が困難になるとは思ってもいませんでした・・・
メーカー欠品になってからも「直ぐに再供給されるだろう」と思っていましたが半年以上経過した現在でも再供給は未定です。
アメリカ、ヨーロッパで AP 製探して手に入れていましたがととうとう当社在庫も「ラスト 1 セット」になりました。
先日も海外で「AP 製で在庫あり」とのことで迷わず注文しましたが、到着したのは社外品・・・残念です。
注文する前に何度も AP 製か確認して、先方も「間違いない」って言ってましたけど・・・結局返品の話も進まず当社倉庫に寝ています(涙)
当社ラスト 1 セットは正真正銘の AP 製ですが、とにかく仕入れ値は高い・・・
今後再供給されるのかは分かりませんが、近々クラッチ交換をお考えの方や、将来に向けて保管してく方、色々あると思いますがとにかく当社在庫分ラストです。
ありがとうございます、完売致しました!!
2021/10/27
フェラーリ 512BB のオーナー様からお問い合わせを頂きました。
車検の時にフロントガラス左下に貼られているタイヤのサイズや空気圧が記載されているステッカーを検査員に剥がすように求められたそうです。
どうなってるんですかね、最近の検査員は(まぁ担当者次第でしょうけど・・・)
当初はリプロのステッカーが手に入らないかと探しましたが残念ながら直ぐには見つけること出来ませんでした。
・・・ということで「ないなら作ろう!!」という話になりタイヤステッカーを製作することに。
実は元々クルマに貼られていたステッカーは当時物ではなく過去のオーナーさん?もしくはメンテナンスをされていた修理屋さん?が製作したステッカーでした。
ちなみにタイヤサイズ「215/70-VP-15-XWX」って書かれているの分かりますか?正しくはアルファベットが “VP” ではなく “VR” です。
これも正しいアルファベットに変えて下さいとのことでしたが、せっかくステッカーを作るのなら当時物に近いステッカーを作ろうという拘りがまた出てしまいました(笑)
そして探しました、こちら ↓ が当時物(だと思います)のステッカーの写真になります。
書体も違いますね。
こちらの方が当然雰囲気はあります。
当時物のステッカーは現物が手元にある訳ではなくあくまでも写真のみ。
これを当社 IT 担当(自称イラストレーター)がデータにしてステッカーの「元」を作ります。
今回はデータ作りの風景もご覧頂く予定ですが、相当大変で細かな作業です。
当社ネクストワンの「やるならとことんやろう!!」と採算度外視のただ情熱だけあるという拘り連中がステッカー作りをスタートさせました(笑)
さぁどんな仕上がりになるのか!!
2021/10/26
久しぶりにデカいの取り寄せました。
フェラーリ F355 用のアンダーパネルです。
こちらのアンダーパネル、国内定価は 171,700 円(税別)ですが、国内欠品しております。
イタリアには在庫あるのですが送料だけでも 10 万円位かかるのでイタリアから取り寄せると国内定価をはるかに超える金額になってしまいます。
残念ながら国内定価以内では取り寄せることが出来ませんのでその辺りをご理解頂けると助かります。
何でもかんでもイタリアから直輸入すれば安い訳ではないんです、特にボディパーツや高年式/現行モデルのパーツは国内調達の方が安い場合多いです。
後はダメージなく到着することを祈るだけです・・・過去に数回「ボキッ」と逝ってますので。
2021/10/14
現行モデル/高年式のパーツはあまり積極的に取り扱いはしておりませんがチャレンジのパーツは国内でも入手難しい物ありますのでイタリアからでも宜しければ取り寄せ致します。
今回はフェラーリ F430 チャレンジ用の左右フロントハブベアリング Assy をご注文頂きましたのでイタリアから取り寄せました。
アッセンブリ供給しかないので丸ごとオーダーします・・・当然それなりの金額になります。
どうして現行モデルや高年式 (2000年以降) のパーツを積極的に取り扱わないのか?と言いますと・・・単純に国内の方が安く手に入るからです。
全部ではないですが結構多くのパーツは国内定価が安く設定されており、イタリアから取り寄せると割高になる物多いです。
国内調達の場合は当社も正規ディーラーさんにお願いするしかないので結局みなさんが直接ご購入されるのとほぼ同じ条件なんです。
ですのでフェラーリですと F430 以降、ランボルギーニですとムルシエラゴ以降、マセラティですと 5 代目クアトロポルテ以降は基本的に直接国内の正規ディーラーさんにお問い合わせ頂くようにお願いしております。
残念ながら現行モデル/高年式モデルのパーツはほぼ在庫しておりませんので!!
1970年代、1980年代、1990年代クラシックモデルのパーツはむしろお任せ下さい!!