2021/10/04
フェラーリ 512BB 用ラジエーターサブタンクが入荷しました。
ラジエーターサブタンクって日本では呼ばれていますが海外では「Header Tank」とか「Expansion Tank」って呼ばれてます。
相変わらず当時からスチール製です。
当社からラジエーターサブタンクをご購入頂くと、ラジエーターサブタンクキャップとステッカーをお付けしております。
ステッカーはオリジナルから作りましたのでフォントも当時とほぼ同じです。
2021/09/22
現在供給されているフェラーリ 365BB、512BB、512BBi 用(400i もかな)デスビローターは種類があります。
並べてみると・・・
デスビのシャフトに差し込む方側に片方は真鍮のブッシュが入っています。
内径 10mm(真鍮ブッシュが入っている方)と内径 16mm になります。
たまたま当社のオブジェになっている 512BBi のデスビがありますので中見てみました。
今では貴重な「MARELLI」のロゴが入ったデスビキャップ。
キャップ外してみると、ローターが出てきます。
ローターを外して見てみると、シャフトの径が 16mm のタイプの様です。
ノギスでシャフト径を計測してみると・・・16mm ですね。
間違いなくこのデスビにはシャフト径 16mm のデスビローターが適合します。
ちなみに今お客様からご注文頂いているランボルギーニ カウンタック アニバーサリーのデスビローターも BB と同じ物なので確認の為に現車のシャフト径計測してもらいましたがやはり 16mm の方でした。
でも昔は確かに真鍮ブッシュが入っている 10mm の方も取り寄せた経験があるのでやっぱり種類あるのかなぁ~
ちょっと何で分けられているのか不明です・・・
もしデスビローターをご希望の場合は、ご面倒でも一度現車のデスビローター見てみて下さい。
2021/09/20
フェラーリ 550 マラネロ用のラジエーターが到着しました。
こちらは純正品ではなく日本で製作した物になります。
純正品の国内定価は分かりませんが多分めちゃくちゃ高くなっていると思います。
日本製は真鍮製のタンクに銅製のコア、コア増しもしてあります。
純正品は樹脂のタンクですので経年劣化で割れてお漏らししちゃいます。
見た目も純正品に似た作りですので明らかに社外品が付いているとは思われません。
550 マラネロ、550 バルケッタ、575M マラネロ、575 スーパーアメリカに使用可能です。
基本的には受注生産になりますのでご希望の方は金額と納期を先にご案内させて頂きます。
2021/09/16
お客様からご注文頂きましたフェラーリ F355 用のスイッチホルダーパネルが入荷しました。
このパネル、一応 3 種類ありまして、マニュアル車用、F1 用、そして右ハンドルのマニュアル用です。
今回は左ハンドルのマニュアル用を取り寄せました。
昔は新品で取り寄せても既に表面がネチャネチャになっていた時もありましたが最近は大丈夫そう?です。
今回のパネルはネチャネチャもせず状態は良いですが早かれ遅かれいつかはネチャネチャになるでしょうね、そもそもの塗装が問題なので。
今のことろまだ入手可能なパーツですが、そうは言っても 25 年前のモデルです、次第に生産終了になるパーツも増えてきていますので注意です!!
2021/09/10
久しぶりにフェラーリ 308GTB 用の油圧計が手に入りました。
ただし、スチールボディの 308 用ではなく初期のファイバーボディの 308 に使用されていた文字が二重線になっているタイプです。
数字の「0」「6」「12」の字が二重線になっているの分かりますか?
これが初期の 308 用です。
スチールボディーからは白塗りになります。
他にも水温計や燃料計、油温計もこの二重線のタイプを探していますがなかなか見つかりません。
海外でも二重線のことを知らないショップの担当者も多く、事前に画像確認しておかないと白塗りのタイプが届く可能性ありますので注意です。
まぁ根気よく探していきます。
2021/09/08
海外からフェラーリ F40 用の純正ホイールセットのオッファーがありましたが、まぁ高い・・・
確かに新品供給は終了しておりますのである意味「レア」にはなりました。
おまけに近頃の「オリジナル」ブームで、オリジナルパーツは下手すると何よりも高くなってしまいました。
今回のホイールセットも中古(1000km 程度) だそうですが 400 万円以上します!!
海外で新品 4本セットだと 600 万円はすると他から聞きました。
生産が終了すれば今後ホイールの数が増えることは絶対にありませんので自動的に値が上がっていきます。
さらに数年するとこの 400 万円以上の中古が「あの頃は安かったね」と言われるかもしれませんが・・・
僕には在庫しておく勇気ないです(涙)
どなたか勇気のある方如何でしょうか?
2021/09/07
フェラーリ 308 (2 バルブ) 用のメインメタルセットが入荷しました。
今回は Dino 308GT4 用としてご注文頂きました。
クランクメタルとか、親メタルなんて呼ばれています。
メタルは社外品も色々出ていますが、過去に使用した社外品であまり感触の良くない物がありましたので最近は Vandervell 製を使用しています。
Vandervell (ヴァンダーヴェル) は人の名前ですが、1930 年代から既にメタルを製造してた会社で後の「ヴァンウォール」って F1 にも参戦していたコンストラクターでもあります。
フェラーリやランボルギーニ、多分その他のイタリアンメーカーは大体 Vandervell のメタルを使用していたと思います。
フェラーリ純正品も Vandervell です。
現在はピストンで有名な「MAHLE」グループの傘下のようですね。
ただいつまでもクラシックフェラーリ用に製造してくれる訳ではないかもしれませんので気付かないうちに純正品も Vandervell 以外の製造メーカー品に代わるかもしれません。
2021/09/04
先日海外のフェラーリ正規ディーラーからフェラーリ Dino 246GT 用の「Dino gt」エンブレムを取り寄せました。
もちろん「純正のオリジナル品」として。
しかし残念ながら到着したエンブレムは純正品ではなく社外品でした・・・オリジナルと比べてみましょう。
どっちがオリジナルか分かりますか?
正解は写真下側のエンブレムがオリジナルです。
上側が今回送られてきた社外品になります。
裏側はこんな感じです。
パッと見はどちらも同じエンブレムに見えますよね。
でもよ~く見ると違います。
はい、Dino の i の文字の点の違いが分かりますか?
オリジナルは四角っぽい点ですが、社外品は丸です。
全体的にこうやって比較すると違いが分かりますが、正直社外品だけ見たら気付かないかもしれませんね。
オリジナルのパーツがなくなると代用品が出たり、リプロ品が出たりしますが出来る限り詳細は欲しいです。
今回も「純正品」として供給されていましたが正解は「社外品」です。
目に見えない部分ならまだしも、外装パーツでおまけにエンブレムであればやっぱり購入する側が選択出来る様に情報を記載してほしいです。
もちろん今回はオリジナルを探していたので社外品だと分かっていれば注文はしていません。
何十年も前のクルマのパーツです、今でも当時物が簡単に手に入る訳ではないです、もちろん一部のガスケットやオイルシール、ゴム類等は当時物よりも現在の材料で作られたリプロ品や社外品の方が良い場合もありますので否定はしません。
私個人的には目に見える範囲の物は可能な限りオリジナルで、でも目に見えないパーツ(エンジン内部のパーツ)などはリプロ品や社外品でも全然 OK と思っています。
いかに当時の雰囲気を残したまま、現在のパーツを使用して安心して楽しく走ることが出来るかが個人的な価値観ですので。
2021/08/30
フェラーリ 308GTB 用運転席側のドアガラスが無事に到着しました。
事前に当時物ではなく再生産された物ですので、当時と製造メーカーのロゴは異なります、フェラーリのロゴも多分入らないと思います、とご了承の上取り寄せました。
ガラスが到着し確認した所、やはり製造メーカーは「STARGLASS」に代わっていましたが、フェラーリのロゴは入っていました。
良い意味で裏切られました(笑)
過去に何度かガラスは割れて到着したことがありましたので毎回現品確認するまでは安心出来ませんが、今回は割れやキズもなかったので一安心です。
2021/08/28
クラシックフェラーリでよく使用されています緑色(透明)のフューエルホース、昔は CAVIS ホースなんて呼ばれてました。
まぁフェラーリのみならず他のクラシックカーやドゥカティ何かにも使用されてました。
今では CAVIS の印字があるホースはなく、似た物を探すしかないです。
これは汎用品として海外で販売されているフューエルホース。
フィアット系のショップから調達しました。
ちょっと緑色というよりは青色、おまけに半透明。
まぁこれでもダメって訳ではないです。
で・・・こちら・・・
緑色の透明なホース。
海外のコンクールに出品される個体にはよく使われるみたいです。
確かに当時物に近いかな。
金額は汎用品の数倍しますけど(笑)
それでも個人的にはこっちの緑色が良いかな。