2023/06/08
小物のお問い合わせや注文って結構多いんです。
今日はこれ、フェラーリ テスタロッサ用のプラグコードクリップです。
プラグコードを束ねるプラスチック製のクリップで 4 本止め、3 本止め、2 本止めとあります。
せっかくなのでプラグコードもこのクリップを使って綺麗に揃えて配置しましょう。
このクリップは 288GTO、308QV、328、モンディアル QV、モンディアル 3.2、412 そしてテスタロッサに使用出来ます。
お問い合わせは出来る限り メール でお願い致します。
お電話で「コレありますか?コレはどうですか?幾らですか?」って突然聞かれても何でもかんでも在庫している訳ではなくその度にカタログみて品番探して検索しないと分かりませんので。
2023/06/05
久しぶりにフェラーリ 456GT 用の AC コンプレッサーのオーバーホールをご用命頂きました。ありがとうございました。
製造メーカーは SANDEN 製で SD7H15 ですので多分初期の方に供給されたものでしょうか。
確か 456 は他にデルファイもあった記憶です。
いつものように現品お預かりして電装屋さんで検査し費用と納期の連絡をもらいます。
今回は内部が焼けてしまっていたようですが問題なく修理し完成です。
新品も出ないことはないと思いますが・・・金額聞いたらきっとため息しか出ないと思いますよ。
オーバーホール出来るのならオーバーホールの方が現実的です。
当社がお付き合いさせて頂いております国内の電装屋さんはフェラーリのコンプレッサーだからと言って金額が高くなることはもちろんございませんので(笑)
2023/05/09
長~いゴールデンウィークが終了し仕事モードにチェンジですがまだ完全に戻り切れてない気がする(笑)
そんな中フェラーリ 512BB 用のリアサスペンションブッシュ類が到着です。
今回はリア側のみで全て社外品でご用意いたしました。
まぁ気になると言えばスタビライザーのマウントラバー(写真の赤色のラバー)の色がオリジナルは赤茶色っぽいので社外品のこの赤色ももう少し赤茶色にしてくれれば言うことナシ。
誰も気にしないか?
とにかくサスペンションブッシュ類は 512BB に限らずほとんどのフェラーリ用が社外品でご用意出来ます。
ただセット販売ではないですのでよくお電話で「セットで幾らですか?」と質問されますが単品の金額で計算していかないといけないので直ぐにお答え出来ません。
ご面倒でも メール かファックス (058-253-7572) 頂けますと非常に助かります。
2023/04/28
連休前に何とかある程度のご注文分は納品しておきたかったので昨日今日は鬼のように動きました(いつも動けよ 笑)
フェラーリ 328 用のフロントブレーキディスクも予定より早く到着したので助かりました。
当時の brembo 製は生産終了?になっているようで今回は社外品で対応です。
当社も明日から 5月7日までお休みします。
電話は留守電になりますが、たまにフラっと会社きますのでメールかファックスでお問い合わせ頂ければ対応出来るかもしれません。
あまり天気良くなさそうなので屋根のある所でバーベキューでもやってます。
2023/04/26
最近 1980 年代のモデルから F355 頃までに使用されている数種類の BOSCH 製のフューエルポンプが立て続けに生産終了になってしまいました。
例えば 348、F355、512TR に使用されていたポンプの外径が 60mm のタイプも供給が終了しました。
ただ新たに代替品が出ましたので特に問題ではないです。
代替品を使用する場合に注意が必要なのはポンプの外径が 60mm から 53mm になりましたので、それに伴いポンプの周りに取り付けるガスケットも 60mm から 53mm に変更が必要です。
とりあえず代替品のポンプと 53mm のガスケットがあれば大丈夫です。
308GTBi/GTSi、308QV、512BBi に使用されているポンプも供給終了になりましたがこちらも代替品が出てます。
汎用ポンプに専用のフィッティングが付属します。
画像左側がオリジナルタイプ、右側が代替品です。
そして 328、テスタロッサ等に使用されているポンプも同じく代替品が出ています。
こちらも 308QV/512BBi 用と同じ汎用ポンプに専用のフィッティングが付属します。
この辺りは天下の BOSCH 様ががちゃんと対応してくれていますので今の所安心ですね。
2023/04/20
お客様からご注文を頂き取り寄せましたフェラーリ 328 用前後ブレーキキャリパーシールキットです。
もちろん Ate 製です。
こちらがフロント側(左右)
そしてこちらがリア側(左右)
見た目同じですがサイズが異なります。
Ate 製以外の安価なシールキットも出ている様ですが当社は出来るだけ Ate 製キャリパーには Ate 製シールキットで対応しています。
この後の brembo キャリパーにも brembo 製のシールキットで。
残念なのが昔の GIRLING 製や Dunlop 製キャリパーは GIRLING 製、Dunlop 製以外のシールになってしまいます。
ゴム製品なので当時物のシールキット手に入れても何の価値も実用性もないですし。
2023/04/14
現在はメーカー生産/供給終了になっているフェラーリ 512BBi のオイルホース、代替品や社外品も出ていませんので現品お預かりして国内で修理してもらいました。
こちらが修理前の状態。
カシメ箇所が緩く口金がクルクルと回ってしまいます。
お付き合いのある専門業者様に現品を送り見てもらうと「修理可能です」との回答、早速修理を進めてもらいました。
そして一週間程で修理完了。
口金は基本的に再利用するしかないので古い口金を検査して綺麗にし塗装を施してもらいます。
カシメとホース部は新しい物に交換。
ある意味新品が入手出来るとしても金額は数十万円するでしょう、それなら初めから修理してもらう方がお財布には優しいです。
但しどんなホースでも修理可能って訳ではないです、最終的には現品見てもらい修理可否判断してもらいます。
それにしてもこのように色々な専門業者様と一緒になって部品供給をしていかないと正直修理が出来ないのがクラシックモデルです。
当然ですがメーカーが対応出来る範囲も限られていますので、当社がメインで取り扱っているクラシックモデルの多くは今回のように色々な業者様の力をお借りしないと復元出来ません。
年々鈑金屋さんがなくなったり、キャブ屋さんがなくなったりと言い話はないですがそれでもみなさんと「ワンチーム」で自分たちが元気な内は出来る限り頑張りたいです。
2023/04/11
子供の幼稚園の卒園式、小学校の卒業式を終え春休みに、そして先日小学校の入学式、中学校の入学式を無事に終えようやく一段落です。
家ではちゃんと父親やってます(笑)
さて、しばらく入手が出来なかった CAPRISTO 製のコンプリートウォーターポンプがまた少しだけの様ですが入手出来るようになりました。
ちなみにフェラーリ 348/モンディアル t 用です。
長年フェラーリ純正のコンプリートウォーターポンプをこの 348 用はほぼ見たことがないくらい、以前から社外品しか供給がなかったです。
その社外品も水漏れが多発していたようで一時はフェラーリ自体社外品での供給を停止していました。
色々と取り扱った結果、この CAPRISTO 製が一番信頼性が高かったのでそれからは 348/モンディアル t 用に限っては CAPRISTO 製を出来るだけ供給するようにしてきました。
ただ少し前からこの CAPRISTO 製の入手が難しくなりやむを得ず他の社外品を取り扱っておりましたが、先日また少しだけ CAPRISTO 製が入荷したとの連絡をイタリアからもらい在庫することに。
しばらくは供給が安定するだろうというくらいの数ではなさそうなのでなくなり次第また他を考えます。
とりあえずは数個在庫しております、残念なのは金額が高くなったことでしょうか。
当社 通販サイト からでもご購入頂けます。
2023/04/06
フェラーリ Dino 246GT 用のクーリングファンモーターを取り寄せました。
と言っても当時のオリジナルは既に生産終了になっておりますので社外品です。
社外品でも当社は出来るだけ当時の形状に似たものを優先して取り扱っております。
こちらもオリジナルの LUCAS 製に似たタイプです。
Dino に限らず 1970 年代のフロント 12 気筒モデルや、308/BB なんかにも使用出来ます。
ちなみにオリジナルはこちら(Dino 用ではないですが)
比べてみても違和感ないでしょ?
もう一手間かけてボディをシルバーに塗装して取り付けると更に GOOD です。
何故か 3 枚羽根のブレードも 1 個だけ在庫あります。
308 用かな?
2023/04/04
フューエルホース、ウェザーストリップに続いて色々と試しに取り寄せているのは・・・ウォーターホースです!!
ウォーターホースって正直国内でも手に入る物ありますが、当社が拘って手に入れているのはクラシックモデル用です。
シリコンホースではダメなんです見た目の雰囲気が・・・
普通の黒い表面がツルっとしたゴムホースでもダメなんです・・・
この感じしか。
でも何が問題かって、ホース自体の単価は海外でもそんなに高い訳ではないのですが、とにかく最近の運送費がバカみたいに高いっ!!
請求書見た時に何かの間違いですか?と聞きたくなるくらいの送料が請求されてます。
これからイタリアを出荷されるフェラーリのちょっとした大き目のパネル、自分の過去の経験だと運送費はまぁ高くても10万円くらいかな?と思っていましたが、昨日イタリアから Euro 2,000 (約 29万円) と連絡ありました。
さすがのイタリア人も「クレイジー」と言ってますが他数件の運送会社に聞いてもまぁ似たような金額でガッカリ。
20万円の商品に対して送料 29万円・・・はい大赤字です。
このウォーターホースも大体 1 メールにカットされてますので梱包しても長さが 1 メートル強あると送料がグンと上がります。
商品値上げ、円安、燃料高による運送費高騰・・・相変わらず何も良い事ないですこの業種。
もう辞めようかな。