2023/12/27
一か月前にオーバーホールに出していましたランボルギーニ ガヤルド スパイダーの幌用シリンダーが無事年内に戻ってきました。
この画像はオーバーホール前の状態です。
シリンダーは全部で 6本です。
このシリンダーを海外の専門業者に送りオーバーホールをしてもらいます。
この画像はオーバーホール後の状態、見た目はあまり変わりませんがちゃんと分解され必要なシール類も交換されています。
フェラーリ F355 スパイダーとフェラーリ 360 スパイダーの幌用シリンダーの依頼が一番多いですが、ランボルギーニ ガヤルド スパイダー用もお受け出来ます。
金額などはご面倒でも メール でお問い合わせ下さい。
2023/12/05
お客様から「フェラーリ フロント V12 のラジエーターを止めているハンガーストラップが欲しいんだけど、今出てるゴム製じゃなくて昔の布タイプは手に入らないでしょうか」とお問い合わせ頂きました。
フロント V12 というとフェラーリ 550 マラネロの年代ではないです、もっともっと昔の 250系のことです。
この頃はフロントラジエーター上部にハンガーストラップが付いていました。
写真黄緑色の丸印の箇所です。
今でもハンガーストラップは供給ありますが本来布が使用されていた部分がゴム製に代わってしまっています。
マフラーを支えるハンガーストラップも同じ物で、まぁマフラーは覗かないと見えないのでまだいいのですが、ラジエーターに使用する分はエンジンフード開けると見えますのでこのお客様も見た目を気にして当時の布製を探していました。
この部分は私も以前から気になっていたので入手ルートは作ってありました。
これが現在入手出来る布タイプのハンガーストラップです。
ゴム製に比べれば倍以上の金額しますが 1950 年代、1960 年代のフェラーリであれば妥協する必要ありません。
絶対にこちらを使用したいところです。
ちなみにマフラー用としても使用出来ますし、実はランボルギーニ ミウラも同じ物使えます(笑)
2023/10/27
お客様からご注文頂き取り寄せました、ランボルギーニ ミウラ用のサーモスタットです。
当然ランボルギーニからの供給は終了しておりますので今回も探しました。
他のイタリア車で使用されている物と形が似ていたので思い切って取り寄せてみましたが・・・
残念ながら大き過ぎて使用不可能でした・・・涙
こうやって取り寄せてみたものの合わずに在庫しているパーツが山程あります。
ちょこちょこヤフオクで売ってますが追いつかないし暇がない(汗)
2023/09/13
ランボルギーニ ミウラ用のスターターモーターリングギアが到着です。
このリングギアは昔のパーツカタログでも種類があることは記載されていません。
が・・・実は 2 種類あり歯数が違います。
今回は現車に付いている古いギアの歯数を数えて頂き正しい歯数のギアを取り寄せました。
何で分けてあるのかは不明です・・・
このように特に 1960 年代、1970 年代のクルマでは実際に現品確認をして頂いたり現品の写真を送って頂くことが多いです。
今回のように種類がある物もあれば、実は現車に違うパーツが付いていてオーナーさんはオリジナルだと思い込んでいたりと。
それをこちらが知らずにオリジナルを納品しても結果的には「違う物が届いた」ってことになりかねませんので。
そもそも高額なパーツばかりですのでリスクを減らすためにも時間は掛かりますが事前に間違いないパーツなのかを確認するのは必須です。
2023/09/08
元々単品供給がなかったデスビに付くピックアップセンサーですが、現在はお高いですが手に入ります。
今回はフェラーリ 512BBi 用としてご注文頂きました。
フェラーリ 365BB、512BB、512BBi に使用可能です。
知ってる方は知ってますが実はコレ、ランボルギーニ カウンタックも同じの使ってますから。
まぁ 1 個 10 万円以上しますので少し考えますけどね。
ありがとうございます完売しました!!
2023/06/23
ランボルギーニ カウンタック 5000QV、25th アニバーサリー用の新旧オイルフィルターです。
初期のディアブロにも。
左側の FIAAM 製が当時の純正品で右側の黒いオイルフィルターが現在供給されている MANN 製の純正品です。
今回は新旧をご注文頂きました・・・と言っても当時の FIAAM 製はもう手に入りませんが何個か隠し持っているだけです(笑)
まぁ見た目だけの問題で、どちらをご使用頂いてももちろん大丈夫。
但し金額は、FIAAM 製は MANN 製の倍します!!
2023/06/09
キャブ車用で大活躍しているフューエルポンプです。
フェラーリでもランボルギーニでもマセラティでもアルファロメオでもフィアットでもアバルトでも、キャブ車であればこのフューエルポンプでまず大丈夫です。
右側のフューエルポンプの状態で納品されますが、当社ではちょっとひと手間かけて BENDIX のステッカー貼ってお客様には納品しています。
見た目の雰囲気かなり変わりますよ!!
旧車なんかで良く使用されている NISMO から出ているフューエルポンプは設定燃圧が高すぎるので当社では燃圧が低い物を調達して販売しています。
この前は頭の部分だけ塗装屋さんで赤色に塗ってもらいランボルギーニ ミウラ仕様を作りました。
ただの拘りなんですが、この拘りは今後も続けていきますよ!!
2023/06/06
度々ブログに登場する ABC ペダルラバーです。
今回はランボルギーニ ミウラ用をご注文頂きイタリアから取り寄せました。
昔はこんなラバー製品にも「LAMBORGHINI」の名前入れてます。
現代ならばこんなところにお金かけないですけどね・・・
こういう無駄な所にまでいちいち拘った 1960 年代、1970 年代のクラシックモデルは実に美しい、そう思いませんか?
2023/05/26
お客様からご注文頂きランボルギーニ カウンタック 5000QV 用のエバポレーターをイタリアから取り寄せましたが・・・
どうやら装着されているエバポレーターと少し形状が違うのと、一番の問題はエキスパンションバルブを締め付けるナットの径が違いエキスパンションバルブが付かないというトラブル。
ん~どうするか。
写真右側が今まで付いていた物、左側が今回新たに取り寄せた物。
5000QV は途中からどうやらエバポレーターが変わっている様なので事前に車体番号で調べて適合する方を取り寄せましたがそもそもそれ自体正しい情報なのかも分かりません・・・特にランボルギーニは。
上の写真のようにエキスパンションバルブがつくパイプのナットが本来は M19 でないとダメなのに現品は M16 でした。
エキスパンションバルブに種類があるのか調べましたが種類はなくカウンタック LP400 からアニバまで一種類のみ。
本当はこんな感じで、見るだけでもナットの大きさの違いが分かります。
エキスパンションバルブあてがってみても付く感じしません。
さ~どうやって対処するか。
このトラブルが判明したのが金曜日の夕方だったのでとりあえずランボルギーに問い合わせてみましたが、現品の写真がいるとかなんとかでこれは時間掛かりそうな予感。
週末に万が一のことも考えてプランⒷ、プランⒸくらいまで対策考えました。
ランボルギーニはそもそも間違ったナットを取り付けていることすら知らないでしょうし、現行モデルのパーツならともかく、1980 年代のカウンタックのパーツの知識はほぼないでしょう。
ランボルギーニで正しい物に交換してもらうのがベストな方法でしょうが、そもそも正しい物があるのかも分かりませんし、パイプの向き等も違っているので本当にその品番が正しかったのかも不明。
全て解決するのに私の経験上・・・ランボルギーニでは解決できない!!と予想したのでプランⒷに変更しました。
国内の某業者さんに相談したところ「なんとかやってみましょう」とのことでしたので、新旧エバポレーターを送り、パイプの部分からごっそり移植してもらいました。
結果上手く移植出来、圧力試験もして頂きました。
問題ないとのことでしたのでエキスパンションバルブを取り付けてみて最終確認。
良かったです、二日で解決しました。
本当に助かりました、何十万円もするパーツでしたので何とかしないとゴミになってしまいますし、そもそもお客様にご迷惑をお掛けするだけです。
某専門業者様の技術のお陰で無事解決出来ました、いつもありがとうございます。
そしてお客様、大変ご迷惑をお掛け致しました。
2023/01/23
ランボルギーニ ミウラ用のインテークバルブとエキゾーストバルブを一台分ご注文頂きました。
イタリアで製作してもらっています。
ミウラ、400GT、カウンタック、Dino 246GT、デイトナ、BB まだまだ部品の入荷待ち状態は続きます。
円安、材料不足、燃料高・・・まだまだ輸入業者には良い事ありません(笑)