2021/01/09
こんなの作ってみました。
以前コノリーレザーで作った車検証入れのアップグレード版です(笑)
跳ね馬エンブレムは本物のフェラーリ純正品を使用しました。
車検証を入れる所も作ってあります。
もちろんオリジナルのオーナーズマニュアルも入ります。
本物のコノリーレザーを使用しましたのでクラシックフェラーリの室内と同じ匂いします(笑)分かる人には分かります。
ありがとうございます、完売致しました!!
2020/11/27
1990 年代のフェラーリでは「あるある」な話なんですが、ガソリンタンクの中に入っているフューエルポンプを固定しているゴム製のガスケットが年々ボロボロになってしまうというトラブル。
ガソリンに浸っていますのでボロボロになっていずれはドロドロになっていきます・・・
ある意味「消耗品」だと思って定期的に交換していくしか今のところ方法はなさそうです・・・正直ガソリンに完全に対応出来るゴム製品は存在しないそうですので。
一応ガソリンにある程度対応出来、高温にも耐えれる素材で作っていると思いますが、それでもボロボロになってしまいます。
特に長い間動いていないクルマの場合、劣化は相当早いので 1 年位でダメになります。
そんなフューエルポンプガスケットですが、何種類かあります。
基本的にはフューエルポンプの外径の違い( 60 パイ、53 パイ、36 パイ)があります。
P/N : 126809 は外径が 60 パイのフューエルポンプに適合致します。
348、F355(M2.7 の場合、フューエルポンプが 1 個のタイプ)、512TR、モンディアル t、412 です。
P/N : 153188 (144232) は外径が 53 パイのフューエルポンプに適合致します。
348、F355(M2.7 の場合、フューエルポンプが 2 個付くタイプ)、F512M、456GT/GTA です。
P/N : 170511 は外径が 36 パイのフューエルポンプに適合致します。
550 マラネロ、550 バルケッタ、456MGT/MGTA です。
このように設定はされていますが、現在までにフューエルポンプを違う外径の物に交換されているケースも過去に何度かありましたので間違えをなくす為に現品確認を先にして頂いた方が良いですね。
348 は車体番号でも 60 パイのフューエルポンプが付いているのか 53 パイのフューエルポンプが付いているのか判断出来ませんので現品確認は必須です。
どのガスケットが適合するのかご心配の場合はフューエルポンプの BOSCH 番号教えて頂ければこちらで判断出来ますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
2020/11/17
お客様からご注文を頂いておりましたフェラーリ 365GT 2+2 用の ANSA マフラーが無事到着です。
何度かご案内しておりますが ANSA マフラーはポン付け出来ません!!
V8 のマフラーはそれほどでもないのですが、特にフロント V12 のマフラーは長く、まぁまぁの確率で合いません・・・
その辺りを十分ご理解の上、「気合で取り付けたるわ!!」と言って下さるメカの方がいないと心折れますので。
但し、綺麗に装着出来るとメチャクチャカッコいいです。
2020/11/13
イタリアからリアトランクロックシリンダーが到着しました。
特にこの車種用と決まっている訳ではないですが、1950 年代や 1960 年代のフィアット、フェラーリ、マセラティなどに使用されていた形状です。
キーは明らかに当時っぽい感じです。
この辺りのパーツは「クルマは〇〇なんですが適合しますか?」とお問い合わせ頂いても「はい、この車種に適合しますよ」とはなかなか言えません。
私達も「コレなら合いそうだな~」って感じでとりあえず手に入れてみるの繰り返しですので。
とりあえずは現車のロックご確認頂き、同じような形状であれば大体は取付出来ると思います。
2020/10/21
タイヤのエアーバルブですが、とりあえず 2 種類揃えております。
写真左側はフェラーリ純正品のアルミ製のバルブ、そして右側は社外品のメタルバルブ。
まぁどちらを選ぶかは好みだけです(笑)
僕はメタルかな。
2020/10/12
フェラーリ 308 から F355 頃まではガソリンの給油口にゴム製の保護シート(フラップ)が付いています。
保護シートも 348 以降は形が少し変わりました。
こんな感じです。
写真はフェラーリ 328 ですが、348/F355 用のシートが付いちゃっています。
下の写真は 2 種類の保護シートを並べてみたところです。
左側が 308-328 用、右側のちょっと小さい方がが 348-F355 用です。
こちらが 308GTB/GTS、308GTBi/GTSi、308QV、328GTB/GTS 用になります。
そしてこちらが 348、F355、550 マラネロ、550 バルケッタ、456GT/GTA、456MGT/MGTA 用になります。
基本的にどちらでも取り付けは出来ちゃいます。
それで?って感じですが、特に拘りはないです(笑)
まぁ 308/328 だから大きい方がいいかな? 348/F355 だから小さい方でいいかな?くらいですかね。
どちらも当社在庫ございますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
2020/09/29
1960 年代、1970 年代頃のフェラーリには大体使用されていました BRICO PRAM のシガーライターが入荷しました。
タバコを差し込むタイプです。
まぁ実際に使用する人は少ないと思いますが・・・私自身タバコを吸わないので使用方法分かりません・・・
多分タバコを差し込んで丸い黒い部分を押し込むとコイルが熱くなるのかな?ちょうどタバコを差し込んだ先にコイルがありますので。
お車を当時の雰囲気に戻したいのであれば絶対に必要です。
2020/09/09
フェラーリ 275GTB/2 のエアーフィルターを取り寄せました。
275 ではカムシャフトが 2 本の 2 カムと、カムシャフトが 4 本の 4 カムではエアーフィルターも異なります。
さらに 2 カムでも 2 種類あります。
今回ご注文頂きましたフィルターのサイズは 175 x 125 x 55mm です。
但しおおよそ 60 年前のクラシックカーですので現在までに違うフィルターが装着されている可能性はございます。
出来れば現品のサイズを計測して頂いてからお問い合わせ頂けますと間違いないと思います。
2020/09/05
お客様のフェラーリ 275GTB/4 のシートベルトをヨーロッパに送りレストアをしてもらいます。
何回もヨーロッパ側とやり取りをして慎重に準備をします。
レストアって簡単に言葉では言えますが、綺麗にするという意味ではないです。
「復元」するってことです。
ベルト部分はどうするのか、素材は?ステッチは?色は?ブラケットは磨くのか?メッキするのか?バックルは再利用出来るのか?可能な限り当時の新品オリジナルに復元してもらいます。
お願いする職人も当然ですが信頼出来ないと任せられません・・・中途半端な職人に任せてしまうと後で取り返しがつかなくなりますので。
とにかくシートベルトと言えど相当プレッシャーを感じながらこの仕事を受けています・・・(汗)
でもやるからにはとことん拘っていい物に仕上げたいと思います!!
2020/09/03
お客様からご注文を頂きましたランボルギーニ ミウラ用の前後ブレーキパッドと前後キャリパーキットが到着です。
キャリパーキットはこの頃 1960 年代は Ate 製ではなくガーリング製のキャリパーが多く使用されていたようです。
ミウラのキャリパーも前後共ガーリング製ですので、そのキャリパーに合ったシール類が必要です。
この頃はダンロップ製のキャリパーもありました。ダンロップって聞くとタイヤしか思いつかないかもしれませんが結構部品も作っていました。
今月中頃にようやく AGIP オイルの第 2 便が到着する予定ですので、実は先週から倉庫の整理をしております。
今回は 30 リッター缶が沢山到着しますのである程度のスペースを確保しておく必要があります。
倉庫には以前から「中古部品」が散乱しておりまして・・・汗
ようやく重い腰を上げて中古部品の整理をし始めました。
これら中古部品(中には新品も)は訳あって何年か前に大量に手に入れました、ただ品番がない物が多く、フェラーリパーツがほとんどだと思うのですが正直分からない物も多いんです。
写真はほんのほんの一部で多分この写真の 10 倍くらいはあると思います。
ある程度までは長年の経験と記憶、蓄積された文字データ、2 万枚を超える写真データで判別は出来るのですが、一部は全く分からず多分鉄くずになる物もあると思います。
今後は少しずつ整理をして販売していこうと思います。
以外と貴重な物もあったりして。