2020/11/13
イタリアからリアトランクロックシリンダーが到着しました。
特にこの車種用と決まっている訳ではないですが、1950 年代や 1960 年代のフィアット、フェラーリ、マセラティなどに使用されていた形状です。
キーは明らかに当時っぽい感じです。
この辺りのパーツは「クルマは〇〇なんですが適合しますか?」とお問い合わせ頂いても「はい、この車種に適合しますよ」とはなかなか言えません。
私達も「コレなら合いそうだな~」って感じでとりあえず手に入れてみるの繰り返しですので。
とりあえずは現車のロックご確認頂き、同じような形状であれば大体は取付出来ると思います。
2020/10/21
タイヤのエアーバルブですが、とりあえず 2 種類揃えております。
写真左側はフェラーリ純正品のアルミ製のバルブ、そして右側は社外品のメタルバルブ。
まぁどちらを選ぶかは好みだけです(笑)
僕はメタルかな。
2020/10/12
フェラーリ 308 から F355 頃まではガソリンの給油口にゴム製の保護シート(フラップ)が付いています。
保護シートも 348 以降は形が少し変わりました。
こんな感じです。
写真はフェラーリ 328 ですが、348/F355 用のシートが付いちゃっています。
下の写真は 2 種類の保護シートを並べてみたところです。
左側が 308-328 用、右側のちょっと小さい方がが 348-F355 用です。
こちらが 308GTB/GTS、308GTBi/GTSi、308QV、328GTB/GTS 用になります。
そしてこちらが 348、F355、550 マラネロ、550 バルケッタ、456GT/GTA、456MGT/MGTA 用になります。
基本的にどちらでも取り付けは出来ちゃいます。
それで?って感じですが、特に拘りはないです(笑)
まぁ 308/328 だから大きい方がいいかな? 348/F355 だから小さい方でいいかな?くらいですかね。
どちらも当社在庫ございますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
2020/09/29
1960 年代、1970 年代頃のフェラーリには大体使用されていました BRICO PRAM のシガーライターが入荷しました。
タバコを差し込むタイプです。
まぁ実際に使用する人は少ないと思いますが・・・私自身タバコを吸わないので使用方法分かりません・・・
多分タバコを差し込んで丸い黒い部分を押し込むとコイルが熱くなるのかな?ちょうどタバコを差し込んだ先にコイルがありますので。
お車を当時の雰囲気に戻したいのであれば絶対に必要です。
2020/09/09
フェラーリ 275GTB/2 のエアーフィルターを取り寄せました。
275 ではカムシャフトが 2 本の 2 カムと、カムシャフトが 4 本の 4 カムではエアーフィルターも異なります。
さらに 2 カムでも 2 種類あります。
今回ご注文頂きましたフィルターのサイズは 175 x 125 x 55mm です。
但しおおよそ 60 年前のクラシックカーですので現在までに違うフィルターが装着されている可能性はございます。
出来れば現品のサイズを計測して頂いてからお問い合わせ頂けますと間違いないと思います。
2020/09/05
お客様のフェラーリ 275GTB/4 のシートベルトをヨーロッパに送りレストアをしてもらいます。
何回もヨーロッパ側とやり取りをして慎重に準備をします。
レストアって簡単に言葉では言えますが、綺麗にするという意味ではないです。
「復元」するってことです。
ベルト部分はどうするのか、素材は?ステッチは?色は?ブラケットは磨くのか?メッキするのか?バックルは再利用出来るのか?可能な限り当時の新品オリジナルに復元してもらいます。
お願いする職人も当然ですが信頼出来ないと任せられません・・・中途半端な職人に任せてしまうと後で取り返しがつかなくなりますので。
とにかくシートベルトと言えど相当プレッシャーを感じながらこの仕事を受けています・・・(汗)
でもやるからにはとことん拘っていい物に仕上げたいと思います!!
2020/09/03
お客様からご注文を頂きましたランボルギーニ ミウラ用の前後ブレーキパッドと前後キャリパーキットが到着です。
キャリパーキットはこの頃 1960 年代は Ate 製ではなくガーリング製のキャリパーが多く使用されていたようです。
ミウラのキャリパーも前後共ガーリング製ですので、そのキャリパーに合ったシール類が必要です。
この頃はダンロップ製のキャリパーもありました。ダンロップって聞くとタイヤしか思いつかないかもしれませんが結構部品も作っていました。
今月中頃にようやく AGIP オイルの第 2 便が到着する予定ですので、実は先週から倉庫の整理をしております。
今回は 30 リッター缶が沢山到着しますのである程度のスペースを確保しておく必要があります。
倉庫には以前から「中古部品」が散乱しておりまして・・・汗
ようやく重い腰を上げて中古部品の整理をし始めました。
これら中古部品(中には新品も)は訳あって何年か前に大量に手に入れました、ただ品番がない物が多く、フェラーリパーツがほとんどだと思うのですが正直分からない物も多いんです。
写真はほんのほんの一部で多分この写真の 10 倍くらいはあると思います。
ある程度までは長年の経験と記憶、蓄積された文字データ、2 万枚を超える写真データで判別は出来るのですが、一部は全く分からず多分鉄くずになる物もあると思います。
今後は少しずつ整理をして販売していこうと思います。
以外と貴重な物もあったりして。
2020/08/25
クラシックフェラーリに良く似合う 14″ (350mm) のワイパーブレードが入荷しました。
スケルトンタイプでオリジナルですと差し込むところに「CARELLO」と「TORICO」のダブルネームがありますが、こちらは社外品ですので名前なしです。
でも見た目はクラシック感ありますので今時のブレードよりは締まって見えます。
差し込み部分は 7mm ですのでフェラーリ以外でももちろん使用可能です。
お気軽にお問い合わせ下さい。
2020/08/18
既にイタリアを出港した船が 9 月頃に日本に到着する予定です。
今回はクラシックカー専用エンジン/ミッションオイルの「AGIP NOVECENTO」のラインの中でも一番大きな 30 リッターペール缶が相当数入荷します。
日本では 20 リッターの缶をペール缶と呼んでいますが海外では 30 リッター缶もペール缶って呼んでいます。まぁただの鋼鉄製の缶ってことですから特に意味はないです。
地道に業者様(修理工場様)を営業周りしているとやはり 4 リッター缶ではなくペール缶が欲しいと・・・そりゃそうですよね。
4 リッター缶だと、作業効率も悪いですし、大量の空き缶が出ますので・・・
シングルグレードの 40 や 50 は今回あまり大量に入荷する予定がなく、というかイタリア本社が在庫を持っていない!!ということでマルチグレードの 20W-50 と 15W-50 が大量に入荷します。
結構世の中にはクラシックカー専用のエンジンオイルも出ていますが、ベースオイルが鉱物ではなく化学合成の物も多いです。
さすがにクラシックカーのエンジンには最新の化学合成では逆効果です。ここは鉱物油を選択して下さい。
30 年、40 年、もっと前の技術と素材で製造されたエンジン部品はさすがに現代の部品と比べるとかなり精度は低いです(当たり前です)ミクロの世界で見ると表面はガタガタでそこに最新の化学合成オイルを入れてしまうと、その細かな隙間を簡単に通り抜けてしまいオイル漏れを起こします。
ガスケットも紙のガスケットの時代です。やはりこの辺りも考慮してクラシックカーのエンジンにやさしい鉱物油を選択するのがベストです。
フェラーリ専用という訳ではなく、アルファロメオ、ランチア、フィアット、アバルト、ランボルギーニ、マセラティ、イタリア車以外のクラシックカーでももちろん大丈夫です。
おまけに 1990 年代 F1 でのイメージを持った方も多いと思います、 AGIP の火を噴く六本足の犬のロゴ・・・これだけでも価値あります(笑)
業者様(修理工場様や中古車販売店様)には業販価格で卸させて頂きます、まずはお気軽にお問い合わせ下さい。
もちろん正規ディーラー様もお気軽にお問い合わせ下さい、最近は新車を販売されている正規ディーラー様にもクラシックカーが入庫しております。
実際に何件かのイタリア車正規ディーラー様にもご利用頂いておりますので!!
2020/08/07
フェラーリ 365GTB/4 デイトナ用の A/C コンデンサーを国内でオーバーホールしてもらいました。
オーバーホールと言ってもほとんどワンオフに近いのかな?
コア(フィンの部分)は厚みが 22mm の新品コアを使用しました。
両サイドのブラケットは新たに製作してもらい、ホースが繋がるジョイントは再利用です。
お付き合いして頂いておりますラジエーター屋さんには本当に感謝しています。
フェラーリだからといって法外な値段請求されることは全くないですし、細かなところまで非常に丁寧に仕上げて頂いております。
新品部品の供給が少ないクラシックモデルではこのような職人さん達のお陰でクルマが蘇ります!!