2021/05/21
海外の某ショップがフェラーリ Dino 246GT 用にステアリングのホーンボタンを作りました。
こういう時はとりあえず手に入れてみます。
写真上のシルバーのリングが付いている “Dino” のホーンボタンが今回販売された物です。
結論から言いますと・・・良く出来ています!!
結構書体なんかも拘って作られていると思います。
左下の Dino のホーンボタンが付いているのをよく見ますが、心に余裕があったら是非このシルバーリングが付いた方を付けてみてください。
雰囲気は大切です。
ちなみに跳馬のホーンボタンは当時物です!!売りません(笑)
2021/05/15
ご注文頂いておりましたフェラーリ 308GTB 用のコンプリートピストンが入荷しました。
サイズはスタンダードサイズになります。
製造メーカーは JE PISTONS です。
当時はピストンリングが 4 本でしたが、現在は 3 本になっています。
足りないのではなく製造技術が上がった証拠です。
個人的にはエンジン内部のパーツは当時のオリジナルに拘る必要はないと考えます。
目に見えない内部のパーツは現代の技術で作られた精度の良いパーツを使えば新車の時よりもパワーは出ると思います(組み方の問題もありますが)
でも目に見える外観、インテリア、エンジンルーム内のパーツ等は出来るだけ当時の物、もしくは当時の雰囲気がある代替品を使いたいですね。
この 1976 年式フェラーリ 308GTB も現代の技術で作られたピストン等を組み込めばきっと 1976 年当時の新車では味わえなかったフィーリングを感じることが出来るはずです。
でも「雰囲気」は大切です。
あくまでも個人の意見ですが(笑)
2021/05/06
ゴールデンウィークも終わり今日から通常営業です。
連休中にお問い合わせ頂いたメール、ファックスやご注文頂いた商品の発送が予想外に多かったです。
当社が取り扱っておりますクラシックカー専用エンジンオイル「AGIP Novecento」も本日業者様から 15W-50 の 30 リッター缶をご注文頂きましたので早速梱包/発送です。
最近は AGIP Novecento をご使用されたオーナー様からも好感触のご感想を頂いております。
本日頂いたメールをご紹介します。
「頂いたオイルは良いですね。サーキットを走っても油温の上昇も軽やかだし油圧も安定して高回転でのトルク感も増してクラシックフェラーリには抜群の愛称です。」
このようなご感想頂けると非常に嬉しいです。
とにかく日本では今まで輸入されてなかったクラシックカー専用オイルですので、とにかく少しでも多くの方に使って頂き良さを体感して頂くのが一番です。
まだまだ認知されておりませんが少しでも「おっ!このオイル良いね~」と言って頂けるように今後も努力していきます。
AGIP Novecento をお取り扱い頂ける業者様も募集しておりますのでご興味ございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。
2021/04/20
お客様からのご注文分で取り寄せましたフェラーリ 512TR 用のヘッドライト(ロービーム)です。
お車がヨーロッパ仕様でしたので、車検用に日本仕様をご依頼頂きました。
毎回車検で苦労されていたそうですが、これで安心です。
ヘッドライトは結構種類あります。
ヨーロッパ仕様
アメリカ仕様
フランス仕様
日本仕様(右ハンドル仕様)
等です。
フランス仕様は知ってる方は知ってますが、ライトが黄色です。
これ意外とカッコイイです(笑)
2021/04/14
お客様からご注文を頂き探していましたフェラーリ 365GTB/4 デイトナ用のテールランプベースがようやく 1台分揃いました。
365GTC/4 用とよく似ていますが実は違います。
このあたりどこで判断するのか正直分かりませんでしたがイタリアのクラシケの仕事をされてる某ボディショップの方に教えてもらいました。
またひとつ勉強になりました(笑)
自分がこの仕事を引退するまでもう一度依頼があるのかな?とは思いますけど(苦笑)
2021/04/08
以前もブログで書いた記憶ありますが、私は個人的にランボルギーニ カウンタック等に使用されている ABC ペダルのラバーがスキです。
ABC と言うのは
A = アクセル
B = ブレーキ
C = クラッチ
です。
何がスキかというと無駄に「LAMBORGHINI」と書いてあるところです(笑)
お陰で?レプリカ品なんかは出ていません。
わざわざ「LAMBORGHINI」の型まで作ってレプリカ作るメリットあまりないですから。
こちらはフェラーリ用
レプリカ品は出てます(笑)
でもクラシックモデル(1970年代まで)は非効率的なパーツが付けられていますのでパーツ単品でもアートな物は多いです。
灰皿、ステアリング、ミラー、ランプ、スイッチ等相当手の込んだパーツ多いです。
2021/04/05
2 種類あるフェラーリ 512TR のラジエーターサブタンクを偶然にも同時に別々のお客様からご注文頂いたので比較して違いを見てみました。
エンジン番号 34888 までと 34889 以降で分かれております。
形や大きさは一緒です。
違いはココ!!
パイプの数が違います。
エンジン番号 34888 までの車両にはこちら、品番 148514 が適合します。
そしてエンジン番号 34889 以降の車両にはこちら、品番 155027 が適合します。
エンジン番号をお確かめ頂かなくてもラジエーターサブタンク自体を見て頂きパイプの数確認して頂ければ大丈夫です。
エンジン番号は車検証には記載されませんのであくまでもエンジンブロックの刻印確認して頂く必要ありますので結構面倒なんです(汗)
2021/03/26
ウェブサーバー移行の為、お休みしておりましたブログ更新ですが思ったよりも早く作業が終わりましたので再開です。
お客様には大変ご不便とご迷惑をお掛け致しました。
お客様からご注文を頂いておりましたフェラーリ 275GTB/2 のブレーキマスターシリンダーとブレーキキャリパーキットが到着です。
ブレーキマスターシリンダーは「ダンロップ」タイプになります。
そして問題はブレーキキャリパーのリペアシールキットです。
何が面倒かというと、275 等のモデルはダンロップ製のブレーキキャリパーが使用されておりますが、サイズが「インチ」なんです。
フロントは 2-1/8″、リアは 1-1/2″ になります。
50 年以上も前のクルマですので一応現在でも純正サイズが装着されているか確認をします。
でもシリンダーにハッキリとサイズが記載されていないのでシリンダー径を計測してもらいますが、ミリをインチに変換しないといけません。
慣れないインチ早見表を見ながらミリからインチに計算して・・・「大丈夫、サイズ合ってます」って感じになります。
ただ今回はフロント側は大丈夫でしたが、リア側がサイズが違っていました。
それにしてもインチ計算は面倒くさい!!
2021/03/15
フェラーリ 308GTB 用にご注文を頂きましたリアキャリパー Assy です。
今回は左右セットで手配をしました。
オリジナルの Ate 製は供給終了しておりますがイタリア製の社外品が出ております。
Ate 製のオリジナルキャリパー用には Ate 製のキャリパーシールキットが出ておりますので状態によってはキャリパーシールキットを使用してオーバーホールすることも可能です。
フロントキャリパーシールキット、リアキャリパーシールキット共に現在ヤフオク出品中です。
直接お問い合わせ頂いてももちろん大丈夫です。
ちなみにこのキャリパーは Dino 246GT、Dino 308GT4、308GTB/GTS、308GTBi/GTSi、308QV に適合致します。