2020/06/17
フェラーリ V12 用といっても1960年代、1970年代のフロント V12 エンジン搭載モデル用ハイトルクスターターモーターです。
今回は純正オリジナルのスターターモーターがクルマには装着されており特に問題は出ていないのですが、万が一に備えて準備されるそうです。
当時物は入手難しいですし、オーバーホールも軽い症状であればなんとかなりますが交換部品がなければ厳しいです。
そこで普段はこのハイトルクスターターモーターを使用して、オリジナルは保管するという方法をお勧めしました。
確かに現代のスターターモーターであれば安心感はあります。
でもクルマのオリジナリティを考えると絶対にオリジナルのスターターモーターは残しておかないとダメです。
例えば過去にあった話ですが、オリジナルのヘッドライトは暗いので新しい現代のヘッドライトに交換しておきましたと修理屋さんに言われたクラシックフェラーリのオーナーさん。
確かに良いことをしてもらえたのかもしれませんが、その修理屋さんは交換した古いオリジナルのヘッドライトを捨ててしまったそうです・・・残念
その修理屋さんはオリジナルの価値は分からなかったようです・・・せめて交換した古いパーツはもらいましょう。
2020/06/11
Ate 製のブレーキキャリパーシールキットが入荷しました。
当社在庫分ですのでご注文頂ければ当日発送出来ます(数に限りありますのでご注意下さい)
95691531 フロントキャリパーシールキット (デイトナ/412/365BB/512BB/512BBi/テスタロッサ)
95691532 リアキャリパーシールキット (デイトナ/412/365BB/512BB/512BBi/テスタロッサ)
95691535 フロントキャリパーシールキット (Dino 246GT/Dino 308GT4/308 2V/308QV)
95691536 リアキャリパーシールキット (Dino 246GT/Dino 308GT4/308 2V/308QV)
お問い合わせはメールにてお願い致します。
2020/06/10
ヨーロッパから 1980 年フェラーリ 512BB (キャブ) の情報が入りました。
1976年~1981年に 929 台のみ生産されたキャブレター仕様です。
出来るだけ当社が拘って探すのは「どの程度オリジナリティが高いか」です。
世界中には色々な状態の 512BB が存在します、ピカピカにフルレストアされた個体、色々と改造された個体等々・・・その中でも個人的には「変な」改造や「変な」パーツが付けられていないオリジナルの度合いが高い個体を常に探しています。
それは必ずしもレストアしてある個体ではないです。
レストアと簡単に言うことは出来ますが本来のレストアの意味は「復元」ですのでお間違いなく、綺麗にするのがレストアではないです。
個人的にレストアとは可能な限りオリジナルのパーツを使用して当時(新車時)の姿に復元することだと思っています。
壊れてもいないオリジナルのパーツを不必要に交換する必要性も私は感じません。
仮に壊れたら「修理」をしてまた再利用する、修理不可能であればオリジナルのスペアパーツと交換する、オリジナルがなければオリジナルに近い物で代用するなどの順番があると思っています。
でもこの価値観はあくまでも私個人の価値観です、従って全ての方に私の価値観を押し付けるつもりもありません。
ただ世界中で「私も同感です」と感じて頂ける方が少なからずいると思いますし、その方には今回ご紹介する 512BB の良さもご理解頂けるかと思います。
私の中ではオリジナリティが高ければ金額も高いのは当たり前です。
当然クルマは「走る」「止まる」のは当たり前の前提でご紹介しております。
クルマ自体のオリジナリティ以外にも、この個体が新車時から現在まで歩んできた「歴史」もどの程度まで分かっているかも重要だと私は思っています。
この個体も当然 100% ではありませんが見る限りオリジナリティは高いです。
エンジン番号、ミッション番号、ボディ番号もマッチングしています。
エンジンは 2015 年に車から降ろされタイミングベルト類の交換等もされております。
新車当時から現在までのオーナーシップもハッキリしています。
残念なのは新型コロナウイルスの影響でヨーロッパに見に行くことが出来ない事です・・・
ご興味ございましたらメールにてお問い合わせ下さい。
2020/06/08
当社で独占販売をしておりますイタリア AGIP 社のクラシックカー専用エンジンオイル「AGIP NOVECENTO」をご購入頂きましたフェラーリ 308GTB のオーナー様より写真を頂きました。
「ありがとうございます!早速使用させて頂きました!」
先日テスタロッサにも使用して頂き、今度はランボルギーニ カウンタックにもご使用頂く予定です。
感謝です!!
2020/05/30
フェラーリ 365GT4/2+2 用にご注文を頂きましたデスビキャップが入荷です。
このデスビキャップは当時の「MAGNETI MARELLI」製ではなく社外品になりますが 1970 年代頃までの V12 エンジンであればどのモデルにでも使用可能です。
水平対向のテスタロッサにも使用出来ます。
こちらは当時物のデスビキャップ、フェラーリ Dino 206GT 用の中古品です。
この「MAGNETI MARELLI」の名前があるだけでも相当レアです今の時代は・・・
MARELLI 社は昨年、日本のカルソニックカンセイと経営統合しましたが、もう一度 MAGNETI MARELLI のブランドでフェラーリのパーツ再生産してくれないかなぁ~と勝手に思っています。
AGIP の名前が復活して、またエンジンオイルが AGIP の名前で販売されたように、MAGNETI MARELLI も 1970 年代のフェラーリ F1 では必ず目にする名前でしたので何かしらの形でクラシックフェラーリ用に復活してくれることを願います。
2020/05/26
ヨーロッパから刺激的なオッファーが入りました。
フェラーリ F40 用 4点式 Sabelt 製シートベルトセット (中古) です。
状態はかなりいい方だと思います。
もちろん金額も刺激的~(笑)
ご興味ございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。
2020/05/22
ほとんどのモデルに使用出来るフェラーリ純正のホイールセンターキャップが何個か入荷しました。
ただ F355 頃までの旧タイプではなく現在供給されている新タイプの為、跳ね馬のデザインや黄色の色合いが旧タイプとは異なります。
サイズは旧タイプと同じですのでデザイン気にしなければ古いモデルにも装着可能です。
旧タイプからの交換であれば、出来れば 4 個全部変えた方が統一感はありますよね。
2020/05/19
フェラーリ テスタロッサのセンターロックナットが一台分入荷しました。
今回はテスタロッサ用にご注文頂きましたが 288GTO も同じです。
まだこのセンターロックナットは純正供給がありますが、ちょっと古い 365BB や 512BB 用の3本爪のセンターロックスピンナーはもう純正品の入手が出来ず ボラーニが作っているちょっと跳ね馬のロゴが不細工なものしかないです。
個人的にはセンターロックの車がスキです。
Dino でもどちらかと言えば Dino 206GT や Dino 246GT Tipo-L のセンターロックモデルがスキですね。
まぁ好みですけど (笑)
2020/05/15
ようやくタイミングベルトの補充が出来ました。
V8 2バルブ用 (BB や 308 等)
V8 4バルブ用 (308QV/328/F40 等)
V8 F355/360 モデナ用
テスタロッサ/512TR/F512M 用
お客様からのご注文分抜くとまだ少しは残るかな。
来週はもっと部品が届く予定です。
2020/05/11
ようやく少しづつですがフェラーリのパーツがヨーロッパやアメリカから入荷し始めています。
国内調達も含めて取れる所から取り寄せていましたが、今週末から来週初め頃にかけてはドド~んと数百万円分のパーツが到着する予定です。
それでもまだまだ少し時間掛かるパーツもあります。
でも「普通」がどれだけありがたかったか深く考えさせられる出来事です。
「当たり前」にもっと感謝しなければいけませんね。