2017/03/14
本日到着したランボルギーニガヤルドのクランクシール、別に特殊なシールでもないです。
ただ、よ~く見ると・・・
こんなところにも VW とアウディのマークが入っています。
今までのフェラーリやランボルギーニでは絶対にあり得ません。
おまけにランボルギーニの品番も入っています。
昔のフェラーリやランボルギーニのパーツはメーカーで在庫なくても探せば案外フィアットとかアルファロメオのパーツを使ってたりしましたし、オイルシールなんかも製造メーカーから出てきましたからね・・・
さすがに時代が変わったって感じします。
2017/01/14
ランボルギーニ ミウラ用のパワーウィンドウスイッチが入荷しました!!っと言っても残念ながらオリジナルではないです・・・
リプロ品になりますが当然機能的には問題ないです。ただオリジナルと少しデザインが異なります。
ミウラ P400S の途中辺りからこのタイプのスイッチが付くと思いますが、本来は矢印のロゴの反対側の表面がギザギザになります。
スイッチ本体は違う車種の物ですが、こんな感じです。
まぁようするにこのギザギザのあるスイッチに矢印のロゴがあればパーフェクト?かな。
でも今回入荷したスイッチは海外の某有名レストアラーに探してもらって購入したのですが、私はこのレストアショップが何十台ものミウラを過去にレストアしてきているので信頼してこのスイッチもお願いしたのですが・・・残念です・・・本人は違っていた事に気づいていないようでした・・・
ランボルギーニ社にもクラシケの部門が出来ましたがまだまだです・・・根気よくまたオリジナル探します。
今回入荷したスイッチも何度も言いますが機能的には問題ないのでもちろんご購入して頂けます、1セットのみですが在庫ございますので。
2016/12/13
お客様からご注文頂き探しました!!HELLA 製のフロントフォグランプです。
こちらはランボルギーニ カウンタック アニバーサリー用になります。
そう、アニバのフロントフォグランプは CARELLO 製ではなく HELLA 製がオリジナルなんです。
パーツカタログにも HELLA と記載されていますが、実は品番が 5000QV などと同じ 006309411 なんです・・・
なので当時ランボルギーニに 5000QV 用の CARELLO 製フロントフォグランプが欲しくて注文をしましたが届いたのはアニバ用の HELLA 製だったことがあります。
今では CARELLO 製も HELLA 製も在庫残っていないので注文も出来ませんが・・・
今回も当然メーカー供給終了になっていましたので他のルートで新品を探し当てました。
次回入荷は・・・未定です・・・
2016/12/09
国内でフェラーリ F355 用のオルタネーター(デンソー製)のオーバーホールをしました。
どうですか?新品みたいでしょ?
ただただ綺麗にする訳ではなく、ちゃんとオーバーホール前にどこが悪いかを点検してもらいオーバーホールをします。
もちろん完成後はテストもしてもらえます。
新品で購入すると17万円位しますから・・・
こちらはフェラーリ 360 モデナ用のエアコンコンプレッサーで以前オーバーホールしてもらいました。
このエアコンコンプレッサーは新品ですと40万円もします!!
絶対にオーバーホールの方がお得です。
この他にもスターターモーター(セルモーター)のオーバーホールもしてもらえます。
フェラーリ以外の車種(国産車でも輸入車でも大丈夫)でも当社にお問い合わせ頂ければご対応させて頂きます。
電装屋さんの中には「フェラーリ」って聞くだけで「やりたくない・・・」と断るところもありますしね・・・
逆に「フェラーリ」って聞くと金額がボーンと上がるところもありますしね・・・
とにかくオルタネーター、エアコンコンプレッサー、スターターモーターのオーバーホールは当社までメールにてお問い合わせ下さい。
2016/11/11
現在はメーカー欠品になっていますランボルギーニ ディアブロ 6.0 用コンプリートウォーターポンプが入荷です。
以前は10万円前後でしたが、次回からは30万円くらいになるそうです・・・汗
MY99 ディアブロ/ディアブロ SV/ディアブロ GT にも適合します。
残念ながらお客様からのご注文分ですので当社に在庫は残っておりません・・・再供給は来年の予定だそうです。
2016/11/05
ご無沙汰致しております・・・すみません。
お休みしていた訳ではございませんがブログ未更新の時にもパーツは毎日のように到着しております。
ランボルギーニ ミウラ用のクラッチマスターシリンダーです。
クルマは〇億円になっちゃいましたが、このパーツは100万円もしませんのでご安心を・・・
GIRLING製でまだ入手には問題なさそうです。
あっという間に年末を迎えそうな予感・・・汗
2016/10/26
現在ランボルギーニ社から供給されているミウラ用のウォーターポンプシールは画像右側の白いテフロンシールです。
ただ何故かあまり評判が良くなく、昔ながらのラバータイプ(画像左側)がいいというお客様がほとんどです・・・
残念ながらこのラバータイプはメーカー供給が終了しておりますので簡単には手に入りません。
今回イタリアから2個だけ入手出来ましたが今後の供給も考えもう少し入手出来る時には当社在庫分として入手しておきたいです。
ちなみにカウンタックにも使用可能です。
2016/10/20
お客様からご注文を頂いておりましたランボルギーニ カウンタック LP400 用のルーフパネルが到着しました。
LP400 の特徴は言わずと知れた「ペリスコープ」です、LP400 のみ天井に窪みがあります。
今回は間違いなくこの窪みがある「ペリスコープ」タイプか事前に画像などで確認をしてから取り寄せました。
運よく確認せず間違いない物が届けばいいですが、大きな梱包で送られてくるので万が一間違っていたりしたときの時間や経費は痛いですから・・・
とりあえず間違いなくペリスコープタイプが到着して一安心です。
ちなみに海外にて綺麗なカウンタック LP400 の売り物情報ございます。
2016/10/11
今回あるクルマ用にブレーキのリザーバータンクを探していました。
前々から入手が簡単ではなかったのですがそれまではなんとか色々なルートから入手していました。
探していたのはこのタイプ↓
いつも頼んでいたショップでは「生産終了の為、入手不可」と連絡があったので色々と調べると・・・某海外の通販サイトにたどり着きました。
ここでは同じ画像のタンクが通販サイトに出ており「オリジナル」と出ていました。
過去に取引したことのあるショップでしたので「大丈夫だろう」という安易な気持ちでオーダーをしましたが・・・
届いたのはこれ↓
ん~まぁ似てると言えば似てますが・・・違いますね・・・
比較するとよく分かります。
ただ全く使用出来ない訳ではないので事前にお客様に了解が取れていれば全く問題ないのですが、やはりオリジナルでと言われれば・・・使用出来ません・・・
今回は予定よりも倍くらいの金額でなんとかオリジナルを入手出来ましたが少し痛かったです。
通販サイトも便利にはなりましたが出来る限り現物と同じ画像を出してほしいです。
まぁ題名のような深刻な恐ろしさではないですが、金額が高い商品ですと間違いなく冷や汗でますので。
2016/10/03
先日ランボルギーニ社に新設されたクラシックカー専門の「ランボルギーニ・ポロストリコ」のトップであるエンリコ・マッフェオ氏が来日された時にお会い出来る機会がございましたので色々と話を伺ってきました。
「認定」の話はまた後日ということで今回はクラシックモデルのパーツ供給についてお話ししましょう。
ランボルギーニ・ポロストリコでレストアをしたこの緑色のミウラの写真も細かく見せてもらいましたが結構オリジナルの度合いが高いと写真を見る限りは思いましたので、「これらのパーツは再生産するのか?」と聞いてみました。
すると当時のパーツの図面などが残っているのでその図面を基に再製造するようです。そこで「これらのパーツはパーツのみの供給もするのか?」と聞いてみると現在ランボルギーニではディアブロまでのクラシックモデルのパーツ供給にも力を入れているのでミウラに関して言えば全体の6割くらいのパーツは現在供給可能との回答でした。
「過去にフロントエンブレムを購入したらオリジナルとかけ離れたエンブレムが届いたけど現在はどうなのか?」と聞いてみるとこの緑色のミウラに装着したというエンブレムの画像を見せてくれました。
そのエンブレムは間違いなく当時のオリジナルと同じデザインで2本のリベットも付いていましたので「これは間違いないかも」と思い後日ランボルギーニにエンブレムを注文することにしました。
他にも細かなパーツのことを聞いてみましたが正直彼はポロストリコのトップではありますが、実際にエンブレム一枚がオリジナルかどうかをチェックしたりするポジションの人間ではないので分からないとも言っていました。(確かに・・・)
フェラーリの場合でもそうですが、現に倒産したり廃業した当時のパーツ製造メーカーがありますが、それらのパーツが必要な場合はその当時の製造メーカーのロゴだったり名前だったりが入るのか?
この件に関しても質問してみましたが、実際には入らない?そうです、例えばミウラのホイールを当時製造していた「CAMPAGNOLO」の名前が新しく供給されるホイールには入るのか?その答えは刻印は入らないがステッカーを付けるとのことでした。
おまけにランボルギーニ社の決まりでマグネシウムの素材が使用出来ないそうで今後再供給されるであろうミウラのホイールは全てアルミ製だそうです。
個人的には今後もクラシックモデルのパーツを再供給する方向なのは非常にありがたいのですが、例えば全体の6割が供給可能と言われるミウラのパーツでもどこまでオリジナルが忠実に再現出来ているのか?が一番の疑問です。
この件も聞いてみると「とりあえずオーダーして届いて違っていたら教えて」・・・という回答でした・・・(汗)
そんなこんなでとりあえず分かりやすいミウラのフロントエンブレムやカウンタックのサイドに付くベルトーネのエンブレムとホイールバッジを試しにオーダーしてみました。
結果がこれです↓写真一番左は過去に送られてきたミウラ用のエンブレムとされるもので今までで一番最悪な出来のエンブレム、真ん中のエンブレムが今回送られてきた物、そして右はオリジナルです。
結論から言うと・・・残念です・・・現在供給されているエンブレムは昔の酷いエンブレムに比べればよくはなりましたがオリジナルと同じではないです。
下の写真は今までで一番酷い出来のエンブレム(左側)と新しいエンブレムの比較です。良くはなりました。
そして下の写真は新しいエンブレム(左側)とオリジナルの比較です。
良くはなりましたがオリジナルと同じではないです。2本のリベットもありませんし、材質も異なり新しい物はかなり重量があります(七宝かな?)
他のエンブレムはどうでしょう?
下の写真はカウンタックのサイドに付く「disegno BERTONE」のエンブレム(フェラーリ 308GT4 も同じですね)とホイールのセンターバッジです。
残念ながらベルトーネのエンブレムは全く違います・・・ホイールのセンターバッジは同じかな。
写真が悪いですがオリジナルのベルトーネエンブレムはこれが正解です↓
結論としてはこちらのリクエストに近い当時のオリジナルパーツの再供給にはまだまだ努力は必要だと感じます。
ただ私のようなマニアックな人の為に作られるものではない?のかもしれないので例えば今回のフロントエンブレムに関してもこのままの可能性はあります。
今度は機会があれば実際にサンタアガタのポロストリコを訪れてもう少し詳しく説明を受けてみたいです。